吉田美保子の some ori ノート

バケットで舌を突き刺す。

2014.03.19

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うちから一番近いおいしいパン屋さんは、相模大野のメゾンカイザーだと思っている。そこのバケットモンジュは、皮がぱりっとして、大変美味。が、大変にかたい。その日に食べ切らない分は冷凍する。後日、オーブンで焼くと遜色無くおいしい。が、皮のかたさは倍増している。
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気をつけて食べればいいのだろうが、おいしくて夢中で食べる。で、気がつくとバケットの鋭くかたい皮で、グサリと舌を突き刺している。しょっちゅうだ。
舌が傷ついてると、痛いし、大変わずらわしい。それをなぐさめるには、強い酒を飲むといいと気付いた。ウィスキーがいいね。ロックでいただくと、冷たさも相まって、舌がしびれて、しばしわずらわしさを忘れられる。その上おいしい。
強い酒を飲むとその後動けないので、日中は晩酌を楽しみにせっせと働く。なかなかの好循環だ。
写真は、ふふさまの緯糸。ビス糸(蚕が自分に一番近いところに吐く、柔らかくて繊細な糸)です。天野志穂実さん撮影。

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