吉田美保子の some ori ノート

できた!

2015.07.18

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織り上がったよ、いずさまの only only!
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生まれたてほやほや。湯気でそうね。
これは、まだ機にくっついているところ。女巻き(めまき)の方を外して、巻いてある布をカラカラと出したところ。
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切れた糸などを処理して(たくさんあったよ〜)、屏風だたみにしたところ。
さあ、仕上げるよ。

いずさま、すすんでます。4

2015.07.15

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いずさまの only only、佳境です。
織ってる裏はこんな風になってます。伸子を張って、織り幅を整え、織りやすくしてます。この伸子、すっごくいいよ〜。影山工房さんから分けていただきました。私は、織り裏派なんです。
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この写真は数日前。
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この写真は、今、現在。太巻きになったのがお分かりいただけますでしょうか?
もうすぐ!

いずさま、進んでます。3

2015.07.13

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いずさまの only only、織機に上がっている姿、なかなかいいね。カッコいいじゃん。
経糸、白すぎたかと思ったこともあったけど、こうして見ると、うっすらピンクね。そうしたいと願って、そう仕事した結果が出てる。当たり前だけど、よかった。
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よく言われることだけど、「織りの仕事は織機に上げるまでが9割。織るのは仕上げ。」それに異存はないけど、その1割がヘビーなのよ。気力と体力とバランス感覚を保つのに必死。
ふらふらよーん。
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これをやり切ったときに、泉鏡花の世界に対面できると信じて。
がんばりまーす!

いずさま、すすんでます。2

2015.07.12

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いずさまの、only only、進んできましたよ。これは、2分メガネで覗いたところ。
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2分メガネって、鯨尺の2分(=7.56mm)に、緯糸が何本打ち込まれたか、確認する道具です。一日に数度、これを覗いて、本数を数えます。
均整とれた、安定した織物にするために。糸の太い細いは、もちろんあるので、まったく一緒じゃないけど、ある一定の枠から外れないように。
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ちょっとひくとこんな感じ。
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全体像はこんな感じ。
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この右側に写ってるやつ。ちっちゃいのよ〜。左はもう少々広範囲を見るためのもの。
さあ、今日もがんばりましょう!

いずさま、すすんでます。

2015.07.10

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いずさまの only only、進んでます。経糸。いい感じです。
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経糸は、座繰り糸と、真綿紬糸。この2種を、8種類に染め分けました。
(この写真は、手前がのっぺり写っちゃいましたね。実物はのっぺりじゃぜんぜんないよ。経糸の節は写ってますな〜。けっこう難儀してます。切れて切れて、、)
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実は経糸を経てたあと、「もうちょっと染めの違いを際立たせればよかったかもんな」って思いました。ちょっと染め分けがおとなし過ぎたか、、、、目に見えづらいな、、、、と。
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でも織りはじめて数日たった今、ああ、このくらいの違いでよかったよ、いい感じのオブラートだって思います。やり過ぎずによかった。やり過ぎ注意。これ大事だなあ〜。
ぱっと見は無地だけど、よく見るといろんな表情が、豊かに豊かにあります。
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さあ、もうひとがんばりだよ〜〜

いずさま、織ってます。

2015.07.07

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いずさまの only only、織ってますよ。薄ピンク具合が、絶妙かな。
手前に写ってるテープはガイドです。長さをはかるのと、4つに分けた、色と疎密の、繰り返しを見るためのもの。ガイドの中では、自由に、ランダムに。
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本日、七夕ですからね、巻いていきますよ。


