吉田美保子の some ori ノート

イエローフラワー

2020.11.14

「あわせ」展の三日目に、黄色い可憐なお花が咲きました。

八寸帯「イエローフラワー」を締めて、とあるお客さま、お越しくださいました。うれしいな。このお方、ちゃんとお会いするのは初めてなんだ。Facebookではつながらせていただいていて、以前、ちょっとすれ違ったことはあるのだけどね。パーッとお花が咲いたように輝いて、周りも明るくしてくださる方でした。

上のお写真、帯あげもヨシダ作「アートな帯あげキャンディ・キャンディ」です。うふっ。となりにいるのは私めですが、同じくキャンディ・キャンディ締めてます。

 

このイエローフラワー、去年の織和展に出していたのを、ネット上で見つけてくださって、欲しいってメールいただいたのです。

お話をうかがうと、あわせたいお着物があるとのこと。その着物っているのは、この日お召しのこちら。めっそうもない超一級品です。が、少々お地味だと思っていらして、この着物を華やかに着こなすための帯が欲しいと。

ふむふむ。

なるほど。それなら今ある帯は平織りでキチッとした感じだから、綾織にしてゆらぎを出して、もうちょっと甘めにした方がより合うんじゃないか。
それに、新しく織れば、筋にいれる色糸も着物に合うように染められる。
お花もちょっとふっくらさせて、少しフェミニンよりにした方が、お客様のイメージにもこのお着物にも合いそう。織の着物はどうしてもかたい印象もあるからね。

で、新たに作らせていただいたのです。

この春のお花の季節に間に合うようにお納めしたのですが、ご存知のとおりの感染症でお披露目がこの日とのこと、わざわざお越しくださったのです。こういうの、本当に作り手冥利につきます!どうもありがとうございました。

着物を変えてのお写真いただきました。お手持ちのどの着物にも合うとのことで、お得感アップ!出番の多い帯になれました。こういうの大事ですよね。

ほぅぅ、後ろ姿もなんともすてき。

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