吉田美保子の some ori ノート

コラボレーションの鞄

2019.10.17

展示会 – 織和 – 、善林英恵さんとコラボレーションで作っている鞄も、大好評でした。

 

今回は、マチがしっかりあるタイプを作りましたが、大人の遠足、日帰り編、などにちょうどいいと選んでいただき、あっという間に、すてきな方々の元に旅立って行きました。

ですので、会場で撮った写真が上の2枚のみ、、、、少なすぎ、、、、ごめんなさい。

こちらは、画家の朋百香さん。以前、ONLY ONLY で作らせていただいた鞄でお越しくださいました。うれしい〜〜〜〜。

取っ手の革がいい感じで育ってましたよ。朋百香さんのONLY ONLYページはこちらです。

 

会場写真がないので、記録写真として撮った分で、ご紹介します。  完全注文制作ONLY ONLYもひきつづき、うけたまわりますので、参考になさってください。

こちら、「大きくてヨコなが、シックなグレー」。その裏面。取っ手部分。大きさは、横42cm、高さ28cm、マチ14cm。平らに置いた口幅52cm。

 

こちらは、「中くらいでコロッと。赤と黒」。その反対側。取っ手部分。大きさは、横32cm、高さ28cm、マチ12cm。平らに置いた口幅44cm。

 

善林英恵さんとのコラボレーションは、コンセプト的には、「カジュアル着物に合わせるおしゃれなバッグ」なのですが、もちろん、洋服にも合いますし、男性にも持っていただけます。その場合は、肩掛けタイプにするのもいいかもしれません。

底や口周りに革を使って強くするなどもできます。例えば、なおさまみおさまあおさま。どれもとってもすてきです。

完全注文制作ONLY ONLY は、あなたの望みをかなえます。気になる方、お気軽にお問い合わせください。

織和展、ありがとうございました。

2019.10.16

吉田美保子展 – 織和 – 、きのうで終わりました。多くの方々にお越しいただき、幸せな日々でした。本当にどうもありがとうございました。

(上の写真、すてきなお二人づれ。左の方の帯、吉田作です。)

10月10日が初日で夏のような快晴、それから未曾有の台風にみまわれ、まさかの臨時休業。その振り替えとしてオープンしたきのうは、きれいな秋の青空の日でした。

(上の方のきいさまです。)

このめまぐるしさ、落ち着きのなさ、「もうダメだ〜」ってなるけど、結局はどうにかなっちゃうという、まさに私の人生のような日々でした。

台風、ニュースなど見るひまもなく、どんな具合かわからずにいましたが、今になって、こんなにおおごとだったのかと唖然としています。今もなお、大変な目にあっている方々が、早く日々の生活に戻られますように。

   

今回の「織和」展、すばらしい作家さん方に着尺を出品していただき、コーディネートでご紹介するというのが、テーマのひとつでした。はじめてのチャレンジで、どうなることかと思っていましたが、結果的に、とってもよかったです。

(上の写真、手前から、吉田作八寸帯、吉田作着尺、吉田作八寸帯、一番むこうが小熊素子さん作着尺)

 

お客様にとっては、コーディネートで展示してあることで、ご自分の着姿を想像しやすいという利点もあったし、普段はなかなか見られない作家さん方の作品をいっぺんに見られるという楽しさもありました。

(上の写真、手前は、佐橘登喜蔵さん作着尺、その上の八寸帯吉田作、奥は、大木道代さん作着尺、その上の九寸帯吉田作)

出品作家さんたちにとっても、新たな方々の目に触れる機会がふえたことはよかったのではないかとおもいます。イトノサキさんにとってもご提案の幅が広がったとしたら、よかったです。

(上の写真、奥から、吉田作八寸帯、影山秀雄さん作着尺、吉田作八寸帯、佐橘登喜蔵さん作着尺)

が、しかし、一番よろこんだのは、他でもない、この私です。

影山秀雄さん、佐橘登喜蔵さん、小熊素子さん、大木道代さんという、尊敬している大好きな作家さん方の作品と一緒に並べられて、私の作った帯たちが、うきうきしているのがわかりました。

(上の写真は、着尺が大木道代さん作、帯が吉田作。)

