吉田美保子の some ori ノート

136通目のメルマガ【熊本へ号】

2025.06.10

  

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こんにちは。

こちら熊本、引っ越してから初のメルマガです。

引っ越しの日も雨でしたが、今日も大雨。気温も低く、ひんやり、しっとりしています。

あなた様のお住まいのあたりはいかがでしょうか?

体調を崩しやすい時期かと思いますので、どうかご自愛くださいね。

今日のメルマガは、引越雑感です。お付き合いください。

《 目次 》

1.   やり切った

2.   仕組み

3.   メガネ

 

1.   やり切った

5月31日の引っ越しの日は、朝からたくさんの人が出入りして大忙しでしたが、段取り通り進めることができ、おかげさまで心豊かな1日となりました。

応援に来てくれた友達が、今日は卒業式だねと言ってくれました。

関東には29年いました。28歳から57歳です。

人生のど真ん中といえる29年でしたが、あっという間でした。

まあ多分、やり切ったと言っていいんじゃないかな。

できたことは少ないけど、それでも精一杯やったのだと。これからは次を目指すのだと。

 

2.   仕組み

引っ越しは18年ぶりで、しかも長距離でしたのでずっと不安に思っていました。

春先あたりにどうしたものかと仲間にアドバイスを求めましたら、「軸足をはっきりさせよ」と。

お金を使って楽をするのか、節約して最低限にするのか、サステナブルにゴミを出さないようにするのか、、、

それで色々調べて、落とし所を探ったのですが、引っ越し業者も、不用品買取も、不用品処分も、リサイクルも、ちゃんと仕組みができているだなと知りました。

ちょっと検索すれば、そういう業者さんがいて、いくつか連絡し、見積もり取ったりすると、納得できるところに行き合う。

社会はそういうふうにできているのか。。。

はて、私のやっている染織りは、社会に組み込まれているだろうか?

 

3.   メガネ

東京という、刺激的な大都会を離れることに躊躇がなかったわけではないのですが、今のところ、すんなり受け入れ、調子良くしています。

変化を素直に受け入れるというの、経験があるなと思ったら、それはメガネでした。

私は、若い時分はずっと目がよく、視力2.0を誇ってましたので、メガネとは縁がなく、サングラスもしないタチでしたので、目に何かかける生活はしたことありませんでした。

が、御多分に洩れず40過ぎたころから見えづらくなり、これはいよいよとメガネ屋さんへ、冒険気分でいそいそと。

はじめこそ掛けたり外したりを煩わしく思っていましたが、乱視も出てきてかけっぱなしの方が楽ということが分かりました。

今では寝ている時とヨガをしている時以外はいつもかけています。

なくてはならない顔の一部となりました。

 

*写真は、1、4枚目、羽田空港。いよいよ東京を離れます。2枚目、空の上から。3枚目、17年間機織りした工房。すっからかんになりました。5枚目、神奈川県大和市、お気に入りの散歩道。引っ越しの前の日。この先に桑の木や梅の木が生えてます。

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きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
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135通目のメルマガ【収穫号】

2025.05.19

         

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「吉田美保子そめおり展 田植え、収穫 熊本へ」、おかげさまで無事終了いたしました。

本当にどうもありがとうございました。

たくさんの方々にお越しいただき、みっちりとした濃い時間を過ごさせていただきました。

三日目の土曜日は大雨で、お足元が悪かったのにも関わらず、引きも切らないお客様でした。

お越しにはなれなかったけど、関心を寄せて応援してくださった方々、ありがとうございました。

今日のメルマガは個展の振り返りです。

ぜひお付き合いください。

 

