吉田美保子の some ori ノート

作品ギャラリー、更新しました。

2015.01.31

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作品ギャラリー、更新しました。やっとのことで、2014年のところを仕上げて、2015年にもひとつだけ載せました。(上の作品です)
ぜひ、ご覧下さい。2014年はこちら→  2015年はこちら→
過去の作品たちをだーっと並べて見るのは、私にとっては、大反省大会です。どーんと落ち込み、また、がんばろう。
しかし、実は、もうひとつ見ていただきたいことがあります。それは、フォトショップによる画像の合わせ技。(上の写真がいい例です。)今までは時々、超強力な助っ人のerikoさんに、手取り足取り教えていただいたりしたのですが、今回は完全自作。これをやるのに、一苦労、、、ああ、、ああ、辛かった、、、どうか、どうか、私の力作、ご覧下さい!
(バランス悪いとか、解像度が変とか、画像処理が下手とか、言わんとってね〜。自分でも分かっとるけん。いたしかたなかと〜)

作品

苦悩の糸選び

2015.01.30

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にこさまとお話して、だいたいのイメージは頭の中で形になってきた。(一年以上前の話しです。)さあ、あとは実践あるのみ。
なのだったが、このあと私は、八寸帯糸選び困惑スパイラルに落ち入ってしまい、なかなか這い出て来られなかった。もちろん、日々機織りはしている。この間、他の八寸も織った。しかし、にこさまに最適な糸がどうしても判断できなかった。
「この糸とこの糸を、こういう密度で出会わせれば、こういう風合いの八寸帯になる。」と言う、一番大事なところに確信が持てない。仕事しながら這い出るしかないので、これぞという糸はどんどん織り、布になった。なかなかいいものも出来た。しかし、これは、にこさまじゃない。
九寸も織ったし、着物も織った。他のに取りかかってしまうと、なかなか次に行けないから、時間ばかりが飛んでいく。ようやく、光が見え始めたのは、昨年も暮れに近づいた頃だった。
11種類の糸を用意して、精練はごくごく軽く、糊を薄めにつけ、経糸を作った。
ふむ、これなら、にこさまに合うかもしれない。
*写真は、整経後に残った糸を巻いた小管。きっちり計算して整経するので、あまり残らない。

にこさま、オキーフと端布と。

2015.01.29

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にこさまとミーティングができたのは、実に最初のメールをいただいてから、半年たった一昨年の秋だった。
夏に会えそうだったのだけど、いろいろな都合から、延期になっていた。
その日のお昼頃、にこさまは、鯵の押し寿司と崎陽軒のシュウマイを持参で、我が家にお越しくださった。まあ、何とうれしいミーティング。わーい!ごちそうになりながら、いろいろお話。
にこさまの八寸帯、用途はカジュアル。タイコ柄は、クレーの絵のラクダなし。前柄から手先は無地で、彩度を落としたレモンイエロー。タイコに入れたい色は、ハッキリした黄色。グリーン。青紫。
ふむふむ。
にこさま、この帯に主に合わせる予定のお着物の端切れをお持ちくださった。深い青緑。この色、現代的な色だよね。昭和の着物には無い色じゃないか?洋服の中に一人着物でも、違和感ない、大活躍しそうな着物だ。いいなあ、私、好きだわ〜。
それから、ジョージア・オキーフのポストカード。この色味、この青緑の着物に合うんじゃないかと。そうね、そうね、バッチリですね。この強めの黄色と、それを引き立てる緑と、紫が入ったブルー。参考にさせていただきます。
それから、もうひとつ、にこさまがお持ちくださったのは、私が以前さし上げていた染織吉田の特製カード。織りの端布を貼付けて、お送りしていたもの。その布の色の感じがいいと。
布をなつかしく観る私。これは、帯の手先か返しの余剰部分を切ったものだな。力が抜けて楽に織ってる。色も気に入られたかもしれないけど、この脱力感もいいのかも。あまりギンギンに作り込まないほうがいいのかも、、、
素直なあっけらかんとした帯がいいのかも。

