吉田美保子の some ori ノート

なずさま物語6

2022.09.07

なずさま物語第6話、いよいよ織りです。

なずさまの壮大な希望は、苔色をメインにした緑豊かな「地球のような着物」。

さあ、織りますよ。

苔色は、濃淡、鮮やかめ、渋め、など取り混ぜ、5種類。それに、山吹色、赤みの茶色、焦茶色と白の網代などを織り込みます。

糸は、ほっこりした真綿紬糸と座繰りの節糸を混ぜて使います。全部で16種類です。

エネルギーに満ちる、地球のような着物を目指します。 

100通目のメルマガ【びっくり100号】

2022.09.04

  

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*写真は、ゲルハルト・リヒター展にて撮影。

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2017年秋にはじめたこのメルマガ、なんと100通目となりました。

自分でも驚きです。

月に2回ほど、パソコンに向かい、日々の仕事のことや、出来事を綴るのは、私にとって大事な時間になっています。

これも読んでくださっているあなたさまのおかげです。

モニターの向こうのあなたに、ありがとう。これからもよろしくね。

これまでの配信記録です。もしよかったら覗いてください。

https://www.someoriyoshida.com/category/メルマガ一覧

《 目次 》

1.   なずさま物語5

2.   グアテマラ茶綿の首巻き

3.   美術館

4.   リヒター、ルートヴィヒ、リ・ウファン

1.   なずさま物語5

ずっと取り組んでおります、なずさまのお着物、織りの佳境です。毎日少しずつですが、着実に進んでいます。

着物を織るのは対話の時間で、ご注文主のなずさまや、蚕や糸や、織り機や、日々の諸々と、ぼちぼち心の中で話しながら進んでいます。

https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/nazu

2.   グアテマラ茶綿の首まき

かれこれ7、8年前になると思うのだけど、グアテマラ産の茶綿を手紡ぎした糸を入手しました。

何を作ろうかとずーっと悩んでいましたが、この度、やっと形にしました。

仕上げも終わりましたので、通販サイト《someori マーケット》に載せました。

ぜひご覧ください。

https://www.someoriyoshida.com/store

 

3.   美術館

気分転換にひょいと美術館に出かけます。夜間開園の日であれば、けっこう行けます。

都会に住んでる利点ですね。

織りが軌道に乗ってから、数回出かけました。

4.   リヒター、リ・ウファン、ルートヴィヒ

最近は、ゲルハルト・リヒター展、リ・ウファン展、ルートヴィヒ美術館展に行きました。

思いがけず一番よかったのは、リ・ウファンでした!

好きでないかもと思いつつ、ま、観とくかぐらいの気持ちだった。ごめん!

ゲルハルト・リヒター(1932年ドイツ生まれ)とリ・ウーハン(1936年韓国生まれ)は、ともに私が美大生のころ(35年前)、すでにとても有名で、もてはやされていました。あこがれと反発を覚えたものです。

それが、今も現役で作り続けてる。すごいなあ。今度は本物の憧憬を覚えます。

ルートヴィヒ美術館展では、ピカソが良かった!やっぱ、迫力すごい。

 

ゲルハルト・リヒター展は、東京国立近代美術館にて、10月2日まで。豊田市美術館に巡回。

リ・ウファン展は、国立新美術館にて、11月7日まで。兵庫県立美術館に巡回。

ルートヴィヒ美術館展は、国立新美術館にて、9月26日まで。京都国立近代美術館に巡回。

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きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子

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なずさま物語5

2022.09.01

 

さて、なずさま物語の5話目です。

今回は、緯糸(よこいと)の話。

経糸(たていと)が背骨としたら、緯糸は筋肉(?)。丈夫でしなやかで美しい体のために、どちらもとても大事。バランスよく、しっかり噛み合うように。

上の写真が、今回の使った糸です。ねじってあるのが、ぐんま200(繭の種類)の座繰り節糸。色が白くて艶があって、プリプリです。

その下に広げてあるのが、秘蔵の手びきの真綿紬糸。ふっわふっわで弾力があります。これがシワになりにくい着物の秘密なんだよね。一旦シワになっても戻るのです。こっちは、もうひける人がいませんので、幻です。
私も久しぶりに使いました。糸の感触を味わいながら、ありがたく楽しく、織らせていただいています。

