吉田美保子の some ori ノート

ウェブサイト、本当に本当に、完成しました!!!

2013.08.09

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染織吉田のウェブサイト、今をさかのぼること2ヶ月強、6月1日にオープンいたしましたが、実はそれは見切り発車で、水面下で、ジリジリと書き加えておりました。
それが、本日、やっとやっと、完成いたしました!!!やったー!
どうか、もう一度、いろんなページをご覧になって下さいね。
新設ページがふたつできたのが、目玉です。
注文制作の詳細を記した「ONLY ONLY 」のページと、「業界の方へ、プレス方へ」のページです。
はじめまして」や「こんなふうに作ってます」も微変更。「作品ギャラリー」も新しい作品入れました。
これで念願のホームページができました。ご覧いただければ、本当にうれしいです。
染織吉田、ますます、染めること、織ることに、素直にまっすぐ、取り組んでまいります。
どうか、今後ともよろしくお願いいたします。
写真はうちの近所。

お知らせ

きれいな色

2013.08.08

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アトリエ森繍さんの佐藤さんのお着物、一度目の試し織りをしてまず思ったのが、「きれいさが足りない」。もっと「きれい」を追求しないと。
それで染め直し。
森先生や佐藤さんとのやり取りの記録を再読する。「きれい」という単語が何回もでてくる。「きれいで、明るく、きちんとしている」。求められているものは、明示されている。
よく読め、私よ。
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試し織りの黄色部分に使った杼です。試しの時にはいろいろやってみて、本番の時に、もう少し整理します。
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こちらは緑の方。緑は結局、大幅にチェンジしました。「きれい」は緑の方がむずかしい。

試し織り、はじまる

2013.08.07

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アトリエ森繍の佐藤さんのお着物、試し織りが始まりました。
佐藤さんからいただいている色見本と見比べる。
うむ、ちょっと違う。色が薄すぎる。佐藤さんが望まれているのは、もっときれいな黄色だ。
それに、テクスチャーもつまらない。こちらはきれい過ぎ。力強さと面白みに欠ける。
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それで早速、あと黄色7色、緑1色、白1色、染めました。どんどん染める。いいぞ!いいぞ!
今度は、植物染料も使って染めよう。生繭座繰り糸も太い方、細い方、両方染める。真綿紬糸もエッセンス的に使おう。濃淡も染め分けて。
植物染料は、福木と茜を染め重ねることにしました。(福木も茜も、女の人を守ってくれる色だと思ってるし)
酸性染料で染めた糸をメインで使うとしても、植物染料で染めた糸をまぜて使うのは好きです。あえて、ひとつ抜くというか、、、、その方が、着るものとして、肩の力が入らず、着てて楽ではないかと思うのだ。
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黄色の色数を増やしたら、緑の方の迫力が落ちた。緑に力を吹き込むために、また染める。

梶の葉

2013.08.06

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郵便受けに、大きな封筒。差出人は、ライターの雨宮みずほさん。2011年に出された「東京きもの案内」が有名だ。
雨宮さんが私に大きな封筒?それも速達。何だろう?
開けてビックリ!湿らせたキッチンペーパーとクリアファイルの間から、大きな葉っぱ!!!
添えられていたお手紙拝読。
この葉っぱは、梶の葉っぱで、昔、短冊の代わりに、七夕の日、梶の葉に願い事を書いて笹に吊るしたそう。もともとは、布や紙に使われていた原料でもあるそう。
へーーーーー!知らなかったよ!
すごいなあ、雨宮さん。さすがの知識と、それを分けて下さる優しさ。普段から、ここにこの木が生えてるとか、気にしてらっしゃるんだろうなあ。きれいな葉っぱを選んで、枯れないように水で湿らせて。包みながら、私の機織り姿とか思って下さったのかなあ。うれしいです。ありがとうございます。
もうすぐ、旧暦の七夕ね(今年は8月13日だそうですぜ)。心に涼風。
雨宮みずほさんのブログ、トップページはこちら。季節の風、感じます。すてきなブログ。
梶の葉のことを書かれたページは、こちら

試し織りの糸が染まりました

2013.08.03

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アトリエ森繍の佐藤さんのお着物の、試し織り用の基本の緯糸が染まりました。これは、ぐんま200の生繭座繰り糸です。これを基準にどういう風に、他の種類の糸をまぜるか?色をまぜるか?
絹糸は同じように見えても、ふっくら加減とか、すべりとか、微妙な色の濃淡とか、違うのです。さあ、悩め、悩め、私よ。
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これなーに?
答えは、糸につける布糊(ふのり)を煮て、漉しているところ。
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漉すとこうなります。
糊の作り方は人それぞれと思うけど、私は毎回、布糊28gにつき、水1.6リットルで作ります。どうしてこの量かと申しますと、これ以上作っちゃうと冷蔵庫に入らないというスペースの事情。以前は多く作りすぎ、冷蔵庫が布糊だらけになったこともありましたっけ。長くやってると、こういうことが上手くなるなあ、、、(←他のことはどうなんだ!)

