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すっかり日常に戻っているのだけど、(今日は、胃がん検診でバリウム飲んできたし)気仙沼のこと、もう一度だけ。
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私、気仙沼は二回目で、2012年の3月にも行ったんだ。この時も志の輔師匠のさんま寄席で。
で、一年半後の今回、何が変わったか。私にとっての1番の違いは、じゃーん、「レンタサイクルできた」です!
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前回も今回も、現地で特に予定を立てていたわけでなし、行き当たりバッタリな旅だった私。
前回は、レンタサイクルなんてなかったと思う。確証はないけど。道を歩くのが精一杯だったから。アスファルトがあちこち波打ったまま放置されてた。歩きやすいスニーカーを履いてたけど油断すると転んで大けがしそうで、緊張して歩いた。それで気仙沼市内散策を断念して、目の前の大島にフェリーで渡って山歩きした。のどかだったけど、森の木の下の方が焦げていて、あの日の火災が、まざまざだった。
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今回、ホテルについてふと見ると、「レンタサイクル1日500円」貼り紙。それも電動アシスト付き。こりゃ借りるでしょう。
アスファルト道路は、まだまだとは言え、自転車こぐのくらいは大丈夫までに整備が進んでた。ただ粉じんは舞ってます。リュックのポケットさぐったら、去年の冬のマスクが、買ったままの状態で発掘され。ビバ!ずぼらな私!
レンタサイクルで、マスクと帽子と日焼け止めで、気仙沼を走りまわった。川辺がのどか。ああ、この川を津波がさかのぼったのか。
更地になっている所は津波に持って行かれた所。そこに立ち始めてる急ごしらえの建物。
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学校の運動場の隅とか、児童公園とかに、小さなプレハブが連なって立っていた。
なんだこれ?用具倉庫?って思った瞬間、あ、これ仮設住宅だ!
ガーンときました。失礼なこと、思ってしまいました。ネットなんかで、機能的でデザインされてる現代的な仮設住宅の紹介を見てたから。現実は違いました。知らないことを恥じ入りました。
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ま、こんなことを感じてたから、その後の、市場で朝飯や着物ワークショップやさんま寄席が、いっそうジーンとくるものであったわけです。よい集まりでした。参加できたことを誇りに思います。
写真は旅の風景。
一番上と二番目は、解体中の、第18共徳丸です。ほら、津波で800m流されたってよくニュースになってた船です。一番下の写真は、市場で出船送りをさせてもらった時のです。楽しかった!左は着物ワークショップでお友達になった方。いいお出会いでした。
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宮城県の気仙沼に、立川志の輔師匠のさんま寄席に行ってきました。ほぼ日さんのイベントです。いろいろ盛りだくさんでお腹いっぱい。今はもう帰ってきちゃってるんですが、、、心はまだ気仙沼にあるよ。ぼーっとしてる。
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志の輔師匠の落語もそれはそれは熱気を帯びたものでした。中入り後の一席は、「大河への道」っていう伊能忠敬を大河ドラマの主人公しようと画策する話でした。迫真でした。
伊能忠敬が全国の海岸線を歩いて測量していったというとこで、ああ、ここも歩いたんだって思った。たぶん会場の観客みんなが、チーム伊能一行が、三陸海岸を歩き、測量し、ときにその美しさをため息したって様子など、思い描いたと思います。
三陸は美しいぞ!日本は美しいぞ!
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今回、旅先で着物で落語が実現しました。会場を賑やかにできますものね。うふふでした。
ほぼ日さんで着付けのワークショップがありましたので、申し込んだんです。自分で着るのと全く違うってのが何とも情けないのですが、、、、、ちょこっと補正してもらいました。タオル二枚、ウェストに巻くのです。カッコよく着たい、自分の着姿をつくりたいと思えば、それなりに意識と努力は必要ですな。私、まだまだです。
なななんと、ほぼ日さんのテキスト中継のページに載ったのですよ。ありゃー。こっぱずかしいけど、うれしいです。こちらのページの一番下に載ってるよ〜。
写真は旅の空。
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うふふ、ホリデーです。気仙沼に来ています。
命の洗濯しております。
Hey! I am escaping from Kanagawa and enjoying my holiday!
I am in Kesennuma where is North-East Japan. Here was get horrible earthquake and tsunami at March 11th 2011.
I have been here one and a half years ago also. And now I am came back.
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それで、何と めとさま 、遠く我が仕事場まで、お越し下さることになったんです!300Kmの距離など、ものともせず!