にこさまのらくだ

2015.01.28

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さあ、新しいONLYONLY、スタートだよ!
今回のヒロインは、「にこさま」です。にこさまストーリー、はじまりはじまり〜。
にこさまとは、もうずいぶん長いおつきあいのような気がします。私が、独立して間もないころはじめたブログ「some origin」を初期の頃からずっと読んで下さっていたのではないかな。だとしたら、もう10年以上になります。
おりにふれ、メールいただいたり、展示会におこしくださったり、ワインやお花をいただいたり、、、、新聞に志村ふくみさんの連載が載ってたとコピーを送ってくださったり、、、、とても良くしていただいてた。
すらっとした、シャープでカッコいい、印象的な方。
メールはいつも短く、お会いしたときもあまり自分のことなど話されるタイプでなかったし、ダラダラしないスピーディな感じを受けていたので、私のにこさまに対するイメージは、キリッと江戸前と言った感じだった。
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2年前のある春の日、にこさまが、メールを下さった。帯を注文したいと。写真が二枚添付されてた。
一枚は、クレーの描いた「リズミカルな森のらくだ」。もう一枚には、にこさまが、青緑のお着物をお召しで写ってた。
「リズミカルな森のらくだ」のらくだを抜きにしたのをモチーフに、この着物にあう八寸帯が欲しいと。
私はこの絵を観て、ああ、私、にこさまのこと、分かってなかったと思った。イメージが違うのだもの。絵を例にするのなら、ミニマムアートというのか、シンプルでガツン系がお好みかと勝手に思ってた。
にこさまは、もっとほんわか、のんびり、春の日だまりのような、そんな一面もお持ちだったんだ。表面のカッコよさに引っ張られて、そちらの一面をちっともみてなかったよ。
「リズミカルな森のらくだ」の「らくだ抜き」がご希望だけど、優しい眼をしたらくだが、のんびりとリズムに乗って歩く姿こそが真のモチーフかなあと思った。
写真上は、クレーの絵のらくだアップ。下の写真は、「リズミカルな森のらくだ」で検索した結果いろいろ。

濱野太郎展に行った

2015.01.26

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二子玉川で開催中の、濱野太郎さんの個展に伺いました。よかったなあ。観てると、濱野さんの思いが伝わってくる布でした。素材をどうしたいのか、どう織りたいのか、貫いてる感が半端なくて、すてきです。
そのあと、二子玉川のおしゃれエリアに用事があり、ウロチョロしましたが、心打つものは何もなく。心を振るわせるものこそ、作家が作るものだ。濱野さんの作品は、まさにそうでした。
帰りの電車から、ドラゴン発見。幸先よいぞ!
*濱野太郎展は、二子玉のKOHOROさんのお向かいで、2月1日まで。ネットでもお買い物できるようです。
I saw a rising dragon from train window on the Denentoshi line yesterday. The rising dragon brings good fortune to you and me!

雑感

2015.01.24

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年末から、いろいろ生活に変化をって思って実行してます。
仕事場の壁一面に棚を作ったのだ。2×4ってお安い材木を使ってね。ホームセンターとうちを20回くらい往復した。自力でやったにしては、大満足。
ベランダに植木鉢が仲間入り。梅とつくばねの植木を育ててる。
毎朝ちょっとだけジョギングしてます。
年が明けてからは、10年以上ぶりで日記を付けはじめた。それも5年連用。はて続くのか?
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連日のisisの怖い報道を聞いていて、人質になってるお二方の年齢と私の年齢がそう変わらないのが、気になって仕方ない。我々が生きてきた時代は、ほんのちょっと前までは、総じて平和だったのでは?(ほんのちょっとが10年単位のお年頃だけどね。ほんのちょっとが、10年を2回かな。)
我々、ベトナム戦争とかは記憶ない世代だし。パレスチナはややこし過ぎて理解の範疇こえてたし(私だけ?)。天安門とか湾岸とか確かに怖かったけど。他にもいろいろあったけど、たいした記憶はない(健忘症かつ勉強不足の私です)。
私の中での大きな出来事は、ベルリンの壁崩壊と、ソ連崩壊で、このふたつとも、明るい輝かしい記憶。人間、やるなあって思った。高らかに歌い上げたいような、、、あくまで当時の私の感覚だけど。このふたつで、世界はいい方向に進んでるって思い込んじゃった。9.11までだけど。
一生懸命いきていれば、いい方向に必ずころぶって、少なくても思い込める世の中でありたい。
お二人、日本に帰ってこーい!
*写真は朝のジョギング中に。(←走ってないだろ!)

