吉田美保子の some ori ノート

めとさま、ラストじゃないけどラストスパート

2013.12.18

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めとさまのお着物、筬通しのやり直しです。やっぱ、51羽はゆるかった。一羽の違いがこんなにもって思い知らされる。どんな布を目指すかってことは、全方位から攻めねばだ。
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朱の糸です。メインの朱もホンの少々だけ、染め重ねる。こっくりした感じ、もうちょっとだけ。茜の成分、もうちょっとだけ。紅葉の色だ。
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こちらは地のピンク。昨日の段階で「だいたい良し」だったんだけど、ちょっと可愛らしすぎに見えてきて、そうするといても立ってもいられない。地の部分は分量が多いから、全体の印象が決まってくる。ほんの少々大人っぽさを加えよう。それで透明感を保ちつつグレー味を極少加えたピンクにする。
めとさまは、「普段に、出来るだけ長く着られる袷の着物」をとお望みだ。普段着であること、30代になっても、40代になっても、50でも60でも70でも、出来ればオーバーエイティでも着られること、、、、めとさまのオンリーオンリーは、もうすぐ全容を現します。

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