もちろん、私もうきうき。いい布って本当にいいし。ね、私の帯だって、負けてないよね。ちゃんと釣り合ってるよね。ラララ〜〜〜♪

(上の写真、着尺が小熊素子さん作。帯が吉田作)

 

私の作ったものをお召しでお越しくださった方がた、本当にありがとうございました。うれしかったです。お写真、撮れてない方も多いです。ごめんなさい。

上の方の帯、拙作八寸帯「オリーヴ&レモン」。きゃ、お似合い。いつもインスタで拝見してましたが、ナマで拝見できドキドキ。

こちらの紳士のお着物、「スプリング、スプリング、スプリング」。うふ、思い出いっぱいのお着物です。

黄色いコスモス、いただきました。秋をはこんできてくれました。

  

ほら、ここにも黄色いお花。   

私が話し込んでるこの方は、大人気ブログ「きものカンタービレ♪」を書いてらっしゃる、朝香沙都子さんです。とっても話がはずんで、しゃべりまくってしまいました。書いていただいた記事はこちらです→。ぜひお読みくださいね。

 

帯、タブロー 、カード。  

なんと、故郷の、熊本日日新聞から、論説委員の方が、じきじきに取材に来てくださいました!社説に載るのか???

文化面でした〜。

このたびの、吉田美保子展 – 織和 – 、たくさんの方々に応援していただき、楽しく充実た毎日でした。本当にありがとうございました。

最後になりましたが、会場のイトノサキの店主、畔蒜恵(あびるめぐみ)さんには、本当にお世話になり、感謝にたえません。あびるさんの仕事への愛情と姿勢、すばらしいです。私たち作り手とお客様、両方をプロとして大事にしてくださいます。ありがたいかぎりです。

上の写真の私、少々お疲れのようですね。自然な感じで撮れてます。が、疲れているひまはありません。

おかげさまで、これからも、やって行くぞーって気持ちがふつふつとみなぎってます。今後ともどうかよろしくお願いします。

織和展、コーディーネート、ぞくぞく

2019.10.14

織和展、三日目を終え、本日14日は休店日です。私は久しぶりにヨガへ行き、バリバリの体を動かしてきました。

明日、15日火曜日は、台風でお休みになった分の振り替えとして、オープンいたします。11時から19時です。これを逃すと、なかなか見られませんよ。ぜひきてね。

さてさて、着尺と帯のコーディネートのご紹介を続けます。

上の写真。手前のコーディネートから。

着尺は、佐橘登喜蔵さん作の紬。帯は、吉田美保子作「八寸帯 三角のマーチ」。

奥のコーディネートは、着尺が大木道代さん作「静寂」。帯が吉田美保子作「九寸帯 チャーミングボックス」

着尺、手前の佐橘さんの、奥の大木さんの、共通点はたくさんあります。例えば、絹100%、手織り、草木染め。それなのに、こんなに違う!手触りも風合いもまったく違うんだよ。ぜひ実物を手にとって、鏡で合わせて、見ていただきたい。で、私の帯は両方、合うっ!(笑)

 

上の写真、下の段に写っているコーディネートは、着尺が大木道代さん作「静寂」。乗せている帯が吉田美保子作「九寸帯 グリーンボックス」。

この帯は、仕立て上りでのご紹介です。これ、もともと、試し織りとして、織リまして、なんだかすっごく面白い布になったので、用尺が足りないのですが、帯にしないともったいないと、別布を染め、形にしてもらいました。これも新しいご提案です。

着物も帯も、寸法が大事です。ですが、もしも、その枠がはずれたら?もし、仕立ててのご提案で受け入れられるなら、これも、創作の幅が広がる一石になると思うのです。

上の段に写っている帯は、吉田美保子作「ブルースプラッシュ」。これは相方の着尺が不在です。ほら、ちょっと寂しそう。

そして、こちら。

着尺が影山秀雄作。帯が吉田美保子作「八寸帯 フェニックス」。

この組み合わせもいいじゃない?

