吉田美保子の some ori ノート

ふふさまと。

2014.02.28

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ふふさまと新富町のお店を出て、駅まで一緒に歩いた。落ち着いた、静かな会話に、エキサイトした。お仕事のことも話して下さってうれしかった。第一線の説得力がある。私の知らない世界を教えてくださった。
私の頭の中には、ふふさまの人となりと共に、帯の構想が具体的に落とし込まれてきている。
ふふさまとの会話を反すうする。4枚の試し織り、はじめの2枚だけでも十分好きだとおっしゃってもらってうれしかった。でも、3枚目と4枚目、見ちゃったから。
緯糸をビス糸にするのも決定した。繭の内側の柔らかい部分であること、それゆえ、太さが一定でなく、染めむらになりやすいことなどもお伝えしたら、「それが面白いんじゃないですか!」って。
うん、ONLY ONLY はやっぱ、二人で一緒に作って行くものだなあ。ONLY ONLY の醍醐味みたいなもの、感じてもらえたと思うし、とうの私も実感した。記念すべき夜。

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