吉田美保子の some ori ノート

ONLY ONLY、くりさま、スタート!

2014.04.09

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さあ、完全注文制作ONLY ONLY、お次はじゃーん!「くりさま」です。
くりさまとの出会いは、、、、、なんと、小学生のときです。
小学生の5年と6年の冬休み、私は鳥取県の大山に、子どもたちと引率の指導者だけで行くスキーツアーに参加しました。1年目は姉と姉の友達と一緒に。2年目は私一人で。2年目に一人で参加したのは、きっとこのスキーツアーがすごく自分に合っていたからだと思います。真っ白な雪山や、大晦日に除夜の鐘をつきに行ったことなど、当時の興奮とともによく覚えています。スポーツ全般ダメで、社交的でもなく、周りにとけ込めないタイプの私が、目を輝かせて参加していたと思うと、なんだかジーンときます。
くりさまと私は隣の小学校という間柄。ひとつお姉さんで、オドオドしていた私を気にかけて下さっていたのでしょう。
それから、長い長い歳月が流れました。2008年の秋、私は、「七緒」という着物の雑誌に載りました。しっかり取材していただき、とてもいい文章書いていただきました。(その記事はこちらのページの中程に載せてます。→)
この雑誌をたまたまお読みになったくりさまが、私の名前(なんせ姓が変わってない)と「1968年 熊本県生まれ」と横顔(30余年後!)で、「ピン!」とこられ、当時のブログアドレスが載ったので、そこからメールくださったのです。
いやはや〜。感激しました。よく覚えてて下さいました!世の中って、本当に面白いね!
と言うわけで、長〜いお話のスタートです。
写真は、今回のONLY ONLY の主役がみんな写っています。そうなんです、「くりさま」は彼女のみじゃないのです!

山本秀司さんの「新・和裁入門」一気読み!

2014.04.07

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山本きもの工房の山本秀司さんが出された「新・和裁入門」をアマゾンで取り寄せました。面白くて、目から鱗で、引き込まれて、一気読みしました。考え方や基礎が丁寧に分かりやすく書いてあるし、シチュエーションに合わせた離れ業がすごい。仕立てでこんなことまで出来るのね!技術が完璧であるからこその離れ業だって思った。
布を本当に生かして下さる。ご本の「はじめに」に、仕立てる人は「超能力者」「2次元である布を、着る物という3次元の物に作り変える次元操者」とありましたが、本当にそうだわ。仕立てに対する尊敬の念が倍増です。
第一章にとても自然で普通のことが書いてあって、心に残ってる。以下、引用させてください。
「きものを仕立てるーーひと口にそう言っても、マニュアル通りに作ればお客様にとって着心地の良いきものに仕上がるわけではありません。
一反の反物をお客様仕様のきものに誂える。そのためには、確かな技術と知識、知恵、そして感性とコミュニケーション力が求められます。」
織りも全く同じです。自省です。
はじめてきものを織ってから、はや20年が経とうとしてます。しかし、いったい私はどこまでできているのか?
山本さんの本を何回も読み返して、着心地のいいきものを織りの観点から、考えて行きたいと思います。
山本きもの工房のサイトはこちら→
「新・和裁入門」のアマゾンページはこちら→
写真は我が家。天野志穂実さん撮影。

試し染めの動画とった!

2014.04.06

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次の次の次くらいに取り組む帯の試し染めをしている所を動画に撮りました。色の調子を見るためのものです。本番はまた違うのですが、試しの時はこんな感じで、いろいろやってみるのです。それで、実際織ってみて、蒸してみて、全体のことを考えながら詰めて行きます。試しはなかなか楽しい作業です。本番は完成度が必要だから、ビビるけど、がんばるのだ。
みてね。

動画

熊本ゆかり便りに載った!!!みかんだぜー!

2014.04.04

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わー!「熊本ゆかり便り」に載ってる〜!
「熊本ゆかり便り」は、熊本から世界に着物愛を発信する着物サロン和の國さんのブログに、月に一度掲載される、着物ライター安達絵里子さんによるエッセーです。
この1月に開催された「熊本ゆかりの染織家展」に、みかんを題材にした着物や帯をださせていただきました。そのことを書いて下さってます。ぜひお読みくださいね。→こちらです!
話の中心は、みかん〜!私は3年程前、みかん色のONLY ONLYのお着物をご注文いただいたのをきっかけにはまりました。返す返すありがたいご注文でした。
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故郷熊本は、柑橘のくだものの宝庫です。今はちょうどデコポンがおいしいですね。あのすっぱさと甘さのバランスはたまりません。まん丸の黄金色が、濃い緑の木にたわわになっている所を見るとそれだけで幸せになりますね。(デコポンはまん丸とは言い難いけど。) 色もいいんです。濃い緑、緑、黄緑、若草色、青竹色、黄色、山吹色、橙色、杏色、蜜柑色、菜の花色、タンポポ色、向日葵色、、、、みかんから広がるいろいろいろ。
みかんは表情豊かです。考えるだけでにっこり。そんな着物や帯を織って行きたいです。
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写真は熊本のみかん娘、ひなちゃん。おばばかなもので〜。

花盛り

2014.04.03

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昨日撮った写真だけど、満開の桜です。のびのび。青空が気持ちよい。
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誰もいない、近くの児童公園。なかなかいい桜の木があるので、チェックポイントなのだ。
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友達が芍薬をくれた。さすが姿がいいね。友達曰く、花が開いたときの手触りがいいんだって。ぜひ触ってって。楽しみ。さわさわした感じかな。盛りを過ぎた、熟れ切った花もいいねって。そうね、それも楽しみ。
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これは次の次の次くらいに織る帯の試し染め。いい具合に雰囲気とらえられたかなと思ってる。試しがいいと、結果も必ずいいから、織るのが楽しみ。

たたり

2014.04.02

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織りの道具で、「たたり」というのがあります。久しぶりに使ったので、ご紹介。ただの三本の棒なんだけどね。
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糸と言うのは、綾が取れてなければ、扱えません。しかし、ごくたまに、綾が全くなかったり、崩れていたりする綛があるのです。そういう糸を棒綛と言います。棒綛を繰る道具が「たたり」です。
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「たたり」は万葉集にも歌われているのですよ。織りは、人類の歴史とともにあるのです。
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辛抱強く、解いて行きます。ヨシダ、ヘロヘロ。


これは、ヘロヘロになるよねー!

