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じゃーん!これが私の生まれ変わった織機です。座板と杼箱と小ろくろが新しくなりました。写ってないけど、ペダルのガイドの柵も固定されました。親ろくろもコードを固定できるよう、穴をあけてもらったんだよ!
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ほら、一番の懸念の座板はこのようになったよ。織機の材に、ボルトを入れて、押さえをつけてもらったの。座板そのものの欠けも大きくなり遊びが出来ました。今まではいつ落ちるかとビクビクして織ってたけど、それは激減すると思う。安心して織りに打ち込めるね。
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これは小ろくろ。幅を伸ばしてもらいました。今までの左右からコードが落ち、ストレスだったんだ。固定しようと釘を打ったりしてたんだけど、釘の頭がコードを切ったりして、これまたストレス。
今回、きつつき工房さんにお願いして、長年の願いが理想的な形でかないました。とってもうれしいです。
今までも出来る範囲で織機の改造してきました。ペダルも入れ替えたし、筬柄も変えたし、杼箱も自作してたし。ろくろもどんだけいじったか、、、、座板も何枚も変えたよ。角度をつけたり、ストッパーつけたりもした。
織機を改造することは、染織をしていれば当たり前のことなのですが、、、今回は目から鱗でした。自分では想像もできなかったことを提案いただいたりして、、、、。
きつつき工房さんが、私の織機の問題を聞いて下さり、一緒に考えて下さり、寸法を測り、最適な材を調達して、加工して、そして実際に装着して、、、、、願いがかなった!うーーん、すてき!
これって、私が取り組んでいる着物や帯の完全注文制作 ONLY ONLY と同じだね。私はここまで出来ているのか???悶々、、、自問自答です。
今回の私のこの深い満足を、私にご注文くださる方にも、味わっていただけるよう、新しい織機と一緒にがんばります。
きつつき工房さん、本当にどうもありがとうございました。
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本日は長年の夢だった織機改造の日です!山梨からきつつき工房さんが、お越しくださってます。私、仕事の手をとめて、ドキドキしながら(じゃまにならないように控えめに)見守ってます。
私は織機を2台持っていて、一号機とは、20年以上の付き合いの頼れるヤツなんですが、座面とかろくろとかに、いろいろ使いづらい点を抱えてて、どうしたものかと悩んでました。今後も一生このままつき合っていくのは厳しいなあと。
一度、座面の板から落ちて頭を打ったのが決定打で、何とかしなければならないと決心しました。
そこで思い切って、評判を聞いていた、きつつき工房さんに電話して相談したら(まさに「悩みを打ち明けた」状態)、一度見てみましょうということになり、この3月に下見にお越しくださっていたのです。
そして、晴れて本日!私の織機は生まれ変わります!(←大げさ!ちょっと手が加わるだけ。でもそれを切望していたのです〜)
写真は、お仕事中のきつつきご夫妻。お世話になります。
以上、ライブ中継でした!
