吉田美保子の some ori ノート

みおさまのほしい鞄

2018.11.22

というわけで、みおさまとのONLY ONLY、本格スタートすることになりました。

おつくりするものは、きものにも合うメイン使いの鞄。

その用途の鞄は、ふたつお持ちで、ひとつは秋冬用の濃い茶色のもの。もうひとつが真夏用の麻素材のもの。その間の春先から初夏まで使う、明るい色の鞄が欲しいなと思っていたと。

お好きな色は、薄いクリーム色、若草色、みかん色、夏みかんの色、はっさくの色。

あら、おつくりしたお着物と同じね。うふ。

それで、これまでの織ったものの資料などをどんどん出してみていただきましたら、目に留まったのが上の写真の布。以前織った九寸帯の試し織り部分です。

色がちょっと、お好みよりはシャープになるけど、これもいいですね。鞄の片面をこういう感じにして初夏ぽくし、もう片面を春っぽくして、使い分けるのもありかも。

みおさま、いわゆるブラッシングカラーズ はあまりタイプではないとのことでしたが、これは好きだと。なるほど、刷毛目が出るものより、こうやって、色をはめ込んでいく感じですね。

大きさは、展覧会に行ったときカタログを買って楽に入るくらい。あとお土産の瓶詰めが入るくらい。
それから、持ち手の革は、汚れが目立たないように、こげ茶にしたいと。

はい、では、その旨、善林さんと相談して、またご連絡いたしますね。

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