《 目次 》

1.   久しぶりの個展

2.   安心した

3.   イトノサキさん

4.    ひきつづき

1.   久しぶりの個展

二人展やグループ展は開催していましたが、個展は6年ぶりでした。

会場全体が自分の作品だけになり、世界観をお見せできるというのは、贅沢なことだなあと思いました。

着物は取り合わせの美学なので、「自分が、自分が」というのは違うのですが、この場、このひと時だけは特別なのだと。

お越しくださった方々にも、吉田さんの世界だねーって楽しんでいただけ、良かったなあと思っています。

「年輪を感じた」っておっしゃってくださる方もいて、これまでの積み重ねを見てくださったようで嬉しかったです。

2.   安心した

個展に私が作ったものを身につけてお越しくださった方々、何よりのご褒美をいただきまして、本当にどうもありがとうございました。

大感激でした。

求めていただいた時は反物という一枚の布なわけですから、実はいつも心配してます。

布が着物や帯の形になり、その方のコーディネートで装われ、、、
個展会場で目が合い、、、
にっこり。

天にも昇る気持ちになりました。

ああ良かった、ほっとした。私の仕事は、この方に愛され喜ばれている。

3.   イトノサキさん

個展をしてくださったのは、東京・南青山のイトノサキさん。

店主の畔蒜さん、スタッフの方々、本当にお世話になりありがとうございました。

作者の私よりもずっと分かりやすく、丁寧にご紹介くださり、さすがプロだなあと。

居心地良くて、作品が見やすくて、皆さんに愛されているギャラリーさんです。

4.    ひきつづき

「行きたかったけどどうしても都合がつかなくて、、」という連絡があったとのことで、1週間ほど、このまま展示していただけることになりました。

実物をひきつづきご覧いただけますので、ぜひイトノサキさんにお運びください。

会期中は混んでましたので、じっくり見られてかえっていいかもしれません。

また、イトノサキさんのインスタでも、ご紹介と販売をしてくださってます。きれいに写真を撮っていただき、こちらもうれしい。

遠方の方、ご多忙などでいらっしゃれない方、ぜひご覧ください。

https://www.instagram.com/itonosaki_exhibition/

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きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子

134通目のメルマガ【田植え号】

2025.05.09

 

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おはようございます。

5月の美しい陽光のもと、日本のあちこちで、今まさに、田植えが行われているようです。

私自身は、街暮らしで田んぼを目にすることはないのですが、SNSで見つけては、いいなあと眺めています。

田んぼの水がキラキラ光り、苗がしっかり植えられていく様子はいくら見てても飽きません。

田植えって、収穫に向かっての区切りの、めでたい日だなと思います。

これからどんどん緑が濃くなり、カエルがなき、雨が降り、暑くなり、、、季節は動いていくのだなあ。

《 目次 》

1.   個展詳細

2.   メッセージ

3.   東京にいたからできたこと

 

 

1.   個展詳細

個展の詳細をお知らせいたします。どうか、ぜひお運びください。

吉田美保子そめおり展 「田植え、収穫 熊本へ」

2025年5月15日(木)〜18日(日)
11:00~18:00

会場 イトノサキ
東京都港区南青山4-1-5 2F

東京メトロ銀座線「外苑前駅」より徒歩6分
東京メトロ銀座線、半蔵門線、千代田線「表参道駅」より徒歩10分
外苑西通りに面した赤い窓枠のビルの2階です。

入場無料、展示販売

出品作〈着尺、帯、ショール、帯あげなど〉

私は、5/15は11~18時、16,17,18日は13~18時在廊します。

 

 

 

2.   メッセージ

案内状に添えたメッセージです。

「私は、作品を生むプロセスは〈米づくり〉だと思っています。

長く東京という田んぼで、私の想う自由で美しい〈そめおり〉を探し求めて来ました。

このたび収穫した作品〈みのり〉をお見せする機会をいただきました。

ご覧いただけること楽しみにしています。

これからは熊本の工房で〈田植え〉を続けながら、新たなみのりを育てていきます。

ここで出会えたすべてに
心よりありがとう」

 

 