99通目のメルマガ【動画いろいろ号】

2022.08.24

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(写真は岐阜県多治見市のモザイクタイルミュージアムにて。5月に行ったのだけど、今までアップする機会がなかった。)

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こんにちは。秋の気配を感じるようになりましたね。

いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

私はこの夏は、ONLYONLY で承っております「なずさま」のお着物制作一色でした。

まだまだ途中ですが、先は見えてきました。

「地球のような着物」がご希望のなずさま、緑が重なり合う地球を感じながら取り組めるというのは、なんとも贅沢なことで、ありがたい夏でした。

《 目次 》

1.   なずさま物語4

2.   ビバ!山鹿の養蚕!

3.   面白かった動画

1.   なずさま物語4

そのなずさまのお着物、ただいま、織りの真っ最中ですが、発信の方は周回遅れでして、ただいまブログで4話目までいきました。

動画も載せてます。毎回、動画を作って載せるぞと意気込んでますので、どうかご覧くださいね。

https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/nazu

 

2.   ビバ!山鹿の養蚕

熊本県山鹿市の養蚕農家、花井雅美さんから頼んでいる繭のことでメールが来ました。

そこに、「ヨシダさんに触発されて動画を撮った」とあったので、早速拝見しました。

その出来栄えにびっくり!素晴らしかったです!

ぜひみてください。

桑の葉っぱがイキイキとしてものすごく美味しそう。こんな桑の葉だけですくすく育った蚕さんたちの元気の良いことと言ったら!

下の方の記事一覧にある「倖せはここに」もとてもよかった。

お蚕ファームのサイト
https://www.okaicofarm.com

       

3.   面白かった動画

動画は面白いですね。最近見たYouTubeで、心に残ったもの紹介します。もしもお時間あったらおすすめです。

イギリスに行ったら見たいアートBEST6
https://www.youtube.com/watch?v=BEQAgtWwvaM

千原ジュニア×伊集院光~伊集院光とは一体何者なのか?~
https://www.youtube.com/watch?v=VpWDLS8D-Ss

千原ジュニア×伊集院光【後編】~インプット力を学ぶ~
https://www.youtube.com/watch?v=jgIVEMCrP3g

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きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子

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なずさま物語4

2022.08.18

 

さて、なずさま物語の4話目です。

前回、なずさまが我が家にお越しくださって、デザインと色が決定した話までしましたので、その続きです。

その決まったデザインをどう具体化していくか?それには、まず経糸(たていと)の作り方を決めます。

いろいろやり方はあります。今回はどの方法が最適でしょうか?

私は、40本ずつのパターンを6つ作り、その組み合わせで、整経することにしました。

図面をバチっと作り、本数を割り出し、長さを決め、必要糸量を計算し、確認を繰り返し、自分を納得させながら進めます。丁寧に確実にこなしていくことが大事です。

糸が機に上がると、大きな山を越えた気分がします。

ふー。

          

なずさま

98通目のメルマガ【夏旅号】

2022.08.08

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(写真は先週の夏旅より。)

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(上4枚の写真は、プリンツ・ゴラーム作品)

残暑お見舞い申し上げます。お元気でいらっしゃいますか?

私は先週、岐阜の亡くなった叔母のうちの片付けに行ってました。

滞在中からどうもお尻が痒いと思っていましたが、帰ってきてよく点検すると、なんとアセモができてました。

きゃー!びっくり。

滞在中、38.8℃なんて出てましたので、さもありなんです。

何はともあれ、熱中症にもコロナにもならず、任務を遂行してきましたので、よかったとしましょう。

体温ごえは初めての経験でした。


(竹田家茶室 栽松庵)

 

《 目次 》

1.   婦人画報!

2.   夏旅

3.   東海地方

4.   国際芸術祭あいち2022


(タイヤ・ルキン・リンクレイター作品)

 

1.   婦人画報!

