吉田美保子の some ori ノート

ふふさまからのお返事。

2014.03.03

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ほどなくして、ふふさまは、きれいな、丁寧な手書きのお手紙を添えて、試し織りなどご返送下さいました。赤文字で変更指示がいっぱい入ってるんじゃないかと覚悟していたのですが、それはなかったので、ご希望をちゃんと捉えてられてたなと、安堵。
いただいたすてきなお手紙、ちょっとだけ引用しながら、ご紹介させてくださいね。
まず「いいですね。」って書いていただいて、大安堵。思わず顔がほころびました。つかんだものは間違ってなかった。
「青と紫もこの色でお願いします。」「地の色合いも、織りの雰囲気も文句なし。」「青みの銀糸の入り方も、うるさくなく、さりげなく、アクセントになっていて、いいですね!」と、書いて下さって、心底ほっとした。
そして、「説明図や模型図がすてきだ」と書いて下さってます。そ、そうですか?伝えようと必死に書いたのがよかったかな?「おタイコになった時の様子や前柄もイメージしやすかった」と。やった!そのためにがんばったもんね。
「このまま進めていただけますか?」はい!
「お値段ですが、いいんですか?安すぎませんか?いっぱいわがまま言って、好きなだけ注文をつけたのに、、、、ちょっと申し訳ない感じです。」いいんです。普通の値段です。私の織物を呉服屋さんなどでお求めいただくのとだいたい同じです。もうちょっと上げたいという本音はありますが、もうしばらくはこの設定で。
お手紙読んで、さっぱりしている中にも、深い愛情を感じたなー。ふふさまは、きっとそういうお方なのでしょう。では帯も、そんな感じで行きましょう。クールで、シャープで、でも根底には優しさや愛情が満ちている。それを目標に行きましょう。

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