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仁平幸春さんの個展のギャラリートークに、銀座もとじさんに伺いました。仁平さんの世界観が会場に満ちていて、とてもすてきでした。作品はすでに縁があって、もう会場には無いものもたくさんあったようで、それがちょっと残念ですが、全部見たいなら初日に行かないとダメですね。
トークも白熱してました。仁平さんのお話で、特に心に残ってフレーズは、「ご注文で作るものと、自分でインスピレーションで作るものは同じだ」「よろこんでいただくことは、妥協とか迎合とかでは決してない」「シンプルと言うのは、同じ方向に波長を整えてあげることだ」などなどでした。
自分のやってることを省みるのに、仁平さんの作品を拝見したり、お話を聞いたりするのは、とてもいいです。「ここまでやってる人が今、私の目の前にいる」って現実を突きつけて、一回奈落に落ちるのです。
さあ、はい上がりますわよ。
仁平幸春展は、銀座もとじさんにて、明日まで。
それから、「夏の景」と銘打たれた展示会を拝見してきました。とてもすてきな工芸作家さんたちのグループ展です。以前、上野の都美館で、大きな展示会を拝見して、いいな〜って思っていたものですから。
今回は、こじんまりとしたギャラリーで、規模は小さいのですが、こんなモノと一緒に暮らせたらなって思うもの、たくさんありました。分野が違う作家さんが、いい意味でぶつかりあって、その刺激を観るものにも、分けてくれるような展示会でした。
この展示会は、今日で終了しています。
写真はうちの仕事場風景。すみません、文章にあう写真がなかった。銀座もギラギラ暑かった。
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今日は、カリフォルニアかってくらいの(行ったことはありませんが)、完璧な青空でしたね。湿度は、多湿で有名な故郷熊本もまっつぁおって程で、くらくらになりました。(こちらはモンスーンアジア)
暑さと湿度で、関東一円、もしかしたら日本全国、なかなかしんどい一日だったと推察します。
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そんな中、私は蒸し作業と、染め作業をしておりまして、日付が変わった今頃、やっとエアコン入れて、人心地ついております。
糸染めって、時間が染めてくれるところあるから、夜ご飯食べながらも、お風呂はいりながらも、続行するのです。そうすると一日で終わったりもできる。ある意味、効率的とも言えましょう。
大きなタンクに一日中、お湯が沸点をキープ。梅干しなめながらがんばりました。
(アイス食べたかった〜。でも暑くて買いにいけなかった。ご褒美にやせればいいけど、そうはいかない。)
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チャンスがあれば、出来るだけ着物でお出かけしようと思ってる。なかなか出来ない現実もあるけど。
駅でも電車でも、着物の人がいたら、目線だけで追う。目的地にはたいてい着物の人がいる。
目的地がパリッとした場なら、パリッとした着物姿の人が多いし、くだけた場なら、それぞれ自由な着姿となる。道行く人は、もちろんそれぞれ。私は持ってる数が少ないから、季節で変えるのが精一杯。どこにでも同じ着物で行っちゃうんだけど。
で、最近思ったのは、必ずしもパリッとした着物がいいって訳でもないね。パリって言うのは、新調してすぐだったり、格式があったりってことだけど。
年期の入った感じもよいなあ。前帯の下のところが少々すり切れたりしているのをみると愛おしくなる。何回も何回も締められ、いろいろにお出かけし、もしかしたら前の主との思い出が。
帯揚げがちょっと汚れていたりするのもまた良い。生活に溶け込んでいる。特別じゃないんだって思う。
着物と一緒に自分も育っていければなお良い。そうありたいものだ。
*写真と文章は特にリンクしてません。着物きて写ってるのがこれしかなかった。左はいつも同じ着物の人。右はたくさんお持ちで豊かな着物ライフの人。
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ずっとずっと取り組んで来た、くりさまの着尺と羽尺、それから羽裏をお納めいたしました!
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くりさまとメールのやり取りをしていて、「素敵なコンセプトにもとづく色、染料、デザインで感激しました。」とおっしゃっていただけました。
イタリアに留学されてアートを学ばれたくりさまが教えてくださるには、デザインやセンスという意味の言葉を、イタリア語では、構想や方向という意味でも使うそうです。
「ヨシダさんの構想の矢は毎回、注文主の希望である的をはずすことなく、的中率120パーセントです。」とまでおっしゃっていただけました。感無量。ONLY ONLY の真髄ここにあり。
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今回の制作にあたって、私が心に刻み込んだキーワードは、「くりさまのご主人様が50歳の節目を迎えられたこと。」「くりさまのお父様がお正月に毎年和服をお召しで、そのお姿をカッコいいなと思っておられたこと。」「くりさまご夫妻、ペットの2匹のわんこと、いいファミリー関係を築いておいでだということ。うちの一匹は、ブリーダーで種犬として長く使われて、人を信用しないワンコであったってこと。それがくりさま夫妻の愛情で、やっと穏やかな表情をする幸せなワンコになれたってこと。」
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だから私は、くりさまご一家が、連れて行って下さった筑波の蚕影神社の鎮守の森で、青空のもと、栗ちゃん、柿ちゃんが、駆け回って遊んでいる、そんな幸せな光景を思い描いて織りました。
栗ちゃんの着物と羽織、柿ちゃんの羽裏。青い空。くりさまの印象的なブルー。
くりさまストーリーは、ここからお読みいただけます。時系列をさかのぼって下さると読みやすいです。
ご注文いただき、じっくり取る組む機会をいただけましたことに、くりさまご一家に深く感謝いたします。
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くりさまの羽裏、図柄はロスコ。スカイブルーと大地の色の染め分けに決定しました。せっかくだからすべて草木染めで行きましょう。
これは、クチナシの抽出液でブルーを染めているところです。ふわっとした空。天高く、秋の空かな。
注文主さまのくりさま、アーティストでらっしゃって、印象的なブルーを使われます。それを見て、いいなって思ってたこともあり。くりさまご一家が、青い空の下、一緒に過ごしているってイメージもあり。
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空が染まったら、今度は大地。柿染めです。栗染めの羽織の裏が柿染め。くりさまご一家、2匹ワンちゃんがいて、一匹が栗ちゃん、もう一匹が柿ちゃんです。一家勢揃い。
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クランプでガシッと締めます。
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これは媒染が終わって、最終の染め工程。
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染まった!