岐阜滞在中に、お友達が電話をくれて、「婦人画報のサイトに載ってたよ!それもトップページ!」

「え?聞いてないよ」

慌ててスマホで見てみたら、ありました!

トップページは別の画像に切り替わってて見逃しましたが、下の方にバッチリ。トップは次々いろんな画像に切り替わるのだそうです。

それにしても驚きでした。

内容は、「美しいキモノ春号」に載った時のもので、取材を受けたのは去年の12月ですから、懐かしい気がします。

こちらをクリックしてご覧ください。

 


(株式会社張正の展示より)

 

2.   夏旅

岐阜に片付けに行ってきたと書きましたが、実は私、子ども~学生の頃は夏ごとにこの岐阜の叔母のうちに遊びに行ってました。

そのころは、38.8℃なんて気温じゃなかったですけどね。

幼稚園から高校生の頃までは、熊本から。小牧空港に降り立ったこともある。あとはどうやって行ったのだろうな?博多から新幹線で名古屋経由かな?

大学生の頃は、東京から、青春18きっぷで中央線で鈍行旅したり、夜行バスだったりの節約旅行。

夏といえば、岐阜の叔母。

そんな体験を35年ぶりにしてきました。

 


(イワニ・ケース作品)

 

3.   東海地方

ちょうど折りよく、「国際芸術祭あいち2022」というのをやってましたので、行きと帰りに一部をみてきました。

行きは有松。帰りは一宮。

くしくも、両方、繊維産業で栄えた土地です。繊維産業、今はとても厳しいですが、分厚い文化の蓄積がある土地だと思いました。

東海地方は、繊維もそうですが、パッと思いつくだけで、陶器、タイル、和紙、自動車産業等々の歴史と文化が根付いていて、豊かな面白い土地だなあと思いました。

それに芸術祭をやるのもいいな。(前回のあいちトリエンナーレ2019 で、すごく揉めてたのに。不屈こそアートだ!)

 


(真清田神社)

 

4.   国際芸術祭あいち2022

有松も一宮も初めて行きました。

特に有松は、街並みも残ってて、絞りの最盛期は半端なかったんだろうなあって思いました。

ここの「竹田家住宅」というところに展示されていたプリンツ・ゴラームという作家さんの映像作品がとてもよかったです。

一宮では、奈良美智がよかったです。へそまがりの私は、ちょー有名人の奈良さんは避けたい気がするのですが、やはりよかった。実力だなあ。

https://aichitriennale.jp

 


(奈良美智作品)

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(塩田千春作品)

 

きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子


(末松グニエ文作品)

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97通目のメルマガ【くいしばり号】

2022.07.28

      

 

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(写真は仕事風景。なずさまのお着物、整経中。)

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夏らしい青空が広がっています。

大雨だったり、安定しない日々も多かったですが、いかがお過ごしでいらっしゃいましたか?

いよいよ夏も本番ですね。

晴天は、糸を染めたり、糊をつけたりするのに、カラリと乾くので最適で、待ってましたって感じです。
糸に棒を通し、全身を使って、ねじり上げるようにして絞って干すのですが、ふと気づきました。

