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展示会にたっくさん行ってきました。駆け足になりますが、ご紹介させてください。
まず、山下枝梨子さんの「やましたの布きれ展 とおまわりみふゆ」。会場がすっかり山下さんの世界になってました。山下さんは、威張らない普通の布を丁寧に作る人です。布と人は一緒なんだなあと思いました。とてもよかったです。
やましたの布きれ展は、新高円寺のギャラリー工さんで、12日まで。
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それから、影山秀雄さんの「影山工房展示会」。織りは深いわーっとまたまた思い知りました。影山さんお手製の道具の展示販売もあり、講座もありで、刺激受けまくって、帰ってきました。影山さんの、培ってこられたものを分けようとされる姿勢、感銘です。
影山工房展は、終了してます。
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お次は、「布ノ美 村穂久美雄マフラー展」。村穂さんは、山陰の木綿の第一級のコレクターで、もうずっとずっと以前にコレクションを見せていただいたことがあるのです。10年以上は前かな?今回、ご自身で織られた布は初めて拝見したけど、布への愛が、作品からもにじみ出てました。もう90歳近いのお年らしいけど、いまだ現役の織り手でらっしゃる。生き様がアートだなあ。
村穂久美雄マフラー展は終了してます。
染織関係は以上ね。
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次は、「山之口貘展」。沖縄出身の、もうずっと前に亡くなった詩人の展示会です。この展示会の案内見たとき、とっさに「行きたい」って思った。私、山之口貘の詩集、一冊だけ持ってた。ずっと以前に誰かが紹介してて、それが熱くて、惹かれて買った。それ、探したけど、見つからないんだよなー。で、この展示は見とかなきゃってソワソワさせるものがあり。
で、行ってよかったです。愛されて、アートに正直に生きた人だなあと思ったよ。生きることがアートそのもの。
「貘展」は、12月16日まで、書肆サイコロにて。
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さあ、真打ち、「椎葉聡子展 -IL SENSO BLU-」展。椎葉さんはフレスコ画のアーティストです。水彩画などもあり、乾いた心(?)にしみ入りました。平面作品観に行くと、心がよろこびますな。いいものです。
椎葉さんは、お年が近いこともあり、作り続けること、発表し続けること、そんなことも学ばせてもらってます。ああ、この人やってるから私もって思う。
椎葉聡子展は、京橋のギャラリーモーツァルトにて、12月14日まで。
*写真もいろいろ。
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めとさまのお着物、筬通しです。
写真は、悩んでいるところ。53羽でいくか、52羽にするか、はたまた51か????
写真に写っている下の筬は、53羽。一寸ほど入れて、考える。ちょっときゅうくつか?息が詰まるかな?男性物だったら、これでいくけど(男性はどうしても布に掛かる力が強いので、丈夫さを最優先せねばなので)、めとさまの場合は、そこを最優先しなくてもいいと思ってる。布の息づかい、糸の息づかい、大切にしたいのです。
じゃあ、51羽は???こっちでやってみるかな。(写真に写ってる上の筬は51羽です)(場合によっては、52にするかな???)
計画の段階では、52羽のつもりで、糸の数や幅など、揃えてます。少々の振れ幅は問題ないので、51でも53でも行けるのです。机上では読み切れなかったこと、今やっとやっと目の前に。自分でやってて、自分で、「おお!」と思う。計画通りで「おお!」、予想外でも「おお!」。織りは常に新鮮です。
とは言っても、よそから見たら、大差ないね。より、めとさまに添える着物であるためにってことだけ考えてます。
*53羽というのは、一寸間に53の羽がある筬ということで、そこに糸が2本ずつ入るので、一寸に106本入ると言うことです。52羽だと104本で、51羽だと102本です。一羽違うと、表情が違います。伝わってくるものが違います。布作りの面白さです。
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めとさまのお着物、じりっじりっと進んでいます。これは、経継ぎ(たてつぎ)をしているところ。
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物作りは、禅の境地でやるんだってよく言われ、それはそうだと思う。心を無にして没頭する。しかし、それはなかなか難しいのよね。
で、経継ぎ。これは、1144本の糸をただひたすら結ぶのだ。けっこう無になれる。
で、糸と本当にしっかり向き合える。束でなく、一本一本だから。いい表情しててうれしい。真綿の節におののくが。(織り難いかも。でもいい布になるよ)
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昨日の続きです。
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引き続き、今日も力つきてまして、詳細書けず、、、、、
あ、ちなみに、この写真は、上の写真の裏面です。
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この落ち着きのなさ、師走ですなあ、、、って師じゃないのにね。変なの。
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ずっと作りたかった、タブロー作品を作りました。小さな額に入れました。これは両面使える額。
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額に入れると、着物の時より、じっと見つめるのではないかしらん。糸そのものを観るというか。これは上の裏面。
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大きさは、、、あっと、計ってないや。ちょ、ちょっと待ってください。すぐ計ります。
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これらは、もうすぐオープンするお店に展示される予定です。そちらの話も、また追っていたします。すごーく素敵なスペースらしい。私もドキドキしてオープンを待ってます。(この写真は、上の写真の裏面です。)