3.   東京にいたからできたこと

今回の個展では、29年間、東京という田んぼにいたからできた集大成をご披露できたらと思っています。

29年のうちの最後の10年ほどはネットの普及で、どこにいても繋がれるし情報が取れるようになりましたが、それまでは、関東在住ならではの刺激や出会いがありました。

そのおかげで、たくさんのきっかけやヒントをいただけ、ブラッシングカラーズや、糸の選択の自由さに導くことができました。

私の染織家としての創作の仕方や生き方は、関東ならではのやり方だったと思います。きっと私に合ってたと思うし、おかげで出来たこともたくさんあります。

本当に感謝してもしきれません。

ここで実らせた種を、新たな田んぼでどう育てていくか、、、

緑が生いしげり、たわわにみのり、祝いや祭りで人が集い、、、

そんなふうになっていければいいなと思っています。

今後ともどうかよろしくお願いします。

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133通目のメルマガ【ノエル号】

2025.04.09

  

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前回の配信からちょっと時間が空いてしまいました。

すっかり春本番ですが、お元気でいらっしゃいますか?

私は、個展準備と引っ越し準備、新工房建築と、落ち着かない日々を送っています。

春はいい季節ですが、寒暖差があったり、花粉が飛んだり、ちょっと気を抜くと、風邪をひきそうですね。

睡眠と栄養をしっかりとって、乗り切りましょう。

 

《 目次 》

1.   吉田美保子 そめおり展

2.   田植え、収穫 熊本へ

3.   伊藤野枝

4.   ノエル

1.   吉田美保子 そめおり展

5月の個展の準備でおおわらわしています。

独立してからずっと取り組んでいるブラッシングカラーズの集大成をご覧いただけばと思っています。

ぜひ、お越しください。

5月15日木曜〜18日日曜

東京・南青山 イトノサキさんにて

2.   田植え、収穫 熊本へ

今回の展示会のタイトルを「田植え、収穫 熊本へ」といたしました。

ものを作ることは、自分のフィールドで、繰り返し繰り返し、誠心誠意取り組むもので、それは「米づくり」のようだという思いからです。

29年間、東京という田んぼで、田植えと収穫を繰り返してきました。

次のシーズンから、田んぼの場所は移しますが、これからも精一杯みのり(作品)を育てていこうと思います。

3.   伊藤野枝

伊藤野枝をご存知でしょうか?

私は30年ぶりにその名前を聞きました。

女性の自由などほとんどなかった明治大正の時代に、自分の力で人生を切り拓き、精一杯生きた、生命力ほとばしる真っ直ぐな女性です。

30年ぶりにその名を聞いたというのは、愛聴している「コテンラジオ」からふっと流れてきたからなのでした。

びっくり。スマホにかじり付いて、8回シリーズを繰り返し聞きました。

YouTubeやポッドキャストで聞けますので、検索してください。

 

 

4.   ノエル

30年前に私に伊藤野枝のことを教えてくれたのは、機織りの師匠である高野さんです。

高野さんは、伊藤野枝の生き方に、尊敬の念を持っておられ、熱く語ってくださいました。

私は話の内容について行けなかったのですが、自分の核を持って信じた道を生き抜くみたいなことかなと、おぼろげに感じました。

「野枝ってノエルみたいね。」とおっしゃっていたのを覚えていますが、コテンラジオで聞いたところによると、野枝の生まれはハイカラとか意識高い系(?)とは程遠そうでしたので、名前の由来がノエルということは無いんじゃないかな?

ウィキペディアを見ますと、野枝は子どもに、ルイズとかネストルとか名付けたようですので、野枝自身は名付けに格別の思いがあったのかもしれません。

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■写真は建築中の新工房です。

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染織吉田 吉田美保子

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132通目のメルマガ【立春大吉号】

2025.02.04

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おはようございます。

昨日は立春でしたね。

ここ関東地方の南側は、午前中はとても寒かったのですが、午後にはお日様の強さを感じました。

お住まいのあたりはいかがでしたか?

