吉田美保子の some ori ノート

めとさま、佳境

2014.01.12

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めとさまのお着物、佳境を迎えております。まあ、順調と言っていいでしょう。日々、たんたんと進んでおります。
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目の前の織りに没頭してますが、めとさまとのやり取りを思い出したり。その集大成ですものね。気を緩めず、かつ心は開放してがんばろう。
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しかーし、いろいろあったのよーー。織りはじめてすぐの頃、まだ調子を整えてる頃に、うるさいとのお叱りが、上の上の上の階の方から、大家さん経由で。ひぃー。すぐに対処。織機の下に、もう一枚消音材を敷き、カーテンを閉めて織ることにする。(写真は休憩時です。カーテン開けて、一呼吸)
ずっと同じ機織りってものをしてますが、ごくごくたまに、苦情が来ます。その都度、誠実に対処です。ちょっと前に織機の部屋に、畳を敷いたのが最大の奥の手だったのだけどね。今回はそれでもダメだった〜。
同じことやってるのに、苦情が来る時と来ない時があるのは、おかしいんだけど、実は自分では勘付いてます。夢中になりすぎて、視野が狭く、織ることにのめり込みすぎると、ダメなのです。気持ちを楽に、リラックスして、悠々と織るといいみたいなのよね。一生懸命すぎるとダメって変なのだけど、そういうものか。
その後は苦情もなく、肩の力をなるべく抜いて、りきみも抜いて、淡々と織ってます。優しく丁寧に。りきまないと、力を込めても大丈夫みたいなのよね。

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