「白からはじめる染しごと」展のことを、個人的なふりかえり記録として残しておこうと思います。会としての記録は、フェイスブックにページがありますので、そちらを見てくださいね。
場所は、自由が丘の「大塚文庫」。地下、一階、二階をお借りしての大きな展示会となりました。
会期は、202o年の3月20日(祝・金)の〜22日(日)まで。玄関で出迎えるのは、水橋さおりさん作訪問着と小林知久佐さん作九寸帯。
テーマは「海」。メンバーが一本ずつ、海の帯をつくりました。
「海の巻」なのです。
会場にて。
中央左の帯は、鈴木和美さん作「夏の譜」。右は吉田美保子作「ウルトラマリン」。
一階の回廊部分には、着尺と帯のコーディネートが並びます。
ずらーっと壮観。見ごたえ充分。
マネキンに着付けてのコーディネート展示も。こちらは、名古屋帯 (小林 知久佐さん作)、帯締 ( 江戸組紐中村正)、付下訪問着「藻の森」(クワバラマキコさん作)。
人気ブログ「きものカンタービレ」の朝香沙都子さんをかこんで。
朝香さん、2日間もお越しくださり、3回もブログに書いてくださったのですよ!
ぜひ、ご覧ください。1、2、3
そして、お求めいただいた帯を締めて、4回目も!
小林さんがお勧めしてくださっているのは、
八寸名古屋帯「三角のマーチ・かろやかに」吉田美保子作
小林さんは、メンバーに「大将」「師匠」と慕われているのですが、高い技術をみんなに惜しみなく教えてくれるだけでなく、こうやって、みんなの作品をいいところを見つけ、お客様にお勧めもしてくださいます。
さすが大将!こういうところも見習いたいです。
こちらは地下の会場です。
壁一面に、それぞれの仕事の工程のパネル展示。
着物の構成についても、図解と実物を展示しました。着物ってすごく考えられているのね〜ってお分かりいただけたかと思います。
中央のテーブルには、染めと織りの道具とさまざまな種類の絹糸の展示です。
大橋さやかさん。自作とともに。
左はクワバラマキコさん作名古屋帯「祥の雲」。中が大橋さやかさん作。右の帯が吉田作の八寸帯「イエローフラワー」。
では階段を上がって、お二階へ。こちらは、 坂井三智子さん作、名古屋帯「アンジェラ」。
この方が坂井三智子さん。
二階には、それぞれ染めた、色とりどりの帯あげを展示。選び放題です。
帯締めは、中村正の中村航太さんが、出店協力してくださいました。中村さん、なんと次回からは正式メンバーになってくださるですよ!
吉田の「アートな帯あげ CANDY CANDY キャンディ・キャンディ」も並びます。
はい、そしてみんなで丹後ポーズ。
「白からはじめる染しごと」展はこれからも続きます。来年に向け、すでに話し合いを重ねてます。どうかお楽しみになさってくださいね。
第二回「白からはじめる染しごと」〜輪 (rin)の巻〜
会期 2021年4月9日(金)〜11日(日)
会場 大塚文庫(東京・自由が丘)