今週は寒さの予報が出ているようですが、近所では梅も蝋梅も咲いています。

寒さ対策、風邪対策は万全にして、春の訪れを寿ぎましょう。

  

《 目次 》

1.   転換の年

2.   個展のお知らせ

3.   地鎮祭

1.   転換の年

メルマガを読んでくださっているあなたさまに、ご報告があります。

今年は私にとって転換の年。

染織をはじめて34年のいま、念願の工房を作っています。

縁側が10メートルあって経糸を張れ、染場の土間があって、糸を干せる庭がある、そめおりのための夢の工房。

発想がわき出し、ものを生み出し、人が集う、開かれた工房です。

29年ぶりに熊本人に戻ります。

どうなることやら楽しみです。

2.   個展のお知らせ

移転の前に、個展をします。

5月15日木曜〜18日日曜

東京・南青山 イトノサキさんにて

私を育ててくれた大好きな関東に思いを寄せて。

 

3.   地鎮祭

1月の終わりに、熊本の建築現場で、地域の小さな神社の宮司さんにお願いして、地鎮祭をしました。

今生のうち、自分が地鎮祭をする立場になるなんて、思ってもいませんでした。

地鎮祭のスタンダード(?)は知らないのですが、とても丁寧に執り行ってくださり、土地が清められた感を感じ取ることができました。ありがたく嬉しかったです。

神様へのお供えも、鯛の尾頭付きをはじめ立派だったのですが、バナナやパイナップルもあって、神様も食生活はなかなかグローバルだなあと。

エイエイエイと声を発して、砂山に鍬を入れました。

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染織吉田 吉田美保子

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131通目のメルマガ【大つごもり号】

2024.12.31

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あっという間に大晦日ですね。

今年も多方面にお世話になり、いろいろとご縁をいただき、本当にどうもありがとうございました。

ここ関東平野の南側は、やっと寒くなったとはいえ、人の密度があるせいか、少々の外出では寒風が気持ち良いくらいに感じます。

もちろん、ちょっと郊外に出たり、都心でもビル風が吹いたりすると凍えますが。

お住まいのあたりはいかがでしょうか?

どうか、暖かくしてお過ごしください。

 

*写真は今年の写真ホルダーより。1,3,7枚目は、江の浦測候所満月の会にて。2,6枚目は、泉岳寺近くの細川下屋敷の銀杏と楠。4,5枚目は、益子参考館にて濱田庄司のコレクション。

 

《 目次 》

1.   織り終わった

2.   お能を観た

3.   八島

4.   能管

 

1.   織り終わった

ずっと取り組んでいた帯、本日織り終わりました。

年内に終えることができて、ホッとしています。

今回は、織りの組織や糸の組み合わせなど、新しいチャレンジを多々取り入れてます。

この挑戦が、当たりかハズレか、、、、、

それは仕上げてみないとなんとも言えないのですが、当たりにしないと、挑戦し続けることもできません。

当たりにしていくのが力と思います。

2.   お能を観た

上京していた母に誘われて、お能を観てきました。

ずーっと昔に薪能は観たことありますが、能楽堂で観るお能は初めてでした。

最近、仲良くしていただいている仲間にお能に通じている方がいらして、お能とはそんなにも魅力的なのかと興味津々でしたので、喜んでお供しました。

あらすじは事前に読んでおくといいよとアドバイスいただいたので、予習もバッチリです!

 

3.   八島

演目は「八島」で義経の話です。

お能が始まる前に、演目解説があり、狂言があり、それも面白かったのですが、お能がやはり力強かったなあ。

 

4.   能管

私が一番良かったのは、笛でした。

はじめにピヨ〜〜〜となった瞬間に舞台が一新されて、空気が変わったように感じました。

物語にグイグイ連れて行ってくれたのも笛の音色でした。すごい〜、こんな世界があったのか!

