
昨晩、染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》を配信いたしました。ご登録の皆さま、無事、受信されましたでしょうか?
じつは、先日、お申し込みいただいているにもかかわらず、配信できていない方が見つかりました。、、って、私が、登録をしそこなっていたという凡ミスです。申し訳ございませんでした!平謝りですぐに配信し直しました。そして他にもそう言う方があるまいかって思って、いただいている申込みメールと、配信リストを照らし合わせると、なんともう一件、お送りしていない方が見つかりました。そちらも、すぐに平謝りで、配信しました。
ですから、もう配信ミスはないはずなのですが、自分で自分に自信がないです。。。もしも、送られて来ないよって方おられましたら、どうかおしらせください。
《 some ori 通信 》の配信システム、実はとってもアナログで、お申込みいただいたら、私が手で配信リストに加えているのです。自動登録とかではなくて、、、まあ、それは簡単なことなのですけどね。「すぐやる課」を徹底します!
気を取り直して、今回の《 some ori 通信 》3通目のメルマガのご紹介です。以下の3つをコンテンツとしております。
1. 思うこと
2. お知らせ
3. おふくわけ
「1. 思うこと」は、タテ糸をたてることは、キャンバスを自分で作ることと一緒だなって思ったはなし。
「2. お知らせ」は、そうやってたてたタテ糸で帯を織ってて、12月2日と3日のじざいやさんでの展示会に間に合わせますよってはなし。
「3. おふくわけ」は、なんと、あの高名なきものコレクター、池田重子さんの展示会の招待券です。
《 some ori 通信 》、よかったら、ぜひ、ご登録ください。この号から配信します。私が、凡ミスしなければ、、、がんばります!

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
3通目のメルマガをお届けいたします。
《 目次 》
1. 思うこと
2. お知らせ
3. おふくわけ
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1. 思うこと
帯を織っています。12月の初めに開催させていただく、横浜元町のじざいやさんでの展示会に間に合わせ、お披露目したいと、必死です。
急いではいますけど、手順は端折れませんので、コツコツと、自省しつつやってます。
それで、タテ糸を経てていた時思ったのですが、これって、絵画のキャンバスを自分で作っているってことだなと。
大昔、美術大学で絵を描いていた頃、キャンバスを自分で作るのが好きでした。形を自由にしたかったので、定形枠を使うのではなく、土台から作るのです。で、自作のフレームに、市販のキャンバス地を張って、抽象画を描いてました。
それで、ふっと思ったのですが、今私がやっていることは、その延長線だなと。
今は、キャンバス地の糸を厳選することからはじめるのです。糸を精練し、染め、糊をつけ、タテ糸を経て、ヨコをどう出会わせていくかに腐心し、完成形を作りだしていく。美しく力があって、目が離せないものを作る。それが誰かを喜ばせる。
美術大学に行っていたのは、もう30年も前のことなのになあ。
2. お知らせ
横浜元町の「じざいや」さんでの展示会、ぜひお越しくださいね。
12月2日(土)と3日(日)は、私も会場におります。新作、間に合わせて、持って行きますよ。
新作以外は、すでにじざいやさんにお送りしています。ご都合に合わせて、ぜひお出かけください。
詳細はこちらのブログで。
http://www.someoriyoshida.com/3531
3. おふくわけ
前回のメルマガに引き続き、いただきもののおふくわけ企画です。きもの好きな方にはたまらないと思います。
「池田重子 横浜スタイル展」の招待券です。
池田重子さんは、超絶美しいきものの大コレクターとしてあまりにも有名な方ですね。
銀座で開催されていた「日本のおしゃれ展」には、私もほとんど毎回出かけました。その美意識の高さに圧倒されっぱしでした。
ご著書もたくさんあって、私も数冊持っています。写真も文章も、ため息が出つくすほど美しい御本です。
池田さん、横浜生まれでいらっしゃるんですね。そんなご縁もあるのか、今回は横浜での展示会とのことです。
招待券たくさんいただきました。先着10名さま、おふくわけします。このメルマガに返信する形でご応募下さい。
会場は横浜のそごう美術館で、会期は12月13日から1月8日です。詳細は、こちら。
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/archives/17/ikeda_shigeko/index.html
私は、12月14日木曜日に出かけようかなと思っています。もしもご一緒してくださる方がおいででしたら、ぜひお声がけください。時間は決めてませんので、合わせますよ。このおふくわけ企画で行かれる方も、そうでない方も、もしよかったらご一緒しましょう。このメルマガに返信してください。
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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》をお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。
配信停止をご希望の方は、タイトルを「配信停止」として、このメールをそのまま返信してください。
これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。
どうかよろしくお願いします。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子

みるさまやお集りの皆さまに、鞄の試作を見ていただいてから半年、この10月のこと、みるさま、メールをくださいました。サイトをリニューアルしたお祝いです。うれしいなあ〜。
お祝いに続けて、
「今春の会でバッグのお話をされていたのが、もう実を結んだとは、嬉しく思います。私たちの年代になると、硬いもの、重いものは苦手になり、たっぷり入って、しかも軽く、柔らかいものを求めて彷徨います。お陰で、私も革のバッグ数点を処分しました。」
あ、鞄、よかったら詳しくご説明しますよ。
メールは、行ったり来たりと、何度も往復します。
みるさま、私の過去の作品を、このサイトの作品ギャラリーのページでご覧になり、例も上げて下さいました。わかりやすくて、助かります〜。
「イメージとしては、「九寸帯 Four Colors」シリーズに用いられたような深い色味で、濃紺と焦げ茶を表側と裏側に染め分け、把手は黒で。軽くてたっぷり入って、自立するバッグ、、、ほんと、ないのです。着物は勿論、洋服の時もガンガン持ちたいのです。全く急ぎませんので、、、お時間が出来ましたらゆっくり進めてくださいまし。私も、ちょっとバタバタしておりますので、落ち着きましたら、サイズと色味を記した簡単なスケッチをお送りするかもしれません。追って、ご連絡差し上げます。またまた、楽しみができました!どうぞ、よろしくお願いいたします。」
ああ、このみるさまの、メールの文面が好きです。サッパリ的確。江戸っ子のようですが、私と同じ、九州の女でいらっしゃいます。
*写真は、みるさまが、イメージとして上げられた拙作「九寸帯 Four Colors」です。

