吉田美保子の some ori ノート

46通目のメルマガ【ありがとう号】

2019.10.28

    

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おはようございます。

いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

私は、展示会が終わって呆けておりました。

そうしているうちに、また大雨。お住いの地域は大丈夫でしょうか?

今年の自然、あまりにも厳しい。どうしてしまったのと言いたいです。

これ以上の被害が出ないことを祈るばかりです。

どうかご無事に。

(写真は、連日のお客さまの様子。ありがとうございます)

《 目次 》

  1.      御礼

  2.      織和の輪

  3.      小熊素子さん

  4.      スケジュール

  

(ギャラリートーク)

1.      御礼

吉田美保子展 – 織和 – 、先日、15日のふりかえ開催をもって、終了いたしました。

本当にどうもありがとうございました。

大嵐が吹き荒れ、まさかの臨時休業。

開催日を一日ずらし、どうなることかと思いましたが、終わってみれば、とぎれることないお客様との充実した時間を持てました。

やりきった満足感に包まれています。

ただひとつの残念なことは、お越しの予定にしていてくださった方々が、台風により、断念せざるを得ない状況となり、お会いできなかったことです。

次の機会があるとはいえ、それは本当にがっかりでした。

観ていただきたかったなあ~。

そんな会いたかったのに会えなかった方々をふくめ、たくさんの応援、本当にどうもありがとうございました。

(ギャラリートークで帯の説明。イトノサキの畔蒜さん、手伝ってくれてます。)

2.      織和の輪

展示会「織和」は、コーディネートでお見せすることをコンセプトにしていました。

影山秀雄さん、佐橘登喜蔵さん、小熊素子さん、大木道代さんという、すばらしい4人の作家さんに着尺を出品いただき、私の帯と合わせて、ご提案しました。

それは、初めての試みでしたが、とても好評で、ホッとしました。

私の織った生地を使って、着物にも合うバッグを作ってくれている善林英恵さんとのコラボレーション作品も、大好評で、新作はすぐに売れてしまいました。

ショールをお買い求めいただいた方におまけでつけたショール袋も好評でした。ショールを持ち歩くとき、カバンの中でぐしゃぐしゃになる悩みは私だけではなかったようで、目のつけ所をほめられました。笑。
このショール袋を作ってくれたのは、袋ものの作家の友人です。

このように、この織和展を開催できたのは、私ひとりの力ではぜんぜんなく、輪になってくれた方々のおかげです。

それと、もちろん、会場のイトノサキ、店主の畔蒜恵(あびるめぐみ)さんあってこそ。あびるさんの場を作る力、迎える準備。紹介するスキル。すばらしいです。

織和展については、ブログのカテゴリー「織和」にまとまっています。写真もふんだんに載せてますので、よかったらお読みください。

https://www.someoriyoshida.com/category/exhibition-織和-oriwa

(このバッグもよかった。手前は私の布をアップリケしたポーチ。)

 

3.      小熊素子さん

今回、着尺を出品してくださった小熊素子さん、最終日に会場にお越しくださいました。

片づけまで手伝ってくれて、その後、うちあげと称して、ビールを飲みに行きました。

その中で、小熊さんが語った、印象的なこと。

織りをやってて一番きついのは、全てを自分で決めなければならないこと。

何を織るか、どんなデザインで。糸はどこから仕入れる。太さは。縒り加減は。染めは?色止めは?糊は?タテ糸は何本。それに対してヨコ糸は。ヨコの密度は。ヨコの糸は何種類?それらをどう混ぜる。毎日どのペースで織って、どう仕上げる。そしてどう売っていく。

これらを全部、全部、全部、自分で決める。話ができる相手もいない。それがきついと。

今、ヨシダさんとこの話ができてうれしいと。

私はそれを聞いて、この作家さん巻き込み型コーディネート展示会をやったかいがあったと思いました。

私は、その場に話が通じる相手としていただけだけで、とくに相談にのったわけではないのだけど、それでいいのだなあと。

今回、参加いただいた、4名の作家さん方とは、私がおじゃまさせてもらったり、我が家にお越しいただいたりして、密にお話しすることができました。ホロリと本音をこぼせたり、一歩踏み込んだ話ができる仲になれたことがうれしいです。

作り手同士が会っても、心をオープンにして話ができる機会はなかなかないのです。

これ、作っていきたいです。

(みどりの帯、あの方の元に)

 

4.      スケジュール

この後の私の展示の予定、書きますね。チャンスがあれば、ぜひ、観てください。

最近、浜松と神戸にお店を構えていらっしゃる「染織こうげい」さんといいお出会いがありました。

この秋と冬、ラインナップに加えていただきます。

・ 11月7日(木)~11月11日(月) 【神戸】染織こうげい展   (染織こうげい神戸店さんの大きな展示会に参加させていただきます)

・ 11月21日(木)~11月25日(月) 【浜松】染織こうげい展 (染織こうげい浜松店さんの大きな展示会に参加させていただきます)

・ 1月23日(木)~1月27日(月) 【浜松】吉田美保子展(染織こうげい浜松店さんで、個展をさせていただきます)

・ 2月13日(木)~2月17日(月)【神戸】吉田美保子展(染織こうげい神戸店さんで、個展をさせていただきます)

染織こうげいの社長さんが我が家にお越し下さったときのことを、ブログに書いてくださってます。

http://someorikougei.com/blog/?p=6894

また、来年3月には、染めの作家さん方とのグループ展をします。これもおもしろくなりそう。

・ 3月20日(金)~3月22日(日) 【東京】白からはじめる染しごと(自由が丘の大塚文庫にて)

ぜひ、どこかでお会いできますように。

(きものカンタービレ♪の朝香沙都子さんと)

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》46通目のメルマガ【ありがとう号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。

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どうかよろしくお願いします。

___________

きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com

 

 

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