義経の亡霊が本当に現れたようでした。

後で教えてもらったのですが、お能の笛は能管(のうかん)と言うそうです。

ただの竹がこんなにすごいなんて〜と思っていたら、やはり構造的にはそうとう特殊らしい。

吹いていたのは、一噌幸弘さんという方で、すっかりファンになってしまいました。なんと家元さんでいらしゃいました。

あ、会場には着物姿のお客さんも結構いらっしゃいましたよ。私含め、20人ほど。良い年末のひとときでした。

今年も染織吉田にお付き合いいただきまして、どうもありがとうございました。

来る年があなた様と世界中の人びとにとって、健康で穏やかで、心豊かでありますように。

2025年、みんなでいい年にいたしましょう。

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130通目のメルマガ【秋の文化情報号】

2024.11.26

   

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秋も深まってまいりました。

冷え込んだり、小春日和の日があったり、秋らしく定まらない感じですが、いかがお過ごしですか?

良い季節は駆け足で走り去ってしまいそうですね。

私もなんだか忙しく、時間を見つけて走りまわっております。

インプットとアウトプットのバランスが大事だと思うのですが、今はインプットを取り溜めている感じです。

《 目次 》

1.   たたさま

2.   遠山記念館

3.   永青文庫

4.   チームラボ

1.   たたさま

五月に帯をお納めした「たたさま」から、お写真をいただきました。

トータルコーディネートがとても素敵でさすがです。

「たたさま物語9」に載せさせていただきましたので、ぜひご覧ください。

https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/たたさま

2.   遠山記念館

念願の遠山記念館に初めて行ってきました。

ここはもう30年くらいずっと行きたかった憧れの場所です。

埼玉県の比企郡川島町という、大変に行きにくいところにある珠玉の美術館です。

桶川の駅からカーシェアで行ったのですが、敷地が見えた瞬間から空気が変わったというか、、、

敷地に入ったら全くの別世界で、持ってかれました。すごいなあ、、、。

特別展のコプト裂もよかったし、邸宅も本当に素晴らしい。

3.   永青文庫

目白台へ出かけたので、ちょうどいい機会だからと、永青文庫に行くことにしました。

この辺りはとても素敵なところだけど、なかなか行く機会がなく初めてのことです。

永青文庫の敷地に入って、、、、、

あ、やだ、私、ここきたことあるわ。初めてじゃなかったんだ。

たぶん40年ちかく前の第一次上京時のことだろう。

何の展示を観たのか、何がきっかけで出かけたのか全く覚えてないが、なんて素敵な場所だろうと心躍ったことが記憶の中で呼び覚まされた。

今回見た「信長の手紙」展もすごくよかった。

4.   チームラボ

麻布台ヒルズのチームラボボーダレスに行ってきました。

声かけてもらった時は「チームラボって?」だったし、麻布台ヒルズにも初。

デジタルアートによる体験型「地図のないミュージアム」ということらしい。

わーわー、ドキドキ、キラキラと夢中になって歩きまわる。4時間ほどもいただろうか。

昔、荒川修作の養老天命反転地に行ったとき感じた「常識が足元からグラグラして脳みそに揺さぶりをかけられた体験」と同じだと思った。

細胞が活性化する。何かがが覚める。

何より嬉しかったのは、誘ってくれた友達が、私の創作のインスピレーションの源になるんじゃないかと、一緒にいこうと声をかけてくれたこと。

それにしても、紀元前のコプト裂から、安土桃山の信長、令和のチームラボまで、人の営みはすごいですね。

*写真は5枚目と6枚目が、遠山記念館のコプト展にて。そのほかはチームラボにて。

 

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たたさま物語 9

2024.11.18

たたさまから嬉しい写真が届きました!「たたさまの吉澤暁子先生を想う帯 吉澤先生と一緒」を締められたとのこと。

全身「吉澤暁子先生を想うコーディネート」で、惚れ惚れ。凛とした美しさ、さすが吉澤門下です。

合わせていらっしゃるお着物は、たたさまが吉澤さんに弟子入りの挨拶に伺った時にお召しだったものですって。その時、「きちんとした装いで来てくれて嬉しい」っておっしゃっられたのですって。

