吉田美保子の some ori ノート

Shining Green

2017.09.22

きおさまのONLY ONLY のお着物、仮絵羽仕立て、出来てきまして、写真撮影をして、本日、きおさまの元にお届けできました。実は、ちょっと前にできていたのだけど、大活躍のきおさま、海外出張中だったため、今日になりました。

お会いしてお納めする予定でしたが、きおさま、次の出張が迫っていて、そのあとのお納めだと、仕立てる時間がもったいないということで、急遽、送りでお納めとなりました。お会いしたかったですが、急いで仕立てて、お召しになりたいというお気持ちは、とってもうれしいものでした。

一昨日、私は発送準備をしながら、あらためて自分が織ったお着物を眺めていたら、きおさまのお顔が浮かびました。これは本当にきおさまにピッタリだ。よかった、お喜びいただけると確信しました。

タイトルを「Shining Green(シャイニンググリーン)」とさせていただきました。きおさまの輝くお姿、そのものだからです。

もともとの目標の、大阪の東洋陶磁美術館の「飛び青磁花生け」に通じるものも見出せますよね。光輝いていて、存在感があるところ。そんな感じを目指して、もがいたなあ〜。

本日お昼過ぎに、きおさまから、ありがたいメールが届きました。

冒頭からうれしいお言葉、
「とても綺麗です。Shining Green ぴったりです。」

きおさま、こう続けられます。
「私は以前紫系の着物を沢山着ていましたがある時しっくり来ない事に気が付きました。どうしてだろうと考えていましたら年齢だと気付きました。年を取り若さが無くなりもっと綺麗な色を身に付けなければいけないと思いました。特に着物は全身を覆ってしまうので色や柄は大切です。とても素敵な今の私に合う物を作って頂きありがとうございます。仕立て上りましたら是非お披露目したいです。」

きおさま、とても若々しい、海外を飛び回って仕事される方なのですが、年齢って考えざるを得ませんよね。きおさまは、まさに、自分にあったオシャレをなさる方です。

その上、きおさま、こう続けられます。
「私はヨシダさんの純粋さが大好きです。一緒にお話ししていると心が洗われるようです。これからもお付き合いを宜しくお願いします。多分、○○さんもヨシダさんの作品だけでなく人柄にも惹かれたのだと思います。素敵なヨシダさんを紹介してくれた○○さんに感謝です。」

ひょー、感涙、、、
きおさま、大感激のメール、どうもありがとうございました。(○○さんとは、きおさまのお友達で、私もとてもお世話になっていた方です。あちらに旅立たれましたがとても素敵な方です。)

きおさまの3回目のONLY ONLY ストーリーはこれにて小休止です。次はきっと、Shining Green をお召しの姿を御披露いただけたことを書けると思います。とても楽しみです。

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