この春のある日、たくさま がお手紙くださいました。
美しく、丁寧な優しい筆跡で、悪筆の私は見とれるばかりです。色見本も貼り付けて下さってるぞ。どれどれ。
おー、たくさま らしい、お地味な色だなあ。笑。
色のイメージはこんな感じと。生成りの糸と重なって、織り上がりはもう一段薄い仕上がりかなと思ってらっしゃると。淡い色目が良いなあ〜と、書いて下さってます。
これはまさに「たくさま ワールド」だなあ。ふむふむ、これをもっと薄くした色ね。よし、了解しました。
その後、たくさま 、お持ちのお着物の写メを送ってくださいました。
メールも行き交います。
たくさま 、毎回メールに、「思ったままを伝えておりますが、、、、」「あれこれと無理難題を好き勝手に申し上げますが、、、」などと少々恐縮した感じで添えて下さいますが、それは全く構いません。むしろウェルカムです。その方が、ご希望がダイレクトに伝わります。なんでも書いてください。
次のメールにまたまた大事なキーワードが!
「着物を始めたころから約20年がたち、手持ちの着物も帯も濃い色目が多く、今は『淡い優しい色目が欲しい』と思っております。(でも『パステル調ではない』です。笑)」(カギ括弧、ヨシダ)
む、これは、思ったより、ぐっと薄めで行っていいかもしれません。