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宮城県の気仙沼に、立川志の輔師匠のさんま寄席に行ってきました。ほぼ日さんのイベントです。いろいろ盛りだくさんでお腹いっぱい。今はもう帰ってきちゃってるんですが、、、心はまだ気仙沼にあるよ。ぼーっとしてる。
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志の輔師匠の落語もそれはそれは熱気を帯びたものでした。中入り後の一席は、「大河への道」っていう伊能忠敬を大河ドラマの主人公しようと画策する話でした。迫真でした。
伊能忠敬が全国の海岸線を歩いて測量していったというとこで、ああ、ここも歩いたんだって思った。たぶん会場の観客みんなが、チーム伊能一行が、三陸海岸を歩き、測量し、ときにその美しさをため息したって様子など、思い描いたと思います。
三陸は美しいぞ!日本は美しいぞ!
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今回、旅先で着物で落語が実現しました。会場を賑やかにできますものね。うふふでした。
ほぼ日さんで着付けのワークショップがありましたので、申し込んだんです。自分で着るのと全く違うってのが何とも情けないのですが、、、、、ちょこっと補正してもらいました。タオル二枚、ウェストに巻くのです。カッコよく着たい、自分の着姿をつくりたいと思えば、それなりに意識と努力は必要ですな。私、まだまだです。
なななんと、ほぼ日さんのテキスト中継のページに載ったのですよ。ありゃー。こっぱずかしいけど、うれしいです。こちらのページの一番下に載ってるよ〜。
写真は旅の空。
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うふふ、ホリデーです。気仙沼に来ています。
命の洗濯しております。
Hey! I am escaping from Kanagawa and enjoying my holiday!
I am in Kesennuma where is North-East Japan. Here was get horrible earthquake and tsunami at March 11th 2011.
I have been here one and a half years ago also. And now I am came back.
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それで、何と めとさま 、遠く我が仕事場まで、お越し下さることになったんです!300Kmの距離など、ものともせず!
その日、その時刻、私は精一杯の準備をして、お待ちしておりました。火曜日でしたね。
玄関を開けると、そこにいらした めとさま 、ふんわりと透き通った風と一緒に入ってらっしゃったような。若くてきれいな方でした。
なんだか、お互いにはにかんだような、、、ってそんなもんですよね。私もそれほど社交的とも言えませんし。少しずつ、少しずつ、心がふれあったように思います。
たくさん、お話しました。メモも取ったけど、ハートに刻み込んだ。
この方の、生きることへの真剣さを織り込みたいと思った。ふんわりした洒落っ気がある着物にしたとしても、そこはしっかり織り込もう。
写真はずっと以前の。iPhoneってよく撮れるよね〜。
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こうして始まった めとさま との対話。まずはメール。
はじめは納期とか、お値段とか、そういう話だけど、すぐに芯の話になる。芯というか、根っこというか、、、
メールのやり取りで、このお方は、ご自分のことよく分かっておられる方だなあと思った。好みとか、似合うものとか、生き方とか、、、、、
でも私に依頼くださってる着物については、「どんな仕上がりを求めているかは、自分でも全く見えていない」とお書きだ。どういう着物が欲しいってことは、濃霧の向こうにぼぅっとしてるということか。
霧を払うのが少々やっかいかな。霧を吹き飛ばして、整えて、新しく生み出して、名前を付けるのが私の役割かな。ふむーー。
メールの最後に、「もしよろしければ、一度実際にお目にかかれればと思います。」と書いて下さっていた。
もちろん会いたい。でも めとさま のお住まいは、ここから300kmはあるんじゃないの?