そういえば、帯の打ち合わせをZOOMでしたときも、たたさま、きちんとお着物で臨んでくださって、私も感激したものです。

 

帯、たたさまと吉澤さんをつなぐ、ロイヤルブルーが映えてますね。よかった、思ったとおり。

たたさまと旦那さま。とーっても素敵!!そういえば、もともとは「真珠婚式」を祝う帯としてのお話だったのです。

吉澤さんも、ニコニコと祝ってくれてますね。

ななさま物語 8

2024.11.06

さて、そろそろ休眠していた「ななさま物語」をリスタートさせましょう。

この夏は、ななさまの浴衣とそれに合わせて織った半幅帯の着姿を拝見するのが楽しみでした。これ、元々はご自宅に飾るタブローを注文くださっていたのに待ったを入れて、割り込ませて取り組んだのでした。

ご注文は、期限があるものから取り掛かってしまうのがつねで、かつ、ななさまが急がないとのことで、タブロー作りは表立ってはお休みしてました。

でも実は、水面下では使いたいピースを新しく織ったり、ななさまの希望に添ったピースを揃えたり、ゴソゴソと動いておりました。

10月初旬には、トシさんが来てくれてななさまのタブロー制作の経緯や気持ちをインタビューしてくれ、写真も撮ってくれました。(1,2,6枚目)

10月中旬には、制作途中の一式を風呂敷包みにして抱えて、ななさまのお宅へ現場合わせに行ってきました。

今回のななさまのタブロー制作、私にとって大きいのは、これは単なる「インテリアとしてのアート」ではないというところ。伝えたい思いが交差した織物であるということ。
参加しているコミュニティを通して、ななさまの人生の片鱗を知っています。そして、ななさまのテーマが「変化上等!」だということも。

 

ご了解いただきましたので、ななさまがトシさんへ、タブロー制作の経緯などに書かれていた文章を抜粋でご紹介させていただきます。この思いに応えるということが、私の存在理由の全てです。

____

ヨシダさんとの初対面は今年3月。出逢ってまだ7ヶ月です。
それでも、ヨシダさんのブログや、直接会って感じるお人柄、 60年近く生きてきた私の直感で、 「あ、この人、信頼できる人だ。 想いを託せる人だ。」 とピピっとアンテナが反応したのです。
頼むなら今だよ。
この機会を逃すな。
物事、タイミング!
単なる「額に入った織物」なら他にも依頼先はあるでしょう。
これまでの私に拍手を送り、これからの私にエールを贈る。 そんな作品は、私が心を許す人に作ってもらいたい。
はい、ヨシダさんの出番です。
相手あってのこと、引き受けて下さったことに感謝してます。

129通目のメルマガ【富岡日記号】

2024.09.20

   

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*写真は最後の2枚を除き、この富岡ツアーを企画してくださった「トシさん」にご提供いただいたものです。

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残暑お見舞い申し上げます。

もう9月も下旬なのに、ものすごい暑さですね。お身体、大丈夫でしょうか?

夏の太陽は高く、頭の上から降り注ぐ感じですが、秋はグッと下がり、斜めから強烈に刺してきて、夏とは違った疲弊を感じます。

なんというか、、、シミになりそうな日差し。

室内にも容赦なく刺さってくるので、昼間は南側のカーテンを厚く閉ざし、室温が上がらないようにしています。

夏は明るい暑さで、初秋は暗い暑さ、、、なかなか厳しいですが、もうちょっとで本当の秋と思って、乗り切りましょう!