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とつぜん、はっちゃけてる自分の写真で、失礼します。面白い写真、撮ってもらったので、ついつい、こちらにもアップ。
昨日は、同窓会の会員PR班の打ち上げでした。楽しかったー。リラックスしたーー。28年ぶりに再結集して、みんなで苦労して作り上げた同窓会。ひと仕事成し遂げたよね、私たち。がんばりました。
同窓会の仕事、やったこと、ちゃんと評価してもらっててうれしかった。それ、聞けてよかった。「もっと出来たはず」ってついつい思っちゃうのだけど、救われた思いしました。やるだけやった。幹事の仲間にしてもらって、本当によかったよ。
この28年、みんなそれぞれ、いろいろありました。そんな話しもやっとしました。それぞれのタイミングで、熊本を出てこっちに来て、それぞれに乗り越えて来たよね。いいことばっかりじゃなかったよね。これからだって、不安だよね。それでも、一歩一歩、がんばりましょうぜよ。人生ってそんなもんかな。それがやっと分かって来たお年頃か。
来し方行く末に思いを馳せながら、みんなそれぞれ、飲み過ぎました。大酔っぱらいして、終電近くで帰ってきました。
写真は、卒業写真の私と昨日の私です。すごいでしょ、卒業アルバムをスキャンして、アップしてくれてるのです。びっくりね。おはずかしー。
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さあ、満を持して、くりさま、再登場です!
実は、くりさま、羽織と着物を織らせていただきましたが、羽裏も染められないかとお聞きくださっていたのです。それも、先日作った、柿の染料を使って。それで、ここんとこ、その試し染めをしつつ、模索していたのです。
羽裏とは何ぞやってことからいろいろ勉強しました。色柄のことや素材のこと。現代の額裏を作ってやるぜよー。おー!
くりさまとも「ジャクソン・ポロックのドロッピングみたいのなのは?」とか「ロスコ風は?」「スペインのアルハンブラ宮殿は?」などなどのやり取りが。
それで、生地を探して、京都の生地問屋さんから、手に入れました。で、早速、熱湯で余計な成分を洗い流して、干しています。(上の写真) うーーん、いい布。
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これ、本番の布。5cmほど切って、最終の色の試し用です。同じ布でないとね。本当には分からないから。
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一部を板締めにして強く紐でくくって、白場を作ろうと思います。白場って深呼吸が出来る感じがして大事にしてます。
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こちらは、染め方の試しです。染めのタンクに張り付いているのは、手伝いにきてくれたmiwaさん。今日は一人でなくてよかったよ。ありがとう、miwaさん!
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7月になってしまいました。
最近は、落ち着かない日々を過ごしています。いろいろ物品購入の手配したり、試しをしたり、仕上げをしたり。わらわらです。
上は栗染め。試し染め。
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これは、アップし忘れてた。くりさま、ご入浴中(湯通し)です。これ、本日、湯のしから帰ってきました。
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悩みながら取り組んでた帯。これも入浴中。
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悩みながらの試し。ご注文いただいている八寸帯に発展させたいのだけど、模索中です。
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これは到来もの!!ありがとう!!!