続きはまたね。
写真は以前撮ったもの。去年か一昨年の秋。今年も涼しくなりましたねえ。
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8月の終わりに、一通のお問い合わせのメールをいただいた。着物の注文についてのお問い合わせだ。多くを語らないメールだったけど、きれいな文章が心に残った。
「約1年悩んで、ようやくご連絡差し上げた次第です。」
こう書いて下さってて、そうだよなあと思った。着物をつくるって、そういうものなんだ。そのお気持ちに応えたいと思った。ああ、思い切ってヨシダにメールしてよかったって思っていただきたい。
と言うわけで、このお方のお着物に取り組んでいます。ブログにつづっていくことオッケーいただきましたので、できる範囲で書いていきます。
このお客様のお名前をこの場かぎりで「めとさま」とさせていただきたいです。ご本名とはかけ離れてしまいましたが、、、架空の名前で、新しい感覚楽しんでいただきたいなあなんて思いもありまして。
これからつくる新しい着物に、新しい名前をつけましょう。ブログに書き綴っていく制作行程は、新しい着物につける名前を探っていく工程になるかもしれません。
ブログをご覧下さっている方も、よろしかったらお付き合いくださいね。
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今日は穏やかないい日でした。お客様もみえて、お話できて楽しかったです。話していると、思わずニッコリ。笑顔を分けてくれる人でした。
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今日の仕事場。糸の準備が進んでいます。真綿の糸です。ふっくら。
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こっちはきびそ糸。軽く撚りがかかっています。いい感じです。
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このところの晴天で、予定を変更してでも、大掃除、大洗濯って方も多いのではないでしょうか?かく言う私も。
大掃除もして、大洗濯も。もう一度着るかもって思ってた、夏の着物をザブザブ洗った。昼間は暑くても、朝晩、こう冷えちゃうと、夏物はもうおしまいだ。
写真はムクロジ。ソープナッツとも言います。今日はこれで洗おう。
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ムクロジを洗濯ネットに入れて、風呂桶に投入。その上から、ガーーッとぬるま湯を入れると泡がムクムクです。まさにバブルバス。そこに夏着物を投入し、ゆるゆる泳がせるってわけです。
晴れの日は、乾きもいいし、まさに洗濯日和。
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私も観ました。名月や。
台風が去って間もないからか、清々しさひとしお。
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台風の前日、派手なポンチョをかぶり、完全防備で出かけた。行き先は、六本木。
国立新美術館で、アメリカン・ポップアート展を観た。
ラウシェンバーグの本物なんて、すごく久しぶりで、うわーーーやっぱ、私、ラウシェンバーグ、大好きだって思った。ジャスパー・ジョーンズも好き。
で、この展覧会のコンセプト、アメリカン・ポップアートは、1960年代のアメリカ。私、1968年生まれ。生まれた頃の、太平洋の向こう側のビンビンのアート。
私が、現代美術かぶれだった(今もだけど)のは、1980後半からだから、その時すでに主流でないのだ。今ではすでに古典か、、、、うーん、ノスタルジック、、、ま、それでも好きです。ひきつけられる。好きなものは、好きなんです。
アメリカン・ポップ・アート展は、10月21日まで、国立新美術館にて。
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それから、ミッドタウンの 21_21デザインサイトに、カラーハンティング展に行った。これ、ものすっごくよかったです。すかーっとした。
色をきっかけに広がる、広がる。こういうコンセプトありきの展覧会、これから主流になるかもなあ。企業や学校やたくさんの人を巻き込んで作りあげる。
アートとはなんぞやってこと、考える。そこらに無限に広がるもの(例えば「色」)、どう切り取るかなのか?ディレクションがアートなのか?よくわからん。
カラーハンティング展は、10月6日まで、東京ミッドタウンの 21_21 DESIGN SIGHT にて。
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帰りは晴れてて拍子抜け。お家に帰って、評判を聞きつけてた、ニューヨークのグッゲンハイム美術館で開催中のジェームズ・タレル展の動画をネットで観た。英語、分かんないけど。
ドギモ抜かされるほど、よかった。タレルにハート、持ってかれた。まいった。動画みてるだけで敬虔な気持ちになる。これがアートの本質か?ニューヨーク、行きたいなあ。
ジェームズ・タレル展は、グッゲンハイム美術館にて、9月25日まで。くだんの動画はこのページ。大おすすめ。
写真は3枚とも、21_21デザインサイトにて。
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先日のことだけど、ビンハウス展の初日に、沼袋のシルクラブさんに行ってきた。この日だけ、インドネシアから、ジョセフィーヌ・ビン・コマラさんが来日されるとご連絡いただいたから。
今回の展示会、コマラさんのご主人の、ロニー・シスワンディさんの追悼と言うことで、コマラさんにひとことお悔やみ伝えたかった。
10年以上ぶりのコマラさん、深いまなざしは変わらないね。I am so sorry. って伝えられてよかった。
ロニーのこと、いろいろ思い出した。
私は勤めていた会社の関係で、けっこうご縁があったんだ。ここにちょっと書いてる。ロニーが来日したとき、染料が欲しいと言うから、藍熊染料さんにお連れしたな。私がちょっと値切ったら感心された。
シルクラブさんには、いろんな方が見えてて、私のもとのボスの今井さんご一家とも久しぶりにお会いできた。
今井夫人の紅子さんと話した。
「ロニーがゆうどに来た時、紅子さん、着物でいらしたでしょう。ロニーがすごくうれしそうな顔したのよく覚えてます。」
「そうそう、今着てるこれ、あのときのこと覚えてて、ロニーが着物の上に着るようにって作ってくれたの」
紅子さんは、きれいな紫の、道行きのようにも使える、軽いコートを羽織ってらした。
私は、あの時、人にウェルカムの気持ちや敬意を表すのに、丁寧に着物を着るってことを覚えた。
元の職場のゆうどに対する感謝も伝えられてよかったな。私が辞めたときは、まだ仕事も多かったから、せっかく育てた社員が抜けたのは、一年も前に申し出たにせよ、今思えば申し訳なかった。
今回のこの場も、ロニーが作ってくれたね。
コマラさんが、地下の会場に、ロニーの写真を持ってくるように言ったのと、今井さんが、ロニーとの思い出のデカンショ節をうなったのもよかった。
ビンハウス展は、シルクラブにて、9月20日(金)まで。
写真は、うちの近所。夜の散歩より。