吉田美保子の some ori ノート

巻き、本番。

2014.04.30

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くりさまの経糸、バンバン巻きます。この頃になると、我が家は木枠で占領されます。足の踏み場もありません。
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無造作に巻いていると思ってる?ちゃんと計って巻いてますのよ。整経長は33mで、木枠は44枠の予定。余裕をもって、一枠1000mを巻いていきます。
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巻きます、巻きます。
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ふぅ。
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ふぅぅぅ。
木枠に付せんを貼っているのは、似ているけど違う太さや作りの糸を多用しているので、同じ種類の糸が並ばないよう、見分けるためです。うまく散らして、表情豊かな、くりさまのご主人のお着物、目指します。

染め、まだまだー

2014.04.29

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くりさまの経糸、巻きをはじめましたが、まだまだ染めます。どういう表情を目指すのか、染めながら、巻きながら考えるタイプです。
これはアルミ媒染。明るく健全な感じがするんよね。今回はちょっとだけ混ぜたいのだ。動きが出るから。
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こちらは銅媒染。青い液なのだ。緑青の色と言うか、、、、今回、これはたくさん使う。緑っぽさを内包させたい。
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これは鉄媒染。アルミ媒染や銅媒染の後に、もう一度クリで染めて、その後に掛けます。その後、またクリで染める。
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染めがオッケーになったら、糊をつけます。今回は、ふのりとしょうふを混ぜています。真綿系の糸を経に使うので、糊はしっかり強めに付ける。そうじゃないと、毛羽だって織れないのだよー。ってこれだけ付けても不安です。

糸巻き

2014.04.28

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くりさまの経糸、ずいぶん進んできました。決定した分から、糊をつけ、木枠に巻いちゃいましょう。様子見たいしね。そうだ、一部の経糸は二本取りで行こうか。たくさんの糸をふんだんに使って、フラットな立体造形を目指そう。その方が、くりさまとくりさまのご主人さまらしいと思う。
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この日は、miwaさんが、手伝いにきてくれてます。巻いても巻いても果てしない〜。エンドレスに思われる。もちろん私も巻きますよ。
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男物は一疋(一反の倍)で経てるし、相当な量です。しっかり計算しなきゃいけないのも、この段階。頭が痛くても、何回も何回も電卓をたたきます。

タブロー、出来ました!

2014.04.27

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新作タブロー作りました。それから、旧作のいくつかを、額を入れ替えるなど、仕様の変更いたしました。これらは手元にありますので、気になる方は、ぜひお問い合わせくださいね
上の作品からご紹介します。
[Colored Buds カラードバッズ] 額の大きさ W333xH247mm
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[Pink Stream ピンクストリーム] 額の大きさ W316xH230mm
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[ピン!ピン!ピン!] 額の大きさ 414×414 mm
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[Purple Water Fall パープルウォーターフォール] 額の大きさ H265xW220mm
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[Indigo Blue Sky インディゴブルースカイ] 額の大きさ W318xH232mm
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[Pink Crossing ピンククロッシング] 額の大きさ 220x220mm

作品

くりさまに会いに行く、2回ね。

2014.04.26

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くりさまの栗染め、せっせと進めますが、作業をしながらも、イマイチ漠然とした思いの中をさまよっている私。方向性をもう少し詰めたい。
そんなことを考えていた12月のある日、くりさまが、京橋でフレスコ画の個展をされていたので、出かけました。くりさまの絵も拝見したいし、もう少し、話したい。
会場に行ってみると、なんとファミリーみなさまいらっしゃいました!くりさまと、ご主人様(着物を着て下さる張本人)、それとクリちゃん、カキちゃんも!
ご主人様は相変わらず、ゆうゆうとしたいい印象。くりさまの絵も、ゆったりした感じで、なんか似てるとこあるんだなあ、などと。
クリちゃんの毛並みの色を再確認して、おしゃべりも沢山して帰宅。何を求めてらっしゃるか、私はどう作ればいいのか、、、、少しずつ見えてくる。
作業続行。
それからまたしばらくした1月のある日、今度はくりさま、グループ展を広尾で開催されました。お会いするチャンス!
今度は糸見本を持って行きました。紙とかモニターでは伝えられない、実物をみていただくチャンスです。候補の糸を管に少しずつ巻いて持って行きました。
写真がそれなんだけど、左の小箱に入っているのが、くりさまに、お好きな色として選んでいただいた糸。右は選外。なるほど、そっか、茶色じゃないのね。特に明るい茶色は外しだね。すこし緑を感じさせましょう。

