吉田美保子の some ori ノート

リニューアル後の「こんな風に作ってます」

2026.07.05

リニューアルしたサイトを、1ページずつご紹介しています。

今回は、「こんな風に作ってます」のページです。

ここには、工程の説明は書いていません。
というのも、私の仕事は、手順だけでは説明できないからです。

どんなことを考え、
どんなことを大切にしながら、
一本一本の織物と向き合っているのか。

そんなことを、言葉にしてみました。
よろしければ、のぞいてみてください。

このページをはじめ、サイトに掲載している写真の多くは、この春、フォトグラファー「てふ」さんに撮っていただきました。
とても素敵な時間でした。

「てふ」さんのInstagram @atelier__tefu

   

お知らせ

リニューアル後のごあいさつ

2026.07.04

リニューアルしたサイトを、少しずつご紹介しています。

今回は「ごあいさつ」のページです。

このページは、その名の通り、ごあいさつ。

つい先日、手書きで綴りました。

熊本への移転、新しい工房づくり、そしてサイトのリニューアル。

どれも私にとって大きな節目でしたが、想像していたより淡々と進み、日々の営みの延長にあるような時間でした。

そんな今の思いを、短い言葉に込めました。

ページの後半には、私の写真と略歴も載せています。

写真は、一年前の個展「田植え、収穫 熊本へ」の会場で撮影したものです。

ごあいさつ

 

お知らせ

リニューアル後のトップページ

2026.06.30

サイトをリニューアルしました。
先はメルマガでお知らせしましたが、せっかくなので、これから少しずつ各ページをご紹介していきます。

まずは「トップページ」。
ここは、初めてお越しくださる方への「ようこそ」と、このサイト全体の目次のようなページです。
私の染織のこと、ONLY ONLYのこと、織り体験、通販、ブログなど、「どんなページがあるのかな?」という入口になっています。

実は、トップページの大きな写真は、訪れるたびに変わります。
新しい写真もありますが、開業当時の写真も混ざっています。
その時々の空気も、一緒に感じていただけたらうれしいです。

ちなみに、サイト内どこからでも、スマホだったら一番上、パソコンだったら右下に出る「手描きロゴ」をクリックするとトップページに戻れます。

次回は「ごあいさつ」のページをご紹介します。

トップ

 

 

お知らせ

147通目のメルマガ【サイトリニューアル号】

2026.06.24

    

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
147通目のメルマガ【サイトリニューアル号】をお届けいたします。

 

一昨日からずっと雨が降っています。

梅雨のしとしと降りではなくて、ざんざん降りです。

家のまわりを偵察してきました。

雨水枡を覗くと、いつもはカラカラなのに、水がけっこう溜まっています。

菜園の畝間も水浸し。

庭の隅に、工務店さんが掘ってくれた穴があります。落ち葉や抜いた雑草を溜めて腐葉土を作るのですが、そこはすっかり池になっていました。

穴の周りも水没しています。

そうか、このあたりが敷地の中で一番低いのかな。いや、単に水はけが悪いだけかもしれません。土が固いのかも?

植物たちは首を垂れているものもありますが、静かにすくっと立ってます。

案外いきいきとしていて、強いもんだなと感心しました。今のところは大丈夫そうです。

雨の季節。どうか皆さまのところにも、被害がありませんように。

《 目次 》

1.   サイトリニューアル

2.   新・ごあいさつ

3.   織ってみませんか?

4.   someori マーケット

 

1.   サイトリニューアル

去年からずっと、サイトをリニューアルに向けて、コツコツ準備してきました。

それがようやく形になりました。

見た目は大きくは変わっていないのですが、細部まで丁寧に見直し、書き直しています。

サイトを立ち上げたのが2013年。

通販サイト開設に合わせてリニューアルしたのが2017年。

気がつけば、最初の公開から13年になります。

https://www.someoriyoshida.com

2.   新・ごあいさつ

昨年、小さな工房を建てました。
これまでの歩みをもとに形にした仕事場です。

織り続けていられること。
そのことの上に、すべてがあります。

ここに載せているのは、ほんの一部です。
ひとつひとつ誠実に綴りました。
私の織る布と同じように。

どうぞゆっくりご覧ください。
ここからまた、あらたに糸が出会いますように。

https://www.someoriyoshida.com/about

3.   織ってみませんか?