さあ、新たなるONLY ONLY のはじまりはじまり〜〜。今回のヒロインは、2度目のご登場の「みるさま」です。
前回は2016年に八寸帯「Spirit of Green(スピリッツオブグリーン)」を作らせていただきました。
今回のご注文は「善吉・手織り鞄」です。これから、このブログで、「みるさま2」としてご紹介していきますね。今日は、まずそのプロローグです。
今年の3月、ランチのお集まりで、みるさまと、ご一緒しました。その時、「Spirit of Green」を締めてきてくださったんですよ。
その席に、私は、すでに善林英恵さんから届いていた、試作の鞄を持っていきました。そしてみなさんにお願いをしました。
「実は今、コラボで鞄のプロジェクトをはじめようとしています。ちょっと見ていただけませんか?そして、厳しい眼でご意見くださいませんか?」
ああでもない、こうでもないと、みなさん、とても率直に意見下さいました。とってものありがたかったです。その時、みるさまは、
「持ち手が固いと使わなくなる。木のハンドルのものには手が伸びなくなった。」
「軽いことはとても大事。」
「タテとヨコの比率は黄金比がある。それは1:ルート2である。」
とおっしゃいました。ふむふむ、なるほどなあ。

12月の2日の土曜日と3日の日曜日、横浜・元町の「じざいや」さんにおじゃまします。私はその二日間だけ伺いますが、作品たちは、すでにおじゃましています。

作品たちを送り出し、すっきりしましたよ。ギリギリだけど、さあ、もう一本作るぞう!

間に合うか、、、そこをどうにか、、、間に合わせましょう。
じざいやさんのサイトはこちら。
わ!なんと、私のタグも作って下さってるわん!おすすめコーディネート、参考になります。ぜひ!

睦月さまのONLY ONLY の帯、織り終わりましたよ。さっそく、仕上げます。不織布にくるんで、蒸し器で蒸します。25分蒸したら、上下をひっくり返して、また25分。まんべんなく、蒸気がいきわたるように。
蒸しが終われば、水元です。たっぷりの水に汚染防止剤を入れた浴槽に帯を入れて、糊成分や余分な染料を取り除きます。色がでなくなるまで水を変えてね。今回は3度変えました。愛用の白い長靴履いてやってます。

そして、張り手で張って、伸子をピーンと張っていきます。そのまま8割くらい乾くまで放置。乾いたら伸子を取ってもうちょっと乾かして、湯のしに出します。
写真に写っているのは、手伝ってくれてるmoyuさん。カメラマンが私。なんか、すっごくピンボケよね。いつものちゃんと撮れてるのは、iphone 渡して撮ってもらってます。カメラは同じなのに、私が撮るとピンボケになる。どうして?不思議です。

ONLY ONLY 睦月さまの帯の制作、織りはじめましたよ。ここまで、いくと織るだけですね。
全面を綾織りで、織っていきます。
タテ糸は光沢がある絹糸で、ヨコ糸はマットなキビソ糸です。睦月さまは、ヨコ糸が見える方を表とされますので、光沢がなく、一見すると、絹とは思えないです。おしゃれな睦月さまならではの選択です。絹っていろんな表情が出せて、本当に面白い素材です。
上の写真の、白いテープをつけている方が表です。その下の段に見えているのが裏ですよ。
末長く可愛がっていただけますよう、しっかり織っていきます。

睦月さまのONLY ONLY 、さあいよいよ本番です。すでに何回も色の調合を試してきましたが、ささ、もう一度。これで最終章。今ままでのデータを踏まえて、新たに調合し直します。
で、えいやっと本番。睦月さまは、試し織りより、色がはっきり見えた方がいいとのご希望でしたので、太めの刷毛を選びます。

納得いくまで、ブラッシングを続けます。

赤いショールを作りましたよ。冬も間近。そろそろ季節ですものね。早速通販サイト《 some ori マーケット 》にお披露目しました。よかったらぜひご覧下さい。
上の写真は、「赤いショール、茶色の細糸ぞえ」です。シックな感じよ。これ、11月のスポットライトです。

こちらは、「赤いショール、素朴な感じ」。あえて一色。素朴な真綿紬糸のよさ、お伝えできますように。

こちらは小さいタイプ。「赤いプチマフラー」です。
寒くなってきましたね。首元に赤を取り込んで、パッと明るく、元気で過ごしましょうね。

ONLY ONLY 睦月さまの帯の制作、1枚目、2枚目、3枚目の試し織りをお送りしたところまで、話は進んでいましたね。
見比べていただき、お返事いただきました。
「色は1枚目が好き」
「1枚目のヨコ糸が見える面をもう少しはっきりした色にする」
「茶系、紺系ももう少しはっきり」
「ヨコ糸は和紙糸でなくキビソ糸に」
了解です!これでクリアになりました。よかった。腑に落ちた。ちょっと回り道したけど、合意できてよかったです。これで、清々しく取り組めます。
それで、早速、染料を調合し直し、4枚目の試し織りをしました。そのアップが上の写真。睦月さまにお見せすると、「好きな色合いです。これでお願いします。」とうれしいお返事が。それでは、いそいそと本番に移ります。