吉田美保子の some ori ノート

山鹿の蚕が糸になった!

2021.01.08

我が家に、めっちゃきれいな、ツヤツヤの、ピカピカの、プルプルの、ふんわりの、生き生きとした絹糸がやってきました。

ね、すごいでしょ。

めっちゃきれいでしょ。それに生きものって感じします。

この糸は、熊本県山鹿市の養蚕農家、花井雅美さんが育てた蚕を、埼玉県で座繰りをしている中島愛さんが生繭から糸にしてくれたものです。

花井さんの養蚕も、中島さんの座繰りも、ひとつひとつの工程への誠心誠意さが素晴らしくて、深すぎて、面白すぎて、ここにうまいこと書けません。

着物ライターの安達絵里子さんが、丁寧に取材してくださってますので、いずれ安達さんによる文章をご紹介できると思います。それをお待ちくださいね。

今は、ただただ、美しい糸がやってきたよってことをここに記します。

私はこれから、この糸で、着物を一反織ります。

4月に開催される「白からはじめる染めしごと」展に出品します。どうか観にきてくださいね。

会期:2021年4月9日(金)〜11日(日)

会場:大塚文庫(東京・自由が丘)

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