吉田美保子の some ori ノート

森康次先生

2014.09.28

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森康次先生の個展のギャラリートークに、銀座もとじさんに伺いました。この個展のために作られた新作をぜひ拝見したかった。森先生とお弟子さまの佐藤さんにお会いしたかったです。
30分も前に銀座に到着。森先生の刺繍の美しさを堪能しつつ、トーク会の開演を待ちました。鞠の付け下げ、すてき。こんなの着たら世界観が変わるかも。
待っている間に、森ファン、もとじファンのお客さまがどんどん集まってらっしゃいました。さすがーー!
以前に森先生からメールをいただきました。ものすごくお優しいありがたいメールでした。勝手に引用。(ごめんなさい、森先生)
『私も来年は69歳、もうすぐ70です。
このくらいまで続けると、ちょっと面白くなってきます。
見えなかったものが見えるようになって 、分からなかったものが理解できるようになりますから。
歳を重ねるのもなかなかいいものですよ。
吉田さん、何が何でも続けてください。
そして「ちょっと面白くなってきました。」って、聞かせてください。』
じーん。あ、あ、ありがとうございます。はい、何が何でも続けます。ちょっと面白くなってきたっていう境地は、まだまだまだまだ遠いのだけど。
お弟子さまの佐藤未知さんとも、感激の再会でした。スッキリ美しいご様子に、着実に仕事を重ねてらっしゃるんだなって思いました。別れ際に、小さな包みを下さいました。京都のお土産だと。まあ!
うちに帰って、包みを開けると、かわいい飴が出てきました。色もいいのよ。きれいな黄色と緑。
あ!!!!これは、森先生が私にご用命くださり、佐藤未知さんと何度も何度もやり取りを重ねて作ったPure heart Michi だ!!試し織りをお送りしたことなど、昨日のように思い出す。
佐藤さん、お気持ち、しっかり受け止めたよ。ありがとう。お互い、がんばろう!

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