私、食いしばってる、、、

歯医者さんの定期検診で、「食いしばりに気をつけましょう」っていつも言われるのですが、身に覚えはありませんって不服申し立てをしてました。

あ、これだ、、、

《 目次 》

1.   なずさま

2.   動画も

3.   カラー診断

4.   ゆき和さん

1.   なずさま

完全注文制作ONLYONLYで承っているなずさまの「地球色のきもの」、制作が進んでいます。

昨日、整経が終わりました。整経って機織りの工程の中で、ものすごく大事です。緊張もしますし、ここを過ぎれば、全体像が掴めるし、屋台骨が組み上がった感じです。

さあ、これから、この屋台骨をいかにしっかり支え、丈夫で、華がある、一枚の布にしていくか、がんばりどころです。

2.   動画も

なずさま、7月の初めに我が家に2回目の訪問をしてくださいました。

この日もとても大事な日でした。おかげさまで、色が決まり、より雰囲気がすり合わされ、決まってきました。

動画でその時のこと、しゃべっています。ブログにまとまっていますので、ぜひご覧ください。

なずさま物語3
https://www.someoriyoshida.com/11449

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3.   もうひとつのONLY ONLY

実は、もうひとつONLY ONLYが進行してます。

実際に織るのは来年以降なのですが、山鹿の蚕からいただいた糸で着物と帯を作りたいとのご依頼で、繭も手配済み。

で、かねてから、どんな色やデザインにしようかと悩み中と伺っていたのですが、、、

自分に合う着物について迷子状態から抜け出せないとのことで、カラー診断を受けることになさいました。

迷っているより、プロの手を借りて解決するのが良い。それはそうだ。

それで診断当日、私も同席してきました。

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4.   ゆき和さん

伺った先は、ゆき和さん。

3時間のみっちり弾丸トーク、わかりやすい資料も作り込んであって、説明も丁寧で、納得でありました。

当事者ももちろんだけど、私もぐいぐい引き込まれました。

似合うとされた色は、以前から「こんな色がいいじゃない?」って話に出てた色だったのだけど、太鼓判を押していただき、なお一層、自信を持って制作できそうです。

カラー診断、自分に自信を持つために、アリだと思います。

おしゃれ着ももちろんだけど、正装を作る時も、この診断を受けるといいのでは?

振袖とか色留袖とか。TPOや、ふさわしさとかも大事。加えて自分らしさもしっかり表したい。そんなとき、すごく頼りになると思うのです。

ゆき和さん
https://kimonoyukiwa.com

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きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子

メルマガ

なずさま物語3

2022.07.20

なずさまのONLY ONLY 物語の3話目です。

前回は、5月の連休中に、なずさまが我が家にお越しくださって、色を決めたところまででした。

その後、デザインを整理して図面を作り直し、本数を割り出し、メインとなる色をごく一部だけ染めました。全部染めてしまう前の段階で、なずさまにお見せし、お互いに合意の上、次に進みたかったからです。

なずさま、2度目の来訪。満を持してのお出迎え。7月初旬のことでした。
私は、苔のこともにわか勉強。なずさまが求める苔色とは、若草色とどう違うか分かりたくて。多分、湿度や重さが違うのだろうな。

2ヶ月ぶりのなずさま、そよ風のように登場。暑い頃だったけど、その日はそれほどでもなく、お迎えする方としては安堵でした。

世間話もそこそこに、なずさまによって、準備していた糸は、どんどん選別され決定されていきました。

やっぱ、実物を目の前にすると進みますね。概念論や抽象論でなく、これから織られ、着物となる、実物の糸が目の前にあるので進みます。

この時のこと、動画でしゃべってます。4分30秒です。よかったら見てね。

 

96通目のメルマガ【ありったけの動画号】

2022.07.11

   

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おはようございます。

朝起きて窓をあけ、ムワっとしないだけで幸せです。

昼はいくら暑くてもいいですが、朝晩涼しいと、心が楽ですね。

お住まいのあたりはいかがでしょうか?

昨日は選挙でしたが、私は土曜日に期日前投票し、昨晩は開票速報もチェックせず、スマホのオーディブルで村上春樹の「職業としての小説家」を聴いてました。
まだ途中ですが、染織家も然りと思うこと多々ありました。続きを聞くのが楽しみです。

安倍晋三元首相が銃撃され亡くなられたことに、とてもショックを受けています。白昼、街中で、スナイパーにはとても見えない普通の人に、、、。新興宗教絡みの怨恨とは聞きますが、、、

政治的に支持していたわけでは無いのですが、まだまだこれからやりたいことあったろうにと心が悼みます。

心よりご冥福をお祈りいたします。

《 目次 》

1.   コーディネート勉強会

2.   ありったけ

3.   キャンディ・キャンディ

4.   ONLY ONLY なずさま

 

