吉田美保子の some ori ノート

めとさまから柄のお返事

2013.10.20

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柄のご提案と「紅」の色見本をお送りしてから数日後、めとさまからメールをいただいた。
書かれていたのは「整理しきれず悩んでいる」などなどと。
それに続けてなんと!!!
「もしよろしければ、再度、工房にお邪魔してもよろしいでしょうか。直接対話できたら…。何より、もう一度吉田さんにお会いしたいという気持ちでおります。」
とのお言葉が!
びっくりマークを何度もつける程のことかとお思いかもですが、何と言っても遠いのです。300km超ですよ。時間もお金もエネルギーも、たっぷり必要な距離なのです。
そっか、この前、お会いしたとき、私が聞き逃したことがあるんだな。もしかしたら、聞けたのに柄に落とし込みきれなかったか。うーむ。色の把握が違ったのか、、、
が、「紅」色については、「ばっちりつかんでいる」と書いて下さってる。
「ただし、着物に入れるべき紅かというと、迷いが生じてしまって。少し主張が強すぎるかと悩んでしまい、これもご相談事項の一つです。お話しする中で見えて来るような気がして、先ほどのお願いに至った次第です。」
なるほど、なるほど。
とにかく、もう一度お会いするのは、私も望むところです。まだ霧は晴れ切ってはないのです。すこし雲の切れ間がのぞけたけど。もうちょっと風が必要だ。
本当は私の方が出向ければいいのですが、それが出来ず心苦しいです。
写真は、めとさま歓迎のための花。台所がそのまま染め場で、打ち合わせルーム(?)です。このバラの色が、めとさまが望まれる「紅」であるとふんだ。本当は和花の方がよかったけど、うちの界隈じゃ手に入らない。

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