今回新しく作ったページが「織ってみませんか?」です。

織りのために作った工房「吉田庵」で、本格的な織り機とひとつひとつ手で染めた絹糸を使った織り体験をご案内しています。

自分の手で生み出す布には、特別なよろこびがあります。

昨年まではマンションの一室が工房でしたので、なかなか実現できなかったことです。

ご興味ありましたら、ぜひご覧ください。

https://www.someoriyoshida.com/lesson

 

4.   someori マーケット

引っ越してきてから少しずつ織りためたショールなども、あらたに掲載しております。

工房が変わってから生まれた布たちです。写真を撮る際にも、光の入り具合などを試行錯誤しました。

こちらもぜひご覧ください。

https://www.someoriyoshida.com/store

___________

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》147通目のメルマガ【サイトリニューアル号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。

ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。

これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いします。

■ 本メールは、メールマガジン配信をご希望のお客様にお送りしています。

■ 配信停止・配信先の変更をご希望の場合は、下記のURLよりお手続きください。
https://someoriyoshida.shop-pro.jp/customer/newsletter/subscriptions/new

■過去の配信記録はこちらにまとまっています。
https://www.someoriyoshida.com/6527

___________

きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
https://www.someoriyoshida.com

メルマガ

146通目のメルマガ【玉さま号】

2026.06.08

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
146通目のメルマガ【玉さま号】をお届けいたします。

ここ九州熊本は、雨の季節になりました。

お住まいの辺りはいかがでしょうか?

雨は厄介でもありますが、しっとり涼しく、落ち着きをもたらしてくれるものでもありますね。

うまく付き合えば、恵みの雨。

大きな災害だけは避けられますように。

《 目次 》

1.   八千代座

2.   玉さま

3.   口上

4.   着物

1.   八千代座

熊本県の山鹿市に、明治に建てられ、大正に全盛を誇った八千代座という芝居小屋があります。

昭和に入って廃れていたのですが、40年ほど前に保存運動が起こり、再興しました。

そのころ私は熊本市在住の高校生。

ニュースはチラッと見た気はするのですが、ご縁がないまま幾年月。

それが令和になった頃から山鹿がぐっと近しくなり、八千代座にも数回訪れています。

最初は外観だけ。

次は内部見学。

そしてつい先日、念願叶って、坂東玉三郎特別公演を観てきました。

 

 

2.   玉さま

山鹿の八千代座の復興は、玉三郎さんが深く関わっておられます。

昭和の頃、ボロボロになった八千代座を前に、地元の方々がどうすべきか悩んでいたとき、

玉三郎さんが訪れて、

「ここは素晴らしい。ぜひ復興すべきだ」

と背中を押されたそうです。

その言葉に勇気づけられた地元有志が動き、今の八千代座があります。

その後も玉三郎さんは、九州の田舎にあるこの小さな芝居小屋をずっと大切にしてくださっています。

今、絹糸関係の方々の間で「マダム・ソワ・セヴェンヌ」という映画が話題ですが、そのナレーションも玉三郎さんです。

熊本での上映はなく、私はまだ観られていないのが残念。

玉三郎さんは、丹後ちりめんも大事にされ、そのご縁から京丹後市でも公演を続けられたそう。

きっと、ご自身が「大切だ」と思ったことを、本当に大切になさる方なのだろうと思いました。

3.   口上

今回の「坂東玉三郎特別公演」。

演目は、口上、元禄花見踊、羽衣でした。

さて当日。

口上ってちょっと挨拶するくらいかなと思っていたら、20分くらい話されました。

天気のこと。

蛍のこと。

健康のこと。

決して大上段な話ではありません。

それなのに、満席の観客を惹きつけるのだから、さすがです。

これが極めた人の持つ力でしょうか。

私もすっかり「玉さま〜」となってしまったのでした。

 

4.   着物

八千代座へは、せっかくだから着物で行きました。

お天気は下り坂でしたが、他にも着物のお客さんがけっこう沢山。

たまたま話を聞けた素敵な方は、雨模様だから急きょ洗える着物に変えて来たと。

それでも着物で行きたくなる場所なのですね。

そう思わせる、八千代座と玉三郎さん。

さすがだなと思ったし、それに応える側の心意気も素敵でした。

写真
1枚目・我が家の素敵なものをとっておくところ。
2、3枚目・見学に行った時の八千代座内部。今回は撮影ご法度でした。
4枚目・今回の夜の八千代座。山鹿に一泊しました。
5枚目・開演前の賑わい
おまけ写真・熊本はすいかが旬です。

___________

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》146通目のメルマガ【玉さま号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。

ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。

これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いします。

■ 本メールは、メールマガジン配信をご希望のお客様にお送りしています。

■ 配信停止・配信先の変更をご希望の場合は、下記のURLよりお手続きください。
https://someoriyoshida.shop-pro.jp/customer/newsletter/subscriptions/new

