こうさまに見ていただく大麻の糸見本を用意して、ご注文内容を整理して紙に落として、これから郵送しますよとお電話しました。
色は、赤茶色からえんじ色を草木染めで染めるということでいいですね?
「いや、それなんだけど、赤茶やえんじが好きなんだけど、藍色もええなあって思うようになってきてん。」
ああ、それでしたら、もちろん藍染めでもいいですよ。それに、藍染めか、赤茶、一色にするのではなく、両方使うこともできますよ。例えば、一本おきに入れると、色が混ざって無地っぽくなりますし、2本ずつ入れると細い縞になります。経糸は藍染め、緯糸は赤茶という風にもできます。もちろん逆もできます。もっと複雑に混ぜてもいいです。
ただ私は藍染めはハイドロ建てしかしないので、すくもで建てるのがお好みでしたら、紺屋さんに頼まなければならないけど。
「ああ、それがええように思うねえ。色は両方使うのがええと思う。すくも建ての藍染めは友だちがやっているから、そちらに頼めると思います。」
それでは、藍と赤茶の糸を使った場合の糸の入れ方をイメージしやすいように簡略図にしてお見せしましょう。それも郵送資料の仲間に入れました。