さあ、布が織れました。蒸して、水元して、伸子(しんし)張りして仕上げます。うん、いい感じね。
布は、濃くなりすぎて重いイメージにならないようにしました。朋百香さま、明るめの軽快な色、似合われると思うんだ。「洋服はモノトーンや紺、グレーベージュ系の色彩が多い」とのことだったので、それに合うように。
写真は、伸子張りしているところ。鞄の布は短いので、工夫して、部屋の柱から織り機の柱に斜めに張りました。張れる場所があるっていうのが、実は地味に大事なんです。新しいマンションではなかなかないのだ。うちは古くてよかったのだ。
さ、善林さんに発送です。