吉田美保子の some ori ノート

朋百香さま、織ってます

2017.10.11

ブラッシングカラーズが終わった朋百香さまの ONLY ONLY 、タテ糸を巻き直して、さあいよいよ織りです。

織りの工程は、無心になれます。特に、この後仕立ててもらうのだから、完成形を把握する命題が半分で済む。ということは、ますます無心であるのが許される。

のびのびと織ります。

鞄になった時のアクセントになる部分は積極的に入れていきます。うるさくならないように。でも確実に。遊びごごろもふんだんに織り込む。

この後、善林さんが仕立ててくれ、朋百香さまが使ってくれる。それが分かっているのが良い。それが面白い。

布の良さを確実に引き出して、的確な仕事を施してくれる善林さんと、出来上がった鞄を、抜群のコーディネートで使いこなして、息を吹き込んでくれるだろう朋百香さま。お二人を布を織ることで、接着している私。

共同作業は楽しい。

カテゴリー