水流さんに載った!と思ったら、

2014.03.31

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あ!ピンクサーキットスクエアが、水流さんのサイトに載ってる!!わーー!!!
と昼間に気付き、ちょっと手が離せなかったから、今、ようやくじっくり読みました。こんなに良く書いて下さってて、しみじみうれしい。水流さんは、本当に染織品を愛して下さる方だなあ、、、そしてその愛を連鎖させて下さる方だ。ああ、この子がここで扱っていただくことになってよかったなあ。
と、読み進めておりましたら、ん?なんだか赤っぽい文字が目に入った。へ?は?
『SOLD OUT』!!!えーーー!!!これ、今日載ったよね?えーーーーーーー!!!本当なの??ほっぺをつねる。
大光栄でございます。水流さま、水流さまのお客様、本当にどうもありがとうございます。大切に作ったものが、大切に扱っていただけて、早速ご縁を結んでいただけて。大切にしてもらうんだよ。
とてもうれしいです。これぞ本望。この子をどうかよろしくお願い申し上げます。
写真は、水流さまのサイトから拝借しました。もう一回リンクしちゃう。じーんとくる文章書いて下さってるからぜひ読んで。

山下枝梨子展に行った

2014.03.31

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染織家、山下枝梨子さんの展示会を拝見しに、表参道の桃林堂に伺いました。木と陶の方々との三人展でした。
山下さんの作品はチャンスがあるときは拝見しているのですが、今回、なんと言うか、、、「ああ、彼女らしく上ってきたなあ」などと、僭越ながら思いました。
山下さんは、きちんと整った、出しゃばらない、控えめな布を織っておられて、それで自分の特徴を出したり、見る方の印象に残したりするのはなかなか大変と思っていたのです。が、今、とても印象に残ってます。いい布だったな〜。
小さい布を今回たくさん作られてましたが、ひとつひとつが愛らしくて、思わずなでなでしたくなりました。何気ないけど、いいのです。山下さんらしい布でした。
山下さんのブログはこちら。展示会は、本日最終日でした。
*写真は我が家。撮影は天野志穂実さん。

高円寺の夜

2014.03.29

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夕方に高円寺に行きました。友人と待ち合わせて。楽しい夜となりました。
まず、カメラマン武藤奈緒美さんの個展「気になる樹」を拝見にノラやさんへ。武藤さんの写真は、着物関係の雑誌に載ってるのなどはよく見ているけど、個展という形で拝見するのははじめて。
どっしりと息づいている樹が、武藤さんが覗くカメラのファインダーに切り取られて、それが額装されて、中央線の高架下のなかなかおしゃれなバール(?)の壁にある。その不思議さがいい。見ているとその生命力に深呼吸したくなる。
若い樹もいいけど、年月のたったドーンとした樹がいいねえ。森林浴した感じになるのはドーンとした樹が年月も刷新してくれるからか。
武藤奈緒美展は、4月5日まで開催中。
さて、次、我々は、メキシコ料理の店に行きました。友人は大の美食家で、この人にくっつとけば、おいしいものが、目の前につぎつぎ現れるのです。今までに食べたことないおいしいもの、たくさんいただきました。彼女は、このメキシコ料理をきっと、近々自分でも作るに違いない。すごい才能だ。テキーラも飲んで大満足。
一件だけでは済まない我々は、メキシコ料理の店で勧められた、大一市場を探し当てました。うひゃー、ここいいわ!屋台というか、もうちょっと立ってる感じだけど、簡易的な作り。アジアっぽい感じがいいです。我々が落ち着いた店、すごくレベルが高かった。自家製の分厚いベーコンがお通し。ここはどこなんだ。無国籍な感じです。ワインもおいしゅうございました。
高円寺、楽しいねー!我が家から、ちと遠いのが難と言えば難ですなあ〜。通いたいわあ。
*写真はメキシコ料理の、テキーラハウス

はやしのりこ展に行った

2014.03.27

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「はやしのりこのかたち」展に行ってきました。私ははやしさんのファンなので、行ける範囲で個展される時は、出かけることにしています。
はやしさんの作品は、とことん作り込んである。作品数も多くて圧倒させられる。今回もすごかったよ。ここまでやるかってくらい。迫力なのだ。
昨今は、なんにつけ、あっさり控えめ淡白が好まれてるけど、はやし作品には、潮流とか流行りとか、そんなの関係ないのだ。
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今回は、障害がある人たちがテント地にペイントしたのを、はやしさんが形にしたバッグも出来てた。彼らとはやしさんのパワーとパワーのぶつかり合いって感じで、すごくよかった。
実は私、障害者の作業所など、今まで結構ご縁があって、彼らが作ったものとか、それを生かしたものとか、ずいぶん見てきたのだ。ここまで面白く昇華させてるの、はじめて見た。彼らとはやしさん、両方が生きてて、すごくよかった。
「はやしのりこのかたち」展は、南青山のギャルリーワッツにて、3月29日まで。
*写真は私んち。天野志穂実さん撮影。

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