影山さんの着尺、染めは植物染料と化学染料の併用だとお聞きしました。確かに、こっくりとしていて、かつ多彩で。両方のよさ、ありますよね。

たいする、私は、最近は特に理由がない限り、化学染料で染めています。仕上げで蒸すと、発色して、よりイキイキとするんです。化学染料も本当に奥が深いです。

上の写真、着尺が小熊素子さん作のバラ染め緯やたら。帯はふたつ上でご紹介している吉田作の「九寸帯 グリーンボックス」。こっちの着尺でもバッチリ合うね。

で、こちら、着尺、ひとつ上の写真と同じ、小熊素子さん作。帯が、吉田美保子作「九寸帯 碧の縞」。

この小熊さんの着尺、どんな帯でも受け止めてくれます。ふところが深いです。きちんとしていながら、太めの座繰り糸がとびとびでやたらに入り、面白みもあります。

こちら、着尺が佐橘登喜蔵さん作。帯が吉田美保子作「八寸帯 ゆれるコスモス」。

登喜蔵さんの着尺は、京都の丹後地方、与謝町の工房のまわりの植物で繭を染めてずり出しの糸を織り込んだもの。なんか、大都会に急に持ってきてどうかな、、、、と思ったけど、これ、南青山の街の雰囲気にもあいそうね。

ほら、こっちも都会的よね?いいんじゃ?

コーディネートは、まだまだ自由自在です。これを見るチャンスは明日までよ。ぜひきてね。

東京南青山、外苑西通り沿い、イトノサキさんにて。明日かぎり。11:00〜19:00!

織和展、コーディネート作品

2019.10.13

コーディネートで展示しているものをご紹介していきますね。

上の写真、格子の着尺は小熊素子さん作。帯は吉田美保子作八寸帯「火の鳥」。帯あげは吉田が染めたグレー無地。帯締めはイトノサキさんの商品。

小熊さんに、この「織和」への参加をお願いしたときに、一反は新しく織るよって言ってくれました。どんなものにするかは話し合って決めようと。

それで、打ち合わせに小熊さんの工房に伺ったとき、過去作品の切れ端をみせてもらって、「わたし、これが好き!」と。私も帯の切れ端をたくさん持参しましたが、ピタリと合い大満足。実は前々から、小熊さんの格子に惚れ込んでました。こういうの、紬の醍醐味と思ってます。一緒に展示されて光栄です。

こちら、イトノサキの一番いい位置に飾っていただいてます。着尺は、影山秀雄さん作、藍みじん。帯は吉田美保子作八寸帯「ベージュパーテーション」。

わたし、影山さんの作られるもの、完璧だと思っています。織りというのは、究極的には、タテ糸とヨコ糸をどう出会わせるかなのですが、影山さんはそれを熟知し、体現されてます。たくさんの織り手に尊敬されている方です。着るとその良さが実感される着尺のお手本のようです。

今回は、影山さんの工房にうかがって帯を合わせてみました。その中から影山さんと影山さんの奥様と私の三人で選んだものを出品いただきました。

こちらは、着尺が佐橘登喜蔵さん作。繭を地元丹後の山桜で染めて、ずり出しで糸にして織り込んでます。帯は、吉田美保子作八寸帯「三角のマーチ、かろやかに」。

登喜蔵さんの作られる着尺はなんとなくおしゃれだなって思っていました。草木染めのずり出し糸を使うなんて、ともすると、懐かしい感じになってしまうのではと思ってしまいますが、登喜蔵さんのものからは、令和を感じます。

登喜蔵さんの丹後の与謝の工房へは、今年の4月の伺いました。それで実感しましたが、ご夫妻ともに、なんとなくおしゃれなんです。素朴であり、かつおしゃれ。それがそのまま織物になっています。

上の写真の説明します。

右上の茶色い着尺は、大木道代さん作「秋風」。のせてる帯は吉田美保子作八寸帯「オーレオリン 」。

大木さんの着尺、着物にしたら、とっても着やすそう。そしていろんな帯が似合いそう。こういうのってとても大事なことで、こういう基本的なこと、できそうでできないです。大木さんは、基本の「き」をしっかりと踏まえているから、大事なことを自然にやりきっていらっしゃると思うのです。

大木さんも、糸や技術的なこととても詳しく、それを分け与えてくれる方。循環の輪を一緒に回せる方。これからの令和の時代、これってキーワードではないかと思っているのです。

その横に置いてあるななめ縞の帯あげは吉田が染めたもの。

左上の帯は、吉田美保子作八寸帯「イエローフラワー」。

右下は、着尺が大木道代さん作「雨音」。これ、大木さんが我が家に来てくれたとき、話し合って、この展示会のために織ってもらったんですよ。すごくクールで着やすい。さすが。帯が吉田美保子作八寸帯「ゆれるコスモス」。

