吉田美保子の some ori ノート

寄付しました。善吉・コラボ鞄より

2018.07.12

おしゃれな普段着物にコーデできるA4和装バッグ

去年の秋に、通販サイトを立ち上げ、その目玉として、善林英恵さんとコラボを始めました。ご存知、「おしゃれな普段着物にコーデする和装バッグ」シリーズです。

その時、売り上げの10%をつどつどプールしておいて、とてつもない自然災害がおこった時に、寄付させていただこうと話し合いました。善林さん、いい提案をしてくれた。モノを作って売る人間の社会参加の一つとして、とても自然でいいと思いました。

おしゃれな普段着物に コーデする A4和装バッグ

とは言っても、災害などないほうがいいから、えんえんとプールし続けたかったのですが、、、、1年を待たず、その時期がやって来てしまいました。

西日本の水害は、とてもじゃないけど、見てられません。これは今すべきじゃない?

善林さんと話し合い、行政や大きな団体の手の届かないところに、自前で駆けつける小さなNPOか個人の方に託したいということになり、、、、さらにモノではなくて、人に使いたいということになり。。。。。

おしゃれな普段着物に コーデする A4和装バッグ

そんな時、写真家の村山嘉昭さんが、徳島から、ロングトラックと大きな水タンクを借りて、水2トンを、今回の豪雨で、甚大な被害をもたらした愛媛県を流れる肱川沿いの個人宅へ届けまわったとフェイスブックで知りまして、この方に託し、交通費の足しにしてもらいたいねということになりました。村山さんにお聞きすると、水を配布されたのは大洲市の肱川沿いに点在する集落と、西予市野村町とのことです。

村山さん、我々の申し出に、はじめは、果たして自分でいいのか困惑していると返事くださったのですが、やりとりを重ね、「わかりました。ありがたくお預かりします。」とおっしゃってくださいました。それで、早速振り込みましたので、ご報告いたします。

村山さんの活動は、フェイスブックツイッターをご覧ください。

今回の寄付の金額は、42,552円 となりました。寄付の元は、以下の9点のコラボ鞄を求めてくださった方々です。本当にどうもありがとうございました。

大きくてヨコながブルー&イエローをお求めくださった、KNさま
小さくてタテなが、海の青をお求めくださった、AEさま
大きくてヨコなが、ブラック&パープルをお求めくださった、NNさま
大きくてヨコなが、グリーン&イエローをお求めくださった、TYさま
小さくてタテながいろんな色をお求めくださった、KNさま
ONLY ONLY でご注文くださった朋百香さま
ONLY ONLY で「My One And Only Bag」を作らせてくださったみるさま
ONLY ONLY でご注文くださったかのさま
ONLY ONLY でご注文くださったもまさま

なお、寄付は直の販売のみとし、お店さまを通して販売しました分は、省かせていただきましたこと、ご了承ください。

A4 和装 バッグ おしゃれ

善林英恵さんとのコラボ作品、上にあげてる写真のもの5点、いま通販サイトにあります。すごく素敵よ。いかがですか?。これら、7月21日土曜日に、京都でも展示販売されるのですよ。見て買いたい方は、こちらへぜひ。

それから、コラボ以外の染織吉田の作品、着物、帯、ショール、タブローなども、期間限定で、販売価格の10%を被災地支援のために寄付します。もし、いつか染織吉田のものが欲しいなってお考えくださっていた方、この機会に、ぜひ、お求めください。こちらは、一ヶ月間、8月12日までの期間限定です。

額がまとまれば、またすぐに寄付したと思っていますので、どうかよろしくお願いします。

たくさま 、すすむ

2018.07.11

さてさて〜、たくさま のONLY ONLY、順調に織り進んでいます。いい感じ!ねらったように織れると、心から楽しいね!

織り機の横から写真を撮るとこんな感じ。

八寸帯 手織り 紬 オーダー 注文 お誂え

そのまま、目線を下げるとこんな感じ。左下のロールが、織った帯の布ですよ。

今、織りたてほやほやのところはこんな感じ。

これが、地糸。自分で合わせて作った杢糸(もくいと)です。

おタイコ部分や、前帯部分には、真綿を自分で紡いだ糸も、入れます。上の写真の4種類に染め分けてから紡ぎました。奥に写っているのは、極太のキビソ糸。これで、でこぼこの表情をつけます。

さらに、これらの真綿をほんの少量ちぎって、糸に撚りつけて、ネップにしています。

ほら、自然にネップ、入っているでしょう。

たくさま 好みの、地味シブ帯になりますよ。もうすぐ完成!

きよさま の「Yellow triangle」

2018.07.09

5月に取り組んでおりました、きよさま の八寸帯、ブログ掲載オッケーが出ましたので、お披露目させていただきます。

じゃーん!今、全貌があきらかに!

作品名は、ズバリそのまま、「Yellow triangle(イエロートライアングル)」です。

イエローは、どストライクの黄色。しっかりした鮮やかな黄色です。よく発色しました。明るくはっきりされたきよさま に似合いそう!