動画も撮ったよ。

いずさま、17丁杼

2015.07.04

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いずさまのonly only、さあ本番です。緯糸は、結局、17種類使うことにしました。それを4つのパーツで使い分けます。
例えば、上の写真は、紫を密にしたい部分のラインナップです。
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17種類と言っても、メインは6種類。あとは、ニュアンスを入れるため、陰影を付けるため、いい感じにもってくためのものです。
いずさまのお望みは、「無地っぽいけど、無地じゃなく、疎密があって、ランダムで、統一感があること。はかなげで芯があること。寂しくならないこと。」
これらをクリアするのに、17丁杼が必要だ。
ちなみに上の写真は、地のピンクの部分のラインナップ。
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糸によっては、全体で20越くらいしか入れないのもある。(全体っていうのは、28000越くらいですので、20越なら0.07%かな。まあ、そのくらいです)
上の写真の右から2番目の黄色のシールを貼った13番の杼がそれ。全体で20越の糸です。ほとんど気付かれないくらいの入れ方だけど、こっそり明るさを加える、おまじない糸と申せましょう。
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そして上の写真のラインナップが、白を多めの部分。写ってる8丁が基本だけど、こっそり、紫の糸を1〜3本入れましょう。動きが出るしね。
さあ、がんばろー!

取材!

2015.07.02

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秋に発売される着物の本の取材を受けました。
ご登場いただくのは、このお方、にこさまです!八寸帯、Rhythmical Niko(リズミカル・ニコ)を締めて下さっています!
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今回の取材、本の中でね、「世界に一本、自分だけのオリジナル帯を作ってみたら、、、」という小特集になるらしい。
まずは我が家にお越しいただいて、打ち合わせ風景なども撮りました。その後、移動して着姿の撮影。丁寧に取材していただいて、出版が楽しみです。うふー。
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にこさま、「えー、なんで私???」とおっしゃいながらも、こころよく協力して下さいました。Rhythmical Niko(リズミカル・ニコ)、晴れ舞台で、とてもイキイキと活躍してくれました。再会できてよかった。
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カメラマンは、なんと、武藤奈緒美さんです!着物好きで、プライベートで仲良くさせていただいています。武藤さんの仕事姿、はじめてみたけど、カッコよかったー。プロだねーー。
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編集のミヤマさんも着物大好きなお方。着物談義で大盛り上がりの一日でした。
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出版は、この秋、10月中旬、主婦と生活社からです。着物ライフをより楽しむための、大人の女性に向けたムック本らしいよ!乞うご期待。また追ってこちらでもご紹介しますね。
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私もあわてて着物に着替えてご一緒に。撮影場所は、東林間のバートンです。

緯糸、準備万端

2015.07.01

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いずさまの緯糸、全てが染め上がりました。写真の手前右が、新しく染めた分。ごくごく薄い紫。いいんじゃないか。表現に幅がでる。いずさまのご意見のおかげです。
さあ、糊を付けて、小管巻きです。
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糸巻きしながらも、耳は、泉鏡花を聞いています。小説、なかなか読み進まず、ギブアップ。ニコニコ動画で朗読サイトを見つけました。佐藤慶さん朗読の、高野聖を繰り返し聞きながら、静かに糸を巻きます。
いずさまのお着物は、泉鏡花の世界観。お話いただいて、もうすぐ一年になります。泉鏡花を分かろうとそれなりにがんばったけど、まだまだ分からない。到達はできてないのだけど、真摯に仕事を重ねれば、その先にきっとあると信じて、今日も仕事を進めます。

試し織りが、行って帰ってくる

2015.06.29

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いずさまの3枚目の試し織ができました。早速、発送。お手紙を添えて。
いずさま、どう反応されるかしらん。ここまでくると、もう大変わりはできませんが、ニュアンスを変えることはできます。もうちょっとピンクにとか、あとちょっとだけ白に寄せてとか、もう少しホッコリした風合いに、、、などなど。
自分ではだいたい良いと思ってるんだけどね。着物として、しっくりするところまでは持って行けたと思ってる。変更するならどこだろう?
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ほどなく、いずさまから、ご返信がありました。すてきなお手紙そえてありました。
「こんなにすてきな色と質感に作り上げてくれて、ありがとうございます。とってもとっても楽しみです。」
わー!よかった!
あと、濃い部分に、もう少しだけ薄い紫があってもいいかなあってコメントがあった。
よっしゃ、早速、紫、染めよう!薄い、透明度のある、花びらの重なりのような紫。
勢いつけて、行きますよ!!

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