となりに置いてある帯あげは吉田が染めたタテ縞。合わせた三井寺の帯締めはイトノサキさんのもの。すてきね。

その隣は、吉田美保子作八寸帯「フェニックス」。

まだまだありますが、第一回のご紹介はこんなところで。

それぞれの作家さんのファンの方々、実物をじっくり見るチャンスですよー!織りの作り手って、そんなにたくさん、発表の機会、ないのです。手間が膨大で数を作れないし。ですから、こういうとき、ぜひ観てくださいね。

織和、台風の日に

2019.10.12

吉田美保子展ー織和ー、二日目を終え、今、ちょっと小休止です。

台風の影響で、本日12日はおやすみにして、代わりに15日(火)にオープンいたします。

13日(日)は鉄道などの状況次第で、開始時間を遅らせる可能性があります。またお知らせします。どうかお気をつけてお出かけくださいね。

というわけで、今日は思いがけず、お休みをいただいています。外が心配ではありますが、久しぶりに掃除と洗濯をして、ご飯を作って食べて、ホッとしています。展示会のことをふりかえる時間をいただけたのかなとも。

今回の個展、吉田、2年ぶりです。イトノサキさんでは4年ぶり。

この数年のわたしのやってきたことが、はっきり見えちゃうというこわい展示会です。

この数年、多くの出会いがあり、染織の技術を高めることに専心してきました。ものづくりは孤独な作業です。しかし、孤独な中で、同志に出会い、交わることで、和をひろげ、一歩づつレベルアップしてきたと思っています。

今回の展示会にかかげた「織和」という言葉。

大きすぎてつかみどころが無いような言葉ではありますが、これがわたしの目指す道かなって思ってきたところです。

この大きすぎる「織和」なのですが、まずその一歩として、すばらしい着尺を織る大好きな染織家の方々に着尺を出品していただき、わたしの帯とくみあわせ、コーディネートでご覧いただくことにチャレンジすることににしました。それが、みんなにどう響くか。

さてさて?

「織和」会期変更のお知らせ

2019.10.11

台風接近にともない、吉田美保子展「織和」の会期を変更させていただきます。

12日の土曜日を休業し、振替として、15日火曜日にオープンします。

ですので、これからのオープンは、11(金)、13(日)、15(火)となります。

なお、13日日曜日の営業は、台風の影響次第では、11時の開始時間を遅らせる可能性があります。今後の情報にご留意いただけますよう、お願い申し上げます。

11日金曜日  営業
12日土曜日 おやすみ(台風のため)
13日日曜日 営業(開始時間の変更の可能性あり。19時まで。)
14日月曜日    おやすみ(店休日)
15日火曜日    営業(振替日。11:00~19:00)

 

婦人画報のウェブ版に載った!

2019.10.09

なんとうれしい!

婦人画報のウェブ版、キモノのページに、展示会「織和」の情報が載りました!

トップページはここ

わたしの記事はここ

うれしいわ〜〜。

あまりにうれしいので、書いていただいたこと、下に貼り付けましょ。やったー。やったー。

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注目作家の最新作が並ぶ染織個展
「吉田美保子展 織和」開催!

UPDATE : 2019.10.08

八寸帯「三角のマーチ」×着尺「水面にうつる秋の空」 ともに吉田美保子作
八寸帯「三角のマーチ」×着尺「水面にうつる秋の空」 ともに吉田美保子作

 

 

熊本県出身で神奈川県に工房・染織吉田を構え、完全注文制作できものや帯を手掛ける染織作家の吉田美保子さん。その優しい作風と真摯な物作りが、多くのファンに支持されています。

 

この度、吉田さんの世界観を味わえる個展が、東京都港区のギャラリーショップ・イトノサキにて開催されます。

 

吉田さんによるオリジナリティあふれる八寸帯はもちろん、各作品に合わせる着尺も提案。影山秀雄さん、佐橘登喜蔵さん、小熊素子さん、大木道代さんという錚々たる顔ぶれの作品がそろい、帯との新鮮なマッチングを見せています。

 

このほか、服飾小物ブランド「co-mono」を手掛ける善林英恵さんとのコラボレーションによる、織地を使った新作バッグも展示されます。

 