八寸帯 オーダー 注文 お誂え 紬 手織り

上の写真は前帯部分。地色は薄いクリーム色なんですよ。

この写真だと分かりやすいかな?左側がおタイコで地色はホワイト。右側が前帯で地色はクリームです。

こっちの写真の方が分かりやすい?手前が前帯。奥がおタイコです。ちょっとした違いだけど、きっとお顔映りが違ってくると思います。きよさま のご希望を叶えられてよかったです。

タテ糸とヨコ糸のバランスもよかったみたい。しっかり打ち込みました。

耳もまあまあ揃いました。糸を変えて筋を入れたところは織り縮み率が違いますので、ビクビクなのですが、これはいい感じの表情のうちで収まったと思います。

耳はこの写真が分かりやすいかな。糸を変えるときは、余計な糸が出ないよう、端を前の段に織り込みながら、進みました。

おタイコと前帯。

おタイコと前帯と手先。

手先には黄色い三角柄は入らないけど、色糸の筋は入ります。これはまり子さんのアドバイス。端々まで仕事がしてあっていい感じになったと思います。

今回は、本当に三人で意見を出し合い、力を合わせて作りました。ご意見を取り入れることで、もうひとランク出番の多い、使いやすい帯になったと思います。ありがたいことです。

細部をのぞいてみましょう。

地の部分。タテもヨコもさすがの光沢。光るね。絹の持ち味だね。

三角のとこ。イエローの染料がしっかり繊維に食い込んでます。

銀糸のところ。細く控えめに光ります。

帯は、すでに仕立て上がって、納品を待つばかりという状況みたい。きよさま も、ワクワクして待たれていると、まり子さんから伺ってます。

こちら、夏物向けではないので、着用はもうちょっと先かな。今回は、ブログで楽しみにされてる方もおいでだろうから、載せてオッケーとなりました。ご配慮、ありがとうございます。

こちらは、きよさま にお渡しした糸見本。

きっと遠くない将来、締めていただいたお姿を拝見できることでしょう。その日を心から楽しみにしています。

うすぎぬショール、特価です(恥ずかしながら、、、、)

2018.07.04

ショール 手織り 涼しげ

ショール織りました。涼しげな模紗織りのショールです。ブルーの濃淡がきれいに出ました。

通販サイトの方に載せたので、観ていただきたいのですが、、、、、

実は、これ、わけあって、サンプル特価品です。恥ずかしながら、、、、

ショール 手織り 涼しげ

よかったら、ぜひ、通販サイトをご覧ください。こちら→

他にもショールあります。こちらはどうどうの完品(当たり前だろ!)。ショール一覧はこちら→

 

* 追記)お買い求め、いただきました。どうもありがとうございました。

works 作品

たくさま 、最終調整

2018.07.02

たくさま のONLY ONLY、本番に使う糸が出揃いました。

早速織ってみます。3回目の試し織りということになるけど、これは、たくさま と話し合うためというより、調子を見て、自分の指針を測り直すため。

(上の写真がそれです。半分より下のおとなしい部分は違いますよ。ネップが入っているところね。あと、ネップの入り方は本番とは違います。念のため。)

ふむ。よかろう。いいんじゃないか。やるだけやった。あとは、行くのみだ!

八寸帯 オーダーメイド お誂え 注文 

上の写真、左上が1回目の試し織り。右上が2回目。右下が3回目。これらをもう一度、よく見て、頭にしっかりインプットして、さあ本番、行きますよ。

2018.06.30

これ、いい縞でしょうー。私、見ほれてしまいました。

ズームアップ。なんだか分かる?どうやって作ったかも、ちょっとびっくりの技法でした。

種明かしは、これ。最近ゲットした私の小銭入れです。

これに出会った経緯など、本日配信のメルマガに載せています。よかったら今号から配信しますので、ご登録ください

アーカイブは、ノートにあります。いつもは有料設定ですが今号は無料設定しますので、今号だけ読みたい方はこちらから。(メルマガはテキストのみだけど、ノートは写真も入っているから、実はノートが一番いいかも)

メルマガ、おかげさまで、登録100名を超えました。ぼちぼち続けて参りますので、どうかよろしくお願いします。

 

*6月27日にお申込みいただいた、ドコモのアドレスの、AHさま、メールが戻ってきてしまいます。申し訳ありませんが、アドレスをご確認の上、もう一度、ご登録くださいませ。

 

こんにゃく糊の一本糊づけ

2018.06.24

たくさま のONLY ONLY、ヨコ糸は染まりましたが、実は、試しを織っている時から、悩んでた。それは、糊付けをどうするかったことが。もうちょっとだけ硬くしたいし、その硬さをキープしたいのだ。

たくさま 、重くて、硬いのが、苦手になってきたと書いてられた。が、柔らかすぎては八寸帯にならない。いつも使っている糊は、いい具合に硬いのだが、それは落ちるものなのだ。

