ブラッシングカラーズが終わった朋百香さまの ONLY ONLY 、タテ糸を巻き直して、さあいよいよ織りです。
織りの工程は、無心になれます。特に、この後仕立ててもらうのだから、完成形を把握する命題が半分で済む。ということは、ますます無心であるのが許される。
のびのびと織ります。
鞄になった時のアクセントになる部分は積極的に入れていきます。うるさくならないように。でも確実に。遊びごごろもふんだんに織り込む。
この後、善林さんが仕立ててくれ、朋百香さまが使ってくれる。それが分かっているのが良い。それが面白い。
布の良さを確実に引き出して、的確な仕事を施してくれる善林さんと、出来上がった鞄を、抜群のコーディネートで使いこなして、息を吹き込んでくれるだろう朋百香さま。お二人を布を織ることで、接着している私。
共同作業は楽しい。