吉田美保子の some ori ノート

きおさま、染めて、織る

2016.12.30

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きおさまの2枚目の赤いショール、まず染めに取りかかります。さあどうしましょう?経糸の種類は同じ糸です。1枚目の経糸の先染めは実はピンクです。その上にブラッシングカラーズで真っ赤にしています。そこにアカネ染めの緯糸が入るので、濃い朱色に見えるのです。
同じにする?それもつまらないかな?それに、同じをめざしても同じにはならない。そのことはきおさま、ご了解ずみ。
それだったら、どのポイントを目標にするかだ。そこでお伺いメールする。
「朱色と真っ赤と深紅だったら、どの色を目標にしますか?そこに近づけるよう出来る限りの努力をします。」
返信には、「深紅」とあった。そっか、深紅ね。
よっしゃ、そこをめざして染めましょう。今回は経糸も、しっかり深紅にしよう。そうすれば、一枚目のとの違いも顕著だしね。さあ、がんばりましょう。
*上の写真は、手伝いにきてくれたmoyuさん。小管巻きをしてくれています。

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