(雑な文章で、ごめんなさーい!ただいま取り込み中につき、近々もちょっと、丁寧に書きます。タブローはもっと沢山作ったのだ。追々載せますね。)
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鈴田滋人さんの個展のギャラリートークに、銀座もとじさんに伺いました。
鈴田氏と言えば、言わずとしれた、木版摺り更紗の人間国宝。端正で静謐なイメージで、どんなお話をなさるか想像できないわーって思っていたのだけど、、、、、ものすっごく面白かったです!!!鈴田氏の、美を創造する力に、吸い込まれました。
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印象に残ったお話をひとつ。(私の脳内変換があるかもです〜)
工芸は現代美術だ。人に近い美術だ。人を思って美を作るとき、新たな美が生まれる。現代美術の要素の、コラボレーションは、人と着物はスーパーコラボだし、インスタレーションは、まさに状況や空間を作るし、インプロビゼーション(即興)の美術でもある。面倒なことをしないとダメだ。欲をコントロールするのが作業。
深くうなずきつつ傾聴。すばらしかった。
鈴田滋人展は、銀座もとじさんにて、明日まで。
写真は、ちょっと前の銀杏。絵画館前。今はきっとまっきっきでしょうな。
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筑波のご夫妻から託されたもの。栗です。今回は鬼皮に加え、イガと枝も。草木染めの染材です。さあ、早速染料にしてしまいましょう。
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枝をカットしました。細かく、細かく。色がたっぷり出ますように。なかなか固かったよー。
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さあ、取れましたよ。しっかりしたいい色だ〜。立派に取れたので、二染までいただきました。
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お着物を織るための染料なのですが、本格的に取りかかるのはまだ先です。取りかかる前に、コンセンサス、大事だと思っているのですが、とにかくこの段階で、一度染めてしまいます。やってみないと、提案もできないしね。
うんうん、こんな感じを望まれているのではないか。
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そうだ!柿渋染めもやってみよう。ご夫妻は、栗のみならず、柿にも特別の思い入れがお有りなのだ。ふむーー。柿渋染めは、固くなるので、着物には使いづらいけど、帯ならどうだろう。
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今回、お世話になったご夫妻。
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ご一家。
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蚕影神社のあと、結城に連れて行って下さいました。あの結城紬の結城です。私、結城に行くのも初めてでした。結城紬に対する畏敬の念は強く強くあるのですが、なんだか腰が上がらなかった。
結城に行って、ぷらぷら歩いて、北関東の古い城下町の文化の力を感じました。品のある、人がいきいき生きてる街でした。長い長い蓄積があるのだよ、街にも、織物にも。
奥順さんがされてる「つむぎの館」を見学しました。結城紬って名前に安穏してない(安穏のところはすでに無くなったのだろうけど)。いろいろ商品みせていただいて、本来の結城紬と、半分動織機が入ってる反物があったけど、本場のすごさ目の当たり〜。撚りが掛かってない真綿ってのは、織りをやってる者からみると、夢のような糸です。むーーー。むーーー。糸はすごいよ。蚕はすごいよ。
どうすりゃいいんだ。むーーー。
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ワンダフルなことがありました。
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先日、仕事の打ち合わせに、あるご夫妻の元に行きました。ら、それは、完璧なビューティフル ホリデーとなりました!!!わーい!仕事そっちのけで、すっかり遊んでいただきました。きれいな広い青空で、紅葉してて、ああ、なんてすてきなの。
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ここは蚕影(こかげ)神社。お蚕さまの総本山!
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ひなびた里山の高いところに、ひっそりとたたずんでました。養蚕が盛んな頃は、桑畑が見渡せたのかな。
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ここは、私はその存在を知らなかったのだけど、今回遊んでくださった方とメールのやり取りをするたびに、「ひなびた蚕の神社があって、いつかヨシダさんをお連れしたい」ってずっと言って下さってたんです。ボロボロだけど、いいんだって。で、ずっと憧れてたのだ。どんなところなんだろう???
行けて本当によかったです。
おみくじ引いたら、大吉でした!!!!
My friend and her husband took me to the shrine called Kokage Jinjya near Mt.Tukuba. The Kokage shrine is dedicated to silk worm and weaving.
Many shrines are dedicated to silk worm in Japan. But the Kokage shrine is the head of them.
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めとさまのお着物、経糸の入れ方を計算して紙に落とし込んでいます。デザイン、はじめと終わりはやっぱり紙ですね。調整する時はパソコンを使うけど。
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めとさまにこれで行きますよってメールしたら、「今は漕ぎいでな」ってタイトルの返信くださった。めとさまらしいご返信。その日、満月じゃなかったかな?潮も満ちた。さあ。
写真は船出を待つ糸たち。