吉田美保子の some ori ノート

38通目のメルマガ【織和号】

2019.05.26

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こんばんは。

すごい暑さですね。

お身体、大丈夫ですか?

私は昨日、一日中外出し、楽しかったのですが、さすがに疲れました。

注意力さんまんになったのか、日傘を置き忘れました。

柄のところが曲がり竹で、タッサーシルクで、持ちにくくてお手入れも大変だったけど、お気に入りだったのになあ。

傘立てに立てたのが敗因です。日傘も折りたたみにして、傘立てに立てないで持ち歩くのが正解かも。

すてきなものは、実用にはイマイチってことありますね。でも、実用一点張りじゃつまらない。何が大切かってこと、問われてるような気がします。

《 目次 》

1.      織和

2.      巻き込み型個展

3.      野口整体

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1.      織和

10月の私の展示会、タイトル決めました。

「織和」です。

「織り」と「和」にフォーカスした展示会にします。

「織り」って「和」そのものです。

お蚕さんが絹糸を吐いたところから、さまざまな織りの工程をへて着物や帯にになり、着る方がすてきにコーディネートして人と集い、場を作るところまで、大きな和で繋がっています。

今回は、そんな「和」の世界を、ヨシダ独自の織りの世界観で表現したいと思ってますよ。

さあ、お立ち会い。

10月10日木曜日から、10月13日日曜日まで、東京の南青山、イトノサキさんでです。

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2.     巻き込み型個展

今回の展示会は、私が個人で開催するのだけれど、「個」にはあらず。
周りの人を巻き込んで、拡張型個展にしたいと計画中です。

孤軍奮闘するのではなく、周りの人にお力を借りて、参加してもらって、増幅させて、展示します。

きっと、観に来てくださる方にも楽しいはず。新しい出会いや、意外な取り合わせや、輪が広がって、楽しいこと起こりそう。その仕掛けを企てたい。

ただいま、素晴らしい方々にお声がけしてます。

また改めて、ご紹介しますね。

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3.  野口整体

野口整体をご存知ですか?

体のことに詳しい方には、とても有名かと思いますが、私は本を読んだことがあるくらい。なんだかすごそうだけど、今一歩近づけないって感じでした。

そんな私なのですが、先日、野口裕之先生が講師を務められる、公開講話を見学させていただきました。

野口先生、きものに野袴姿でした。多分、日常からこのお姿なのでしょう。板についてるとはこのことか。とてもかっこよかったです。

お話しの中で、きもののことも話題にされました。

曰く、日本人は洋服を着るようになってから、肩こりを発症したと。それまでは、肩こりなんていうものはなかったと。

洋服を作るとき、袖は肩を支点に長さを測る。だから、洋服を着ると腕を肩から動かす。だから、肩がこる。

きものの支点は、肩でなく「ぐりぐり」。そこから裄を測って作る。腕を動かす時の支点は「ぐりぐり」または「腰」。だから肩はこらない。

(野口先生は、ぐりぐりという言葉は使われなかったけど、きもの関係者はぐりぐりって言った方がわかりやすいですよね。)

きものが日常着でない私は、恥ずかしながら肩こりです。

きものをもっと身近にと言いながら「万年肩こり」とほざいてます。まったくもって消え入りたいです。

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きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com

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