「アートなお襦袢キャンディ・キャンディ」のサンプル展示をご覧になってるみりさまに、
あら、ご興味ありますか?
と話しかけると、、、うなずかれて、、、、
私、お襦袢何枚も作ってるのだけど、20代の時、一番初めに作ったのが一番よくて、いまだにそればかり着ているの。さすがにもうボロボロだし、色もピンクで今の気分じゃないのだけど、他のはどうしても落ち着かなくて。。。違いは多分、厚さだと思う。このサンプルより、もうちょっと厚いのはできないのかしら?
なんともっと厚くとは!
私はびっくりしました。目から鱗がポロリンコロコロです。着物や帯を作っていると、「もっと薄く、もっと軽く」とは言われること結構あります。時代的にも、薄くて軽いは必須のように思ってました。
それで襦袢に関しても、実はもう一段薄い物はご提案用にすでに作っていたのです。が、もっと厚くとは。。。
生地に関しては、私はどうにもできません。それで、会場からお世話になっている丹後ちりめんの機屋さんに電話をして相談しました。
そうしましたら、機屋さん、
布の厚さというのは織り方も関係してるし、実物を見てみないときちんとしたことは言えないので、送ってくれたら、アドバイスしますよ
と、頼もしいことおっしゃっていただきました!
それで、みりさまから、その理想的な厚さのお襦袢をお借りし、丹後へ送って見てもらうことになりました。