作家たちの温もりある服飾品から、ぜひお気に入りを見つけてください。

 

八寸帯「火の鳥」吉田美保子作 × 着尺「手織紬ばら染緯やたら」小熊素子作八寸帯「火の鳥」吉田美保子作×着尺「手織紬ばら染緯やたら」小熊素子作

 

八寸帯「ゆれるコスモス」吉田美保子作 × 着尺「静寂」大木道代作八寸帯「ゆれるコスモス」吉田美保子作×着尺「静寂」大木道代作

 

八寸帯「オーレオリン」吉田美保子作 × 着尺「秋風」大木道代作八寸帯「オーレオリン」吉田美保子作×着尺「秋風」大木道代作

 

 

「吉田美保子展 織和」

 

会期/10月10日(木)~13日(日)

会場/イトノサキ(東京都港区)

開催時間/11時~19時

店休日/会期中なし

入場料/無料

 

詳細はこちら

会場はこちら

 

45通目のメルマガ【直前ドキドキ号】

2019.10.07

   

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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
45通目のメルマガ【直前ドキドキ号】をお届けいたします。

おはようございます。

さあ、いよいよ、今週の木曜日から展示会「織和」の開幕です。

ただいま、発送準備におおわらわです。

メルマガもあたふたして書いてます。シズル感、ありますでしょ?(笑)

メルマガ読者だけのお得情報などもありますので、楽しくお読みくださいね。

《 目次 》

  1.      プロモーションビデオ

  2.      帯あげ染めてます

  3.      ショールはおまけ付き

  4.      メルマガ特典

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1.      プロモーションビデオ

今回の展示会、プロモーションビデオ、とったんですよ。

思いのたけを語ってますので、よかったら見てくださいね。

https://www.someoriyoshida.com/7239

やってみてわかりましたが、こういうの作るの、思ってたより、ずっとずっとむずかしいですね。

今、大はやりのユーチューバーの皆さんのこと、見なおしました。もっと簡単かと思っていました。

何か自分でやってみると、ひとさまのすごさとか、努力とか、実感しますね。

2.      帯あげ染めてます

展示会「織和」は、コーディネートでお見せすることをコンセプトにしています。

それで、時間的にはギリギリですが、帯あげも染めてます。

出品作のきものと帯を並べ、どんな帯あげが合うだろうと思いをめぐらし、色見本をおいてみたりするのは、ウキウキする楽しさがありますね。

これぞ、きものの醍醐味ですね。

帯あげを染めるとき、これまでは浸染(しんせん)というやり方で染めてました。いわゆる煮染めです。大きなタンクで湯に染料を溶かし、そこで布を浸して、煮て染めます。

今回は、それに加え、引き染めでも作っています。これは、布を張って、染料を刷毛で引いて、蒸して定着する方法。

この春の丹後研修でレベルアップしてきたやり方です。その後、自分なりに試行錯誤し、引き染めのむずかしさ、深さ、楽しさ、わかってきました。

いくつか、ななめの縞も染めました。織りは、基本はたてとよこですので、ななめの新鮮さにドキッとしました。

これ、アリですね。

3.      ショールはおまけ付き

今回の展示会、ショールをお求めの方には、おまけがつきます。

それは、ショール袋。

私、つねづねショールを持ち歩くとき、カバンの中で、ショールがぐちゃぐちゃになるの、いやだなあって思っていました。

そのことをなかよしの袋ものの作家さんに相談すると、すべりがいい布で、特別に作ってくれたのです。キッチュでかわいいスタンプ柄ですよ。会場で見てくださいね。

おまけは数に限りがありますので、なくなり次第終了です。お早めにどうぞ。

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4.      メルマガ特典

さらにさらに、メルマガ読者の方だけに、特別にプレゼントをご用意しました。

染織吉田の織り布つきの特製カードです。

会場でお声がけくださいね。

合言葉は

「メルマガ読んでます」

10月10日(木)~13日(日)、イトノサキさんでお会いできること、楽しみにしています。

展示会情報は、このページにまとまってます。

https://www.someoriyoshida.com/7158

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ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。

配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。

これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。

どうかよろしくお願いします。

___________

きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com

プロモーションビデオ!