1.   コーディネート勉強会

「白からはじめる染しごと」という、染めのグループに入れてもらっています。技術を学び合ったり、一緒に展示会をしたり。

作り手同士が横につながり、ムーブメントを起こそうとするのは、なかなか希少で、ありがたい会なのです。

その「白から」で、自分達の作品を持ち寄り、着物のコーディネート勉強会をしました。

コーディネートして撮影した作品は、「白から会」のインスタに少しずつアップされますので、よかったらフォローしてくださいね。

https://www.instagram.com/shirokara_kai/

2.   ありったけ

その「白からコーディネート勉強会」の様子を動画に撮りました。

拙いながら、ありったけの力で編集しましたので、ぜひみてください。(約3分です)

「白から」のメンバーは、それぞれの力を出し合って、ある人は会計、ある人は展示会時の会場設営と、得意分野を生かし盛り上げていってます。

私は、広報係で、動画撮影も絡め、広めていきたいと思っています。よかったらご友人にも紹介してくださいね。次の展示会は、12月10~12日の予定です。

3.   キャンディ・キャンディ

注文いただいて制作していた「アートなお襦袢(替袖)キャンディ・キャンディ」が、ほぼ納まりました。

すてき~~かわいい~!と言ってただけてホッとしています。着物姿のエッセンス、楽しんでいただければ嬉しいです。

ブログにまとまっていますので、みてくださいね。

https://www.someoriyoshida.com/11386

 

4.   ONLY ONLY なずさま

進行中の仕事は、完全注文制作ONLYONLY「なずさま」です。

地球みたいな着物を作るというミッションのもと、取り組んでます。

あ、ちょっと大袈裟でした。なずさまのご希望は、そんな大それたものでなく、狙ってない感じの、何気ないけど、どこにも売ってないご自分だけの着物です。

それを目指して頑張ります。

ブログに2話目まで書いておりますので、よかったらどうぞ。続きも楽しみにしてくださいね。

なずさま物語1 https://www.someoriyoshida.com/11348
なずさま物語2 https://www.someoriyoshida.com/11371

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きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子

メルマガ

お襦袢と替袖、お納め

2022.07.03

ずっと取り組んでいた、キャンディ・キャンディシリーズのお襦袢や替袖が、だいたい納まったり、形になったりしたのでご報告です。

あちこちで喜んでいただいているようで、ホッとしています。

今回染めたのは、全てご注文いただいた分。あらためてながめて、ああ作らせてもらえてよかったなあ。

お襦袢や替袖となり、着物姿にエッセンスを加えてくれることでしょう。

こちらはお単衣のお襦袢に。

お仕立ては、お客さまの懇意の仕立て師さんに頼まれましたが、その仕立て師さん、こだわりの染めに「感心しきりでした」とのことでした。

こちらは替袖たち。

ご自分で仕立てられる方には生地のままでお納めし、仕立てをしてのお納めをご希望の方にはこちらでお仕立てをしてお納めしました。(上の写真は仕立て済みの替袖です)

京都のラソワさんでご注文いただいたお客さまです。色を決めるときは、吉澤暁子先生にも入っていただきました。想像以上の出来だと、かわいいかわいいと喜んでくださったそうです。

私もうれしい!

こちらは、ご姉妹の方のご注文。ピンクの方はお姉さまから妹さまへのプレゼントなのですって!空色が共通色で、つながりを表しました。 

こちらもいいでしょ!情熱の赤。チラッと見えるとドキリとしちゃいます。

こちらも、ラソワさんでの「ボンジュール」展でご縁いただいたお客さま。ミントの帯あげをお求めいただいてまして、合わせて替袖もとのご注文。帯あげより少々濃いめのお色にしてパキッと。

 もう一点、ラソワさんでのご注文分、染めたのですが、まだお客さまがご覧になってないとのことで、こちらでのご紹介はまた今度にいたしますね。いっとう初めにご覧に入れるのは、やはりお使いいただく方でないとね。

染めのご注文、とても嬉しいです。納得するまで色合わせして、本番は緊張で心臓が止まる思いですが、楽しくやる気満々で取り組んでます。

あなたの着姿にエッセンス、いかがでしょう?お問合せはこちらからお気軽に→

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