くりさま、染めすすむ

2014.04.25

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くりさまの栗染め、どんどん進めます。栗とどう語り合いができるか。耳を傾けられるか。
媒染は、まず銅媒染した上に、染め重ね、また鉄媒染を重ねたりもします。目指す色まで何回も染めと媒染を重ねますが、なかなかたどり着きません。ま、そこが面白いんだけど。草木染めはね。
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濃い色がなかなか決まりません。栗の声が、聞き取れてないのかな。鉄媒染でグレーにしますが、乾くとちっとも足りてません。それで、染料に、スオウやヤシャブシの力を借りることにします。栗林から、雑木林に変身です。
写真は真っ黒に見えますが、乾くとそうでもありません。
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糊付けに備えて、ふのりを準備します。経糸にも真綿系の糸を使うから、糊はたっぷり必要です。着物を織るには、糊付けはキモです。毎度、腐心に腐心を重ねます。

作品ギャラリー2014を更新しました!

2014.04.24

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作品ギャラリー2014を更新しました。ご覧いただければ幸いです。
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ふふさまの九寸帯「Breath for Spring」を新たに載せ、めとさまのお着物「colored wind」のお写真を、布の写真から、着用のお写真へ差し替えさせていただきました。いい表情されてます!
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更新、遅れてしまいました。やっとやっとです。失礼しました。
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きれいな色のいい風が吹き、春の息吹を感じている私。春だな〜。(もう初夏だって言わないで!)
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遅れながらもマイペースで進んでます。
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写真は、iPhoneの中から発掘された、ちょっと以前のもの。残雪の中に春を感じたよ。
もう一回リンクするね。こちらだよ。見て〜。

お知らせ

フリンジさんは本屋さん

2014.04.23

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今日のオヤツはこれ!おいしいコーヒーとクッキー、昨日、二子玉川の Fringe(フリンジ)さんでいただいてきたのです。
フリンジさんは、ただいま、本屋さんを開店されてます。店主麻子さんとその友人たちの愛蔵本が、読めたり、一部は買えたり。交換もできる。その場でコーヒーとクッキーも注文できる。極楽〜〜。
昨日、たどり着くのがけっこう遅くて、あまり長っ尻できなかったのだけど、それ、よかったかも。タイムリミットなかったら、いつもで居着けそうなくらい居心地いいです。半日は軽く居るね。リミットがなければ、エンドレス。
買ってきた焼き菓子、びっくりするくらいおいしかった。麻子さんのチョイスは、本当にすごい。
4月のフリンジさんのことは、こちらに載ってます。
私も本を出品させてもらってます。ブログに書いてくれてる〜。一部、タブローも置いてます。それも見てね!

栗を染める

2014.04.21

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くりさまのお着物、染めをはじめます。細かいことはまだ決められてないのだけど、今回は栗が大事だから、ある程度の糸を栗で染めてしまおう。
栗を染めると、ふわーっといわゆるマロン糸になる。なんとも言えないおいしそうな色だ。マロングラッセ、モンブラン、栗きんとん、そんなものを思い出す色。
これは染めはじめ、媒染していない状態です。
今回は、くりさまのダンナさまのだから、ある程度の濃さをお望みで、これからズンズン染めと媒染を重ねて行く。でもその前の、いっとうはじめに、こんな優しい色があるっての、いいよね。こういうのが、草木染めの良さかもね。最終的に目に見える色の前に、ベースがある。
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染めすすんできました。

栗の染料を取りながら、考える

2014.04.20

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すてきなホリデーから帰って、早速、栗の染料を煮出します。そのことは、ここに書いてます
作業をしながら考える。やっぱり、男性のお着物として、落ち着くのは、遠目には無地だろう。ただ、ペタッとした無地だと面白くないよね。くりさまのダンナさまは、もっと有機的な布の方が似合われるんじゃないか。
それで、くりさまにメールして、こんな感じはお好きかどうか聞いてみることにした。2011年の作品ギャラリー中程に載っている、「みかんの純真」と「みかんの恋心」。
これは、何色もの濃淡のみかん色を経糸に、自由な縞(縞らしくない縞)として入れていて、みかん色が基調だけど、緑やグレーも入れている。
ご主人様の着物は、このみかん色を、栗グレーに変えて、茶色系、紫系や緑系もいれれば、面白いかも。クリちゃんの茶色や、カキちゃんの黒っぽい色も入れてはどうかな。
そして、テクスチャーは、くりさまが気に入って下さる、2007年の作品ギャラリーの中程に載ってる着物、「経緯諸紬(たてよこもろつむぎ)」の感じで、真綿紬糸を多用する。
ふむー。どうだろう。メールでご提案。
くりさまからは、早速、「ご提案の件、賛成です。みかんの純真、好きです。緯経諸紬は、色もテクスチャーもとても好きです。」とのお返事いただいた。
では、その方向で動き始めよう。まずは経糸だ。

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