2019.10.03

展示会「織和-ORIWA-」のプロモーションビデオです。

あはは、ちょっとはずかしいですね。よかったらみてください。

吉田美保子展、織和、ぜひお越しください。

 

吉田美保子展-織和ー

会期 令和元年10月10日(木)〜13日(日)

時間 11:00〜19:00(会期中無休、入場無料)

会場 イトノサキ

外苑西通り沿い。赤い窓枠のかわいいビルの2階です。外階段を上がってください。

毎日14時からギャラリートークをします。よかったらご参加ください。予約はいりません。
私は12:00〜18:00、会場にいます。イトノサキでお会いしましょう。

44通目のメルマガ【天高く号】

2019.09.26

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配信のお申し込みはこちらです。過去の配信一覧はこちらです。

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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
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こんにちは。

お元気でいらっしゃいますか?

私の住む関東平野の南西端では、やっと秋のよい季節になってきました。

昨日、宅急便を受け取りに玄関先まで出て、

大きな荷物だったので、ドアを大きく開けておさえ、

黒猫のお兄さんの作業するのを待ってたときにあおぎみた、澄んだ青空。

つい、「気持ちいい天気ですね」と話しかけると

「最高っすよ」と。

気候が最高って、いつ以来かな?三、四ヶ月ぶり?

忘れてた感覚。あー、これこれ。待ってたよ。

あなた様のお住まいのあたりはいかがですか?

千葉の停電も、どうにか復旧したとのことで安堵しました。

自然の怖さと、素晴らしさは、交互にやってくるものですね。

メルマガ、おつきあいください。

 

《 目次 》

1.      作り手の孤独

2.      不思議

3.      小熊素子さん

4.      せまってきました

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1.      作り手の孤独

織りは孤独な作業です。

染めたり織ったり、基本的にはずっと一人です。

ああでもないこうでもないと、頭と心を使うときから、

実際に体を動かし、糸を煮たり、巻いたり、機を織ったり。

やり方にもよるでしょうが、私の場合は、基本的に一人でやってます。

しかし、完成した「きもの」や「帯」は、それ一つで完結するものではぜんぜんなく、

コーディネートして身につけていただくことで完成します。

それも、完成させるのはお客さまで、私は蚊帳の外。

このギャップが面白いんです。

ときどき、お召しいただいてお会いしたりしますが、思っていたよりずっとずっと素敵で、びっくりするやらうれしいやら。

これ、私が作ったの?まいったなあって不思議に思うくらいです。

___________

 

2.      不思議

展示会「織和」は、コーディネートでお見せすることを一つの柱にしています。

私が孤独に作ったものが、他の作家さんが孤独に作ったものに出会い、

そして、お召しいただく方に出会い、完成させていただくという。

不思議が目の前で起きるかな?

イトノサキさんが、ワンダーランドになっちゃいますね。

お立会いください。

___________

 

3.      小熊素子さん

今回、着尺を出品いただく染織家のおひとりは、小熊素子さん。

長く第一線で活躍されている方なので、ご存知の方や、もしかして、すでに作品をお持ちのかたもいらっしゃるかもしれませんね。

私はかれこれ、17、8年くらいは仲良くさせていただいてます。

作るものは、都会的で、センスがよくて、奇をてらってなく、ストレートで気持ちが良い、そんな織物です。

小熊さん、おもしろい人です。

気をゆるしてくれてるからなのでしょうが、

「もう織りすぎてあきた」とか、平気でおっしゃいます。

が、仕事場におじゃますると、新しい糸がどんとあって、話を聞くと、

「〇〇製糸さんで作ってもらって、〇〇撚糸さんに持って行って回数を相談して撚ってもらって、それを〇〇で手に入れた灰汁で精練したところなのよ」

って、まったくあきてないじゃん!!!!

展示会「織和」には二反、ご出品いただきます。一反はこのために織ってくれた、できたてホヤホヤの新作ですよ。お楽しみに。

___________

 

4.      せまってきました

展示会「織和-ORIWA-」、なんと本日、二週間前です。

あたふた。

さいごの悪あがきで、まだまだ織ってますよ。

展示会の内容は、こちらにまとまってます。

https://www.someoriyoshida.com/7158

10月10日(木)から13日(日)まで、東京、南青山のイトノサキさん。

いい天気だといいなあ。

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どうかよろしくお願いします。

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きものと帯の注文制作

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