森繍さま、進む

2013.08.01

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アトリエ森繍さまからの、ご注文、ジリッジリッと進んでいます。
上の写真は、綜絖通しをしているところ。さすが、きれいな糸だなあ。色もニュートラルな白。よかったと思う。
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緯糸にする糸もやってきました。こちらも、国産蚕の生繭座繰り糸です。少々太目。緯を目立たさせるためと、しっかり打ち込むために頼りがいのある糸を選びました。
この糸と、経糸と同じ、ぐんま200の生繭座繰り糸(少々縒りが甘め)(こちらは細いです)をまぜて使いたいと計画してます。場合によっては、真綿紬の細目に生糸が絡んだ糸も少々まぜるか?
きれいな布を織りたいのだけど、風合いの良さ、気持ちよさ、丈夫さ、、、、
試し織りまでいかないと決定できません。
森康次先生から、着るものは「美しく力強いもの」でなくてはと、お言葉いただいてます。
着る人を守る鎧であること。御意です。肝に銘じます。
佐藤さんを、外側からも、内側からも守る着物。そうありたいなあ。
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緯糸の染めの試しです。まず絹の布でやってみます。いきなり糸だと怖いです。
とは言っても、布と糸も違うし、見本の色を染めるのでなく、織り上がり、お召しになった時にその色になるようにってのがミソなので、考えつつ悩みつつ、進めます。
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こちらは緑の方。うーむ、悩みは深いわ。

夏の晩

2013.07.31

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暑かった日の晩、窓を開け放って、扇風機を回す。細く開けた玄関から蚊取り線香の煙。氷をいっぱい入れた芋焼酎のロックを飲みながら、焼いた海苔に梅干しを崩しつつ。納豆を巻いたり。古いジャズのCD。
ああ、夏の晩。

夏だぜ

2013.07.30

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夏だからといって、特に予定もなく、普段と変わらず、どうってことない日々を送っている私ですが、夏は夏ですね。ちょっとした散歩でヘトヘトになったりするとき感じます。夏だなあ。
いただいた暑中見舞いに「夏を乗り切りましょう」って書いてあって、そうだ、そうだ、どうにか知恵と工夫で体力温存して乗り切るぞって思う。この感覚、やっと分かった。昔は、「乗り切るって何?ほっとけば過ぎてくじゃん」って思ってた。
違うのよ、過去の私よ。夏は乗り切るものなのよ。
写真はうちの近所。夏っぽいでしょ。

空にドラゴン

2013.07.29

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所用あって大荷物を持って、銀座まで。(はじめは両手に風呂敷の予定だったが、突然の雨を恐れて、ひとつはリュックで背負うことにした)
暑くて荷物が多いのは、なかなか大変。でも一瞬、バックパックで遠出する夏休みの感覚に似てるなあと思ったり。ああ、目的地が空港だったら、、、、
用事がぶじ終わって、銀座熊本館(物産館ね)に足を伸ばし、くまモングッズを買う。遠くに住む大切な友達にプレゼント。お誕生日おめでとう。
ほら、吉兆。空にドラゴン。

では染めます。

2013.07.25

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アトリエ森繍の佐藤さんのお着物、いよいよ染めます。
まずは経糸のみ。私は、経糸をすっかり準備してしまってから、緯糸を染めることにしています。その方が、焦点を絞りやすいのです。私的には、ってことですけど。
で、今回、経糸は「白」です。アイボリーでも、グレーを含んだ白でもなく、ジャスト「白」。もちろん、ここでいう「白」は、佐藤さんのお着物として完成したとき、白場をきれいな白に見せ、黄色と緑をきれいに見せるための「白」、佐藤さんを輝かせるための「白」です。
絹の元々の色は一般的には白ですが、白と言ってもいろいろで、少々黄色みがかっていたりします。ですが今回使う、ぐんま200の生繭座繰り糸は、他の糸に比べて、相当白いです。真っ白と言っていいほどだけど、先々黄変することも考えて、白を白くするために染めます。
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上の写真。こんな感じに染めてます。
下の写真は、酸性染料を調合しているところ。今回のような微妙な色をピンポイントで狙うには、植物染料より酸性染料の方が適していると思ってます。

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