吉田美保子の some ori ノート

40通目のメルマガ【半夏生号】

2019.06.30

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こんばんは。

天候不順ですね。あなたさまのお住いのあたりは大丈夫ですか?

九州地方、大雨とのことで心配です。

被害が出ないよう、祈るばかりです。

先日出かけたお宅のお庭に、半夏生が咲いてました。季節ですね。

メルマガ、しっとりお付き合いください。

《 目次 》

  1.      織和

  2.      参加いただく作家さん

  3.      影山秀雄さん

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1.      織和

秋の私の展示会「織和-ORIWA-」、制作に熱がこもってきました。

帯、一本一本、仕上げていってます。

「ああ、私はこういうものが織りたくて、長いこと、ああでもないこうでもないと試行錯誤してたのかなあ」

と言えるものが織れてます。

それにどういう評価がおりるのか、ヒヤヒヤドキドキ。

楽しみでもあります。

どうせやるなら思いっきりやりますね。どうか観に来てください。

10月10日木曜日から、10月13日日曜日までです、会場は東京、南青山のイトノサキさんです。

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2.      参加いただく作家さん

今回の展示会の特徴のひとつは、「巻き込み型」。

大好きな織り作家さんに着尺を出品していただいて、私の帯とコーディネートして提案します。

ではいよいよ、ご参加の方々を発表します!ジャジャン!!

影山秀雄さん、佐橘登喜蔵さん、小熊素子さん、大木道代さん。

以上の4名の作家さんです。

いずれも、すばらしい作家さんで、あちこちで活躍なさっているので、もしかしたら展示会に行ったことがあるとか、お作品を愛用しているって方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、この4名、私もふくめたら5名の織り作家の作品がいっぺんにそろうっていうのは、本邦初。

手織りの着尺というカテゴリー的には一緒でも、作風はそれぞれ独自でキャラ立ちしてます。

それぞれの糸へのこだわり、染め、織り、誠実な仕事を積み重ね。拝見できるの、私も楽しみです。

どうか、会場で、コーディネートの妙、ご覧ください。展示即売いたします。

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3.      影山秀雄さん

影山さんは、ちょうど今、「銀座一穂堂」で開催中の「麻と蓮展」に出品されてます。

私の展示会には着尺のみ出品をお願いしているのですが、影山さんは、着尺以外にも、すばらしい織物をたくさん作っていらっしゃいます。

私は蓮の糸のストール、見せていただいたことあるのですが、柔らかくなめらかで、びっくりしました。

蓮の糸は、外国(ミャンマーとおっしゃってたかな?)から入ってくるそうで、これも見せていただきましたが、不ぞろいで、あばれてて、そのままでは、ワイルドすぎて織りに使えません。これを制御して、織れるようにする。技術と根気と膨大な手間。

影山さんは、たんたんとこなしていらっしゃって、本当にすごいです。

この蓮の糸で織ったストール、たぶん出品されてるのではないかな?とてもカッコいいのですよ。もし興味と機会がある方は、運ばれてみてくださいね。

影山さんのブログの上から2番目の記事に、この展示会の情報が載ってました。会期は7月6日までのようです。

https://teorimono.exblog.jp

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どうかよろしくお願いします。

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きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com

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