今日のメルマガは、先日、群馬県の富岡に行った時のことです。お付き合いください。

 

《 目次 》

1.   富岡日記

2.   みさちゃん

3.   富岡製糸場

4.   富岡後記

1.   富岡日記

群馬県富岡市にある、旧官営富岡製糸場は、近代日本史の重要なポイントで、明治の殖産工業の立役者。絹織物を生業とする私には一度は行きたいと思いつつ、これまで果たせていませんでした。

先日、参加しているコミュニティの方に誘っていただき、初めての訪問と相成りました。

電車の乗り継ぎが不安で、余裕を持って3時間かかる計算で家を出ました。

お供は「富岡日記」。富岡製糸場の「伝習工女」だった和田英さんの回想録です。

明治6年、幕末生まれの16歳の士族の娘さんが、キリッと志高く、興味津々で、製糸場でのあれこれや、周りの人々、食べ物のこと、具に観察しているの本で、めっぽう面白かったです。

当時の皇后陛下が行幸されたことは知識としては知ってましたが、ちょうどこの英さんがいた頃のことで、行幸当日のみならず、前日に女官が下見にきた時のことも詳しく書いてます。
女官がおしろいを真っ白につけているのを、うちうちで笑ったと書いてあるのにはびっくり。そりゃ怒られるでしょと思ったら、やっぱりお達しがあったようで、、、

明治のティーンエイジャーの娘さんたちの様子に苦笑いしました。まさか150年たった今、「もー、笑っちゃダメじゃーん」と呆れられるとは、英さんも思っていなかったでしょう。

2.   みさちゃん

この小旅行にご一緒したお一人が(ニックネームで)みさちゃん。

初対面の方だったのですが、事前情報で、群馬県の奥の方のご出身で、現在は都会に住んでいるとは知ってました。

駅で落ち合って、レンタカーに乗り込んで挨拶していると、、、、、

「私、養蚕農家の出身なんです」と。

え!

話には幾度となく聞いていた、養蚕大国群馬の、まさに養蚕農家で育った人と一緒の車に乗っている!

子どもだったみさちゃんは、蚕が桑を食むサワサワという雨降りの音で目覚めていたと。

大きくなったお蚕さんを、両腕ですくって、そのひんやり感を楽しんだと。

毛虫は嫌いだったけど、お蚕さんはすべすべしてて可愛いと思っていたと。

うわ〜〜〜!大感激!

みさちゃんのご実家は、その後いつの頃か養蚕をやめ、野菜を作るようになったとのこと。

こういうの、生き証人って言うんでしょうか?こちらが知識として知っていることを、生活の中で実体験した人がここにいる。すごいなー。びっくりだなー。

3.   富岡製糸場

さて、富岡製糸場につきました。

レンガ作りで、威風堂々でっかくて、当時は最先端のピッカピカだったでしょう。さっき読んだ英さんの身になり、武者ぶるいがしました。

ですが、今の目になると、そうとう辺鄙なところであり、今でこそ世界遺産ですが、養蚕が廃れてきた昭和の後期から平成時代は、さぞ寂しかったのではないかなと推察されました。

明治のころ、全国から若い娘さんたちが続々と集まり、若い国家を世界レベルに追いつかせようと、一生懸命働いていたのだというのが幻のようです。

突然大雨に降られたり、雷が鳴ったりして、ちょっと感覚がクラクラしました。今が、英さんがいた明治時代か、みさちゃんや私が子どもだった昭和中期か、それとも令和なのか、なんだかわからなくなりました。

 

4.   富岡後記

高崎駅で解散して、私は一人新幹線で大宮に出て、埼京線に乗り換えたら、事故で立ち往生してしまいました。

ちょうどいい時間ができたと富岡日記の続きの「富岡後記」と「解説」を読みながら、運転再開を待ちます。

富岡後記は、和田英が、富岡から故郷の長野に帰ってから、地元の製糸場の立ち上げに指導者として関わったときの話です。

(谷根千で有名な)森まゆみさんの解説もなかなかに詳しくて、丁寧に取材されたのだろうなあ、さすがだなあって思って引き込まれて読んでましたら、やっと電車が動き、神奈川のうちにたどり着いた時は、タイムスリップから帰ってきたような気がしました。

 

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