それで、以前から、取れない糊にチャレンジしてみたかった。今こそ、そのとき。「こんにゃく糊」だ。

上の写真は、糊を溶かしているところ。

八寸帯 お誂え オーダー 注文

さあ、糊ができましたが、粘りが強くて、綛のままでは、糊つけ無理だな。一本糊つけ、するしかないな。

八寸帯 お誂え 注文 オーダー

はい、これが一本糊つけ。木枠に巻いた糸を、糊液をくぐらせて、別の木枠に巻き直すのです。

別角度から。下の動画も見てね。

 

*メルマガとって下さってる方へ。

先日配信の、《 some ori 通信 》16通目のメルマガ【こんにゃく号】に、私、こんにゃく粉を「5%」の糊液にしたと書きましたが、正しくは、「0.5%」の間違いでした。お詫びして訂正します。

付け加えますと、0.5%の水溶液ということで「owf」ではありませんので、そこんとこよろしく。

メルマガ、丁寧に読んで下さっている方が、いてくださって、身が引き締まります。ありがたいことです。

もし読んでみたい方は、こちらから。→

ヨコ糸を準備する

2018.06.23

たくさま のONLY ONLY、本番用のヨコ糸の準備もちゃくちゃくです。色は、たくさま から送られてきた色見本を目標に染めましたよ。

ネップに入れた真綿も、こうやって、たくさま の色見本の上に、いろんな色糸を乗せてみて、色を吟味して、その決めた色を目標に染めたんですよ。

八寸帯 オーダー お誂え 注文

上の写真は、地にまぜる濃い色の糸。濃い色と薄い色を両方使って、杢糸を作ります。

八寸帯 オーダー お誂え 注文

染まったら、どんどん巻きます。

巻けました〜。

糸をつくる

2018.06.21

 

たくさま のONLY ONLY、ご注文内容は、実はとてもシンプルです。しかし、シンプルなのが一番むずかしい。これ本当です。ただシンプルに織っただけじゃ、つまらないものになる。

たくさま は、糸味とか、風合いとか、凸凹とか、そういうの大事にされる方。それは、いっとう始めから伺ってる。どう応えるか?

うーむ、では、糸を作ろうかな。ネップとして差し色で入れるために真綿を入手し、12色に染めた。そのうち、4色はごく薄い色だ。それらを紡いで、タイコと前帯部分に、地の絹糸に添わせて織り込もう。

で、早速つむぎます。よかったら、上の動画ごらんください。

八寸帯 お誂え オーダー 注文

ほら、こんな風になるのです。これが表情になる。

ヨシダ、全身を使って、糸を作ります。

ちなみに、染める前の真綿はこれです。→
12色に染めたのはこれ。→  赤や青や紺などの真綿は糸でなくネップになる。

 

たくさま 、2回目の試しの返信

2018.06.20

八寸帯 オーダー 注文 お誂え

2回目の試し織りをたくさま にお送りしたら、到着してすぐ「かなりいい感じ」とのメールが。ちょっとだけ安堵。

しばらくしてメールしてみると、「帯地は素敵に仕上げていただいているので大満足してます。差し色でちょっと悩み中。」との返信が。

お、お悩み中ですね。急がなくていいですよ、焦らずたくさまのペースでお願いしますと返信。しかし、帯地自体は気に入ってくださっているようで、ホッとしました。屋台骨がオッケーということだから、ひとつクリアと言ってもいい。

それからもうしばらくして、たくさま から、お手紙を添えた試し織りが、返信用のレターパックでやって来ました。

ふむふむ。たくさま から提起された問題点は3点。

1、ネップで入れた真綿糸の差し色のうち、青だけが目立って見える。

2、タレには差し色いらない。

3、試し織りに作っていた、「濃いところ」「中間」「白っぽいところ」は、「中間」で行きたい。

まず1は、、、うーむ。そうですね。試し織りでは、確かに青、目立ちますね。それに、登場回数も多かった。無くすのもありか?青のところを伏せてみます。うーむ。ちょっと寂しいなあ。個性的な青だから、入れると、山椒が効くみたいに、締まると思う。それに、たくさま 、「効かせた感じ」とか「にくい感じ」のカッコイイ系が似合われると思うのよね。この青、目立たないように、ごく少量、回数も少なく、例えば、タイコに3箇所、前帯に2箇所くらい入れることにしてはどうでしょう?

2は了解。色は入れないけど、凸凹は作りましょう。手先も同じでいいですか?

3も了解。濃淡を作るのではなく、全体的に統一感を出しましょう。

上記のように、メールすると、ご賛同いただけました。よっしゃ、それではいよいよ本番!

*写真は、試し織りの上に、差し色にした真綿を乗せたところ。この真綿をごくごく少量とって、ヨコ糸に撚り込んでから織るのです。右が出番を減らすことになった青。

カテゴリー