吉田美保子の some ori ノート

-華麗(加齢)についての雑感

2019.01.27

今日はこちらに雑感を書こうと思います。

最近、雑感はメルマガの方に書いているので、ブログに書くのは久しぶり。

ブログとメルマガ、どういう風に使い分けようかなと思ってきたのだけど、最近、気合を入れて書くのは、メルマガの方になってきました。どうしてかというと、メルマガっていうのは、配信したら、訂正が効かないから、しっかり考えて、推敲を重ねて書くからです。気合を入れて雑感を書くというのも変だけどね。(あ、仕事の話も書いてますよ!)

で、たまには、本家に戻ってみようと思った次第。(もしよかったら、メルマガに登録、お願いします。配信数が増えると、燃えるので、ぜひ♡ )

では仕切り直して。最近、思うのことのひとつは、老化についてです。私は50歳。更年期まっただ中。

およそ日本女性というものは、30歳を過ぎた頃から、「もう若くない」みたいな圧を感じるものだというけれど、、、しかし、私はその実、つい最近までそんなこと、まったく感じなかった。

というのは、一般に、若い方がいいと言われることは、容姿であったり、体力であったり、記憶力であったりすると思うけど、私の場合は、若いころから、別に容姿もよくなく、ヘタレの体力なしで、生来の健忘症であった。

だから、若いころも、中年となってからも、何も変わらなかったのである。違いといえば、図々しさが増した分だけ、生きやすくなったこと。これはプラスである。はっきりいえば、ただの能天気だ。

そんな私であったが、数年前に目がしょぼしょぼになったので、メガネをかけることになった。私はずっと視力2.0を誇ってきたので、変化であったが、メガネ姿にあこがれを持っていたので、ちょっとウキウキ要素もあった。

それが、この数週間前、夕方になると目が痛いのだ。困ったなあ。市販の目薬も手元にないし、いっそ眼医者さん行こうかなと出かけてきた。

診察結果は、よくあるドライアイ。で、原因は華麗現象とな。目を酷使しますかと聞かれたので、機織りをしてますと答えたら、ああそれなら仕方ありませんねって。

目薬が処方された。一つずつ個包装された、いかにも眼医者さんの目薬って感じの。

デメリットとして苦味がありますよと説明を受けた。目と口はつながってますからねって。

で、一日4回、点眼する日々を送っている。初めの数日は苦味は気にならなかったが、だんだん、上あごの奥の方に感じるようになってきた。起きている間中、いつもうっすら苦いのだ。

慣れない苦味を、不断に感じる。あれ、これがもしかして、老化の味?若いころはなかった苦味。今後もずっとこの苦味をつきあっていくのかな?そう思うと、気の遠くなるような薄い絶望。若いころはよかったなとほぼ初めて思った。なるほど、なるほど。老いるとはこういうことかと実感したのである。

*写真は、うちのベランダ猫。

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