ルイーズ

2015.01.21

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美しい方と待ち合わせをしました。
あ、いらした。お会いした瞬間に空気が変わる。ふわっと、明るく優しい春の風をまとったような方です。春の先取りさせていただいたなあ。
(ほんとはね、待ち合わせ場所には、コートを羽織って登場されましたけどね)
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コートを取られると、ますます輝く。ぽぅっと見とれてしまいました。うふふ、帯がね、私が織った、九寸名古屋帯、「ルイーズ」です。ものすごく似合われて、ああ、よかったなあ。この帯が、この方のところに行けて、本当によかった。
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おタイコはこんな感じ。ねらった感じがちゃんと出てて、ああ、安堵です。
帯の詳細は、このページ。→ でもさ、布のときより、締めていただいた方が数段いいよね。帯は締めてこそ完成で、完成させるのは、私じゃないんだよなあ、、、
おかげさまです!ありがとうございます!
お着物との相性もバッチリで、さすがだなあ。こんな組み合わせだったら、少々きちんとした場でも、いいんじゃない?コーディネートと着付けと、この方の感性のおかげです。
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場所を変えて、もう一枚。渡り廊下の吹きガラスから、柔らかい光がふりそそいでいた。変形の水玉になるのが面白い。
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デートの場所は、リニューアルオープンしたばかりの庭園美術館でした。
おかげさまで、織ったものが、元気に活躍しているのを見ることができました。締めて下さる方とお話できたのも、とっても貴重でありがたかった。
さあ、つぎなる展開をねりましょう。

作品

少年野球場、ばーちゃん、地震の記憶

2015.01.18

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自分的には、すごく気に入った写真が撮れた。iPhoneで撮ったものだけど、いいでしょ?うちの近所の、少年野球場。朝。
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毎朝、ラジオ体操をして、その後外に出ることにしてる。目標としてはジョギング。しかし、ほとんど歩いてる。せいぜいヨチヨチ走り。きれいな風景を見つけたら、すかさずパチリ。
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昨日は20年前の大震災を思いながら、、、今日は100歳の誕生日を迎えた祖母を思いながら、、、
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午後にはひとつ、織り上がったよ!
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My great grandma’s 100th Birthday is today, She has been walking and running this 100 years history of her own. Happy birthday Toshiko Ba-chan!
She knows Great Kanto Earthquake in 1923, also Great Hanshin Earthquake Disaster in 1995. And the Great East earthquake and tsunami in 2011.
Life is not easy, but she is still fine. 