その日、その時刻、私は精一杯の準備をして、お待ちしておりました。火曜日でしたね。
玄関を開けると、そこにいらした めとさま 、ふんわりと透き通った風と一緒に入ってらっしゃったような。若くてきれいな方でした。
なんだか、お互いにはにかんだような、、、ってそんなもんですよね。私もそれほど社交的とも言えませんし。少しずつ、少しずつ、心がふれあったように思います。
たくさん、お話しました。メモも取ったけど、ハートに刻み込んだ。
この方の、生きることへの真剣さを織り込みたいと思った。ふんわりした洒落っ気がある着物にしたとしても、そこはしっかり織り込もう。
写真はずっと以前の。iPhoneってよく撮れるよね〜。
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こうして始まった めとさま との対話。まずはメール。
はじめは納期とか、お値段とか、そういう話だけど、すぐに芯の話になる。芯というか、根っこというか、、、
メールのやり取りで、このお方は、ご自分のことよく分かっておられる方だなあと思った。好みとか、似合うものとか、生き方とか、、、、、
でも私に依頼くださってる着物については、「どんな仕上がりを求めているかは、自分でも全く見えていない」とお書きだ。どういう着物が欲しいってことは、濃霧の向こうにぼぅっとしてるということか。
霧を払うのが少々やっかいかな。霧を吹き飛ばして、整えて、新しく生み出して、名前を付けるのが私の役割かな。ふむーー。
メールの最後に、「もしよろしければ、一度実際にお目にかかれればと思います。」と書いて下さっていた。
もちろん会いたい。でも めとさま のお住まいは、ここから300kmはあるんじゃないの?
続きはまたね。
写真は以前撮ったもの。去年か一昨年の秋。今年も涼しくなりましたねえ。
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8月の終わりに、一通のお問い合わせのメールをいただいた。着物の注文についてのお問い合わせだ。多くを語らないメールだったけど、きれいな文章が心に残った。
「約1年悩んで、ようやくご連絡差し上げた次第です。」
こう書いて下さってて、そうだよなあと思った。着物をつくるって、そういうものなんだ。そのお気持ちに応えたいと思った。ああ、思い切ってヨシダにメールしてよかったって思っていただきたい。
と言うわけで、このお方のお着物に取り組んでいます。ブログにつづっていくことオッケーいただきましたので、できる範囲で書いていきます。
このお客様のお名前をこの場かぎりで「めとさま」とさせていただきたいです。ご本名とはかけ離れてしまいましたが、、、架空の名前で、新しい感覚楽しんでいただきたいなあなんて思いもありまして。
これからつくる新しい着物に、新しい名前をつけましょう。ブログに書き綴っていく制作行程は、新しい着物につける名前を探っていく工程になるかもしれません。
ブログをご覧下さっている方も、よろしかったらお付き合いくださいね。
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今日は穏やかないい日でした。お客様もみえて、お話できて楽しかったです。話していると、思わずニッコリ。笑顔を分けてくれる人でした。
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今日の仕事場。糸の準備が進んでいます。真綿の糸です。ふっくら。
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こっちはきびそ糸。軽く撚りがかかっています。いい感じです。
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このところの晴天で、予定を変更してでも、大掃除、大洗濯って方も多いのではないでしょうか?かく言う私も。
大掃除もして、大洗濯も。もう一度着るかもって思ってた、夏の着物をザブザブ洗った。昼間は暑くても、朝晩、こう冷えちゃうと、夏物はもうおしまいだ。
写真はムクロジ。ソープナッツとも言います。今日はこれで洗おう。
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ムクロジを洗濯ネットに入れて、風呂桶に投入。その上から、ガーーッとぬるま湯を入れると泡がムクムクです。まさにバブルバス。そこに夏着物を投入し、ゆるゆる泳がせるってわけです。
晴れの日は、乾きもいいし、まさに洗濯日和。
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私も観ました。名月や。
台風が去って間もないからか、清々しさひとしお。
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台風の前日、派手なポンチョをかぶり、完全防備で出かけた。行き先は、六本木。
国立新美術館で、アメリカン・ポップアート展を観た。
ラウシェンバーグの本物なんて、すごく久しぶりで、うわーーーやっぱ、私、ラウシェンバーグ、大好きだって思った。ジャスパー・ジョーンズも好き。
で、この展覧会のコンセプト、アメリカン・ポップアートは、1960年代のアメリカ。私、1968年生まれ。生まれた頃の、太平洋の向こう側のビンビンのアート。
私が、現代美術かぶれだった(今もだけど)のは、1980後半からだから、その時すでに主流でないのだ。今ではすでに古典か、、、、うーん、ノスタルジック、、、ま、それでも好きです。ひきつけられる。好きなものは、好きなんです。
アメリカン・ポップ・アート展は、10月21日まで、国立新美術館にて。
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それから、ミッドタウンの 21_21デザインサイトに、カラーハンティング展に行った。これ、ものすっごくよかったです。すかーっとした。
色をきっかけに広がる、広がる。こういうコンセプトありきの展覧会、これから主流になるかもなあ。企業や学校やたくさんの人を巻き込んで作りあげる。
アートとはなんぞやってこと、考える。そこらに無限に広がるもの(例えば「色」)、どう切り取るかなのか?ディレクションがアートなのか?よくわからん。
カラーハンティング展は、10月6日まで、東京ミッドタウンの 21_21 DESIGN SIGHT にて。
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帰りは晴れてて拍子抜け。お家に帰って、評判を聞きつけてた、ニューヨークのグッゲンハイム美術館で開催中のジェームズ・タレル展の動画をネットで観た。英語、分かんないけど。
ドギモ抜かされるほど、よかった。タレルにハート、持ってかれた。まいった。動画みてるだけで敬虔な気持ちになる。これがアートの本質か?ニューヨーク、行きたいなあ。
ジェームズ・タレル展は、グッゲンハイム美術館にて、9月25日まで。くだんの動画はこのページ。大おすすめ。
写真は3枚とも、21_21デザインサイトにて。