おばあちゃん、日本クラフト、白洲千代子展

2015.01.12

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祖母に会いに行ってきました。昨年末から、介護施設に入ったのです。
蒲田の駅から徒歩15分なのだけど、スマホの地図みながら歩き出したら、冷たく強いビル風に、あえなく降参。駅に舞い戻り、タクシーに。
実はお見舞いは二回目で、先日、帰省先から戻ったときも羽田から直行で行ったのだ。この時は、京急蒲田駅で早々に降参しタクシー。(私は降参しないとタクシーに乗らない。タクシー乗車は屈辱でもある、、、体力なしか、地図よみ能力なしを認めることとなるから。)両日とも帰りは迷いながら歩き。この辺の道は複雑。わからんわー。
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今日の祖母は、顔色もよくツヤツヤしてて、私が「みほこだよー」と言うからかもだが、「ああ、みほちゃん」と反応してくれる。
祖母は、あと6日で、100歳なのだ。お祝いにファミリーが次々顔を出すだろうから、寄せ書きができるよう、台紙を作って壁に貼ってきた。折り紙の輪っかをつなげるのも作って飾ってきた。外出できないからね、お部屋をにぎにぎしく!
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それから、日本クラフト展を拝見しに、六本木のミッドタウンへ。大賞が織り作品だったので、これは観ておきたいと。大賞を取ったのは、勝知恵美さんとおっしゃる作家さんの5本の八寸帯。これは本当にすばらしかったです。経糸が塩蔵の生糸で、緯糸は手漉き芭蕉麻糸とあった。素材ととことんつき合って、やり切ってらっしゃる。存在感、美しさ、はんぱなかった。
日本クラフトとかの公募展、入賞作などすごいの並ぶのに、イマイチ、人目にふれないのが、もったいないーって思います。こもってる感じがしてしまう。ミッドタウンって言っても、知ってる人しか行かない奥の5階のフロアだったので。
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それから、ジュエリー作家の、白洲千代子さんの展示会を拝見しに、茅場町の森岡書店さんに伺いました。白洲さんとは、年末に白洲邸での忘年会に呼んでいただいたご縁です。美しい空間を構築する方だなあと思ったので、お作品を拝見したく。
白洲さんの今回の展示は、「本をイメージした陶器のブローチ」ということで、本そのものの形をしたものもあったし、本の中の挿絵のようだったり、空想が広がるもとだったりするような、すてきな作品が多くありました。色が効いてる。さすが、ジュエリー作家だなあ。かつ、光り物がキラッと効いてて、憎いわあと思いました。
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会場の森岡書店さんもいい感じで、白洲さんの陶器との相性ばつぐん。置いてある本も、愛情あふれてました。この前行った熊本の橙書店さんといい、すてきな本屋さんってあるのだなあ。
(橙書店さんのことを書いた拙ブログはここ→。開店のときの挨拶文をもらってたのが出て来た。とてもいい文章だから、ご紹介と記憶のために、追記で書き写させていただきました。)
写真は、森岡書店さんが入ってる、第2井上ビル。古くて風格あってすてきだわ〜。でもきっと、うちのおばあちゃんの方がもっと風格あるね。なんてったって、東京駅と同い年よ、おばあちゃん!

村江菊枝展に行った

2015.01.10

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銀座もとじさんで開催中の、村江菊枝さんの個展のギャラリートークに行ってきました。村江さんの作品は、以前別の機会でみせていただいたことあって、そのとき、すごく印象的で、ぜひもう一度観たいって思っていたのです。
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拝見し、トークをお聞きして、その美しさの追い方というか、求める美しさに対する一本気でいらっしゃるところとか、とても感銘を受けました。
家庭の中で、家事をするのと同じように、織りと取り組んでいるっておっしゃってたけど、こんなレベルで織ってらっしゃるってことは、どんなに家事も高レベルでらっしゃるのだろうと、憧憬の思いで、ボーッとしました。
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写真は、和光のウィンドウです。和光のウィンドウ、四半世紀以上前、私が学生で、世間はバブルだったころ、銀座に出るたびに、ドキドキして観に行ってました。いつも最高に面白かった。いつの頃か、詰まらなくなり、気付くと日本の景気も悪くなってました。
久しぶりに和光のウィンドウが気になったってことは、少し明るいきざしでしょうか?
Today, I had a small excursion to Motoji who is my favorite kimono house in Ginza, to join the live talk show and kimono exhibition of Ms. Kikue Murae. I surprise with her attitude for kimono making that she weave the japanese kimono as same as she do the daily life.
Then, I went Itoya / stationary shop to buy a new file for 2015 works. After that, I went to Matsuya Department store and bought sashimi of GOOD Red Snapper. Clear Blue sky stayed on me today.

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