■過去の配信記録はこちらにまとまっています。
https://www.someoriyoshida.com/6527

___________

きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
https://www.someoriyoshida.com

メルマガ

145通目のメルマガ【青空と更新号】

2026.04.15

        

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
145通目のメルマガ【青空と更新号】をお届けいたします。

4月になり、空気にみずみずしさを感じるようになりました。

私はつい先日、ベッドのシーツと掛け布団カバーを生成りのリネンに買い替えました。

麻は毛羽ホコリがすごいですね。
買ってすぐに洗濯機で洗ったのですが、水がまっ茶色になって、3回まわしました。(うちは昔ながらの二層式洗濯機です。)

ああ、やっぱり麻だなあ。

以前、大麻の作務衣を織った時、埃まみれになりながら糸を巻いたのを思い出しました。

それでも、ひんやりとした感触に包まれて眠るのは至福の時です。
手間はかかるけど買ってよかったです。

《 目次 》

1.   10年

2.   母と田んぼへ

3.   軸

4.   大工さん

1.   10年

この4月は、熊本地震から10年の節目です。

そうか、あれから10年か。

私は神奈川に住んでいたので、当時の熊本をリアルには知らないのですが、それぞれに万感の思いがあったことと思います。

熊本に移り住んで、ときどき、不自然に整備されているところなどを見て、ああ、ここは大変だった所なんだなと、地震の爪痕を感じます。

そこがまわりに馴染み、生活の一部になって、毎日が普通に繰り返されていく。
日常というのは、こうして積み重なっていくのだなと思います。

2.   母と田んぼへ

先日の土曜日、ブルーインパルスが熊本の上空を飛びました。

私は実は興味はなかったのですが、母に誘われて、歩いて3分の田んぼへ。
すると、いつもは人がいない畦道に、あちこちに人が出ています。

みんなそれぞれに空を見上げていると、、、

南の空に、何やら。おお!

青空というでっかいキャンバスを使って繰り広げられる、線と円のインスタレーションを見ているようでした。

地震10年目に、母と二人で青空を眺める。
それもいいものでした。

最近は雨が多いのですが、この日は気持ち良い青空で、さすがだと思いました。

3.   軸

機織りは、新工房になって更新したことを、一つ一つ押さえていこうという方針で進めています。

今は、織り機の幅いっぱいのショールを織ろうと準備してます。

ところが、経糸を巻く装置の軸に、千切り(ちきり)が入りません。(専門用語、説明不足のまま失礼します。糸を巻き取る大きな芯のようなものと思ってください。)

今までは幅広の場合は織り機の上で巻いていたのですが、その方法ではどうしてもテンションが不均一になるため、新工房では新しく装置を作ったのです。

ああ、色々出てくるなあ。

今までだったら「とりあえず今回は別なやり方でしのごう」と進めていたと思います。(こういうことはいくらでもできてしまうのです)

4.   大工さん

そこで、お世話になった工務店にお願いして軸をもう一本作ってもらうことにしました。

引き受けてくださって、本当にありがたい。

工房を作ってよかったことの一つが、道具を作ってくれる大工さんと出会えたことです

「とりあえずしのぐ」では、きちっとしたものにはならない。
それを、今、ひとつずつ更新しているところです。

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》145通目のメルマガ【青空と更新号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。

ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。

これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いします。

■ 本メールは、メールマガジン配信をご希望のお客様にお送りしています。

■ 配信停止・配信先の変更をご希望の場合は、下記のURLよりお手続きください。
https://someoriyoshida.shop-pro.jp/customer/newsletter/subscriptions/new

■過去の配信記録はこちらにまとまっています。
https://www.someoriyoshida.com/6527

きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
https://www.someoriyoshida.com

メルマガ

144通目のメルマガ【何本もの柱号】

2026.03.09

         

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
144通目のメルマガ【何本もの柱号】をお届けいたします。

春ですね。

お隣さんのユキヤナギが満開を迎えています。

ふわっと周りが明るくなって、
いい気分のお裾分けをいただいています。

とはいえ、まだ朝晩は寒いですね。
風も冷たい日があります。

どうぞお身体、ご自愛ください。

《 目次 》

1.   京都の図録

2.   参考文献の中に

3.   23年前の研究

4.   柱の話

1.   京都の図録

昨年、京都市京セラ美術館で「民藝誕生100年 京都が紡いだ日常の美」という展示会が開かれました。

私は出掛けられなかったのですが、仲良くさせていただいている方が、ある日図録を送ってくださいました。

サプライズ!

とっても嬉しかったです。

何度もページをめくり、掲載作品を眺めながら、ああいい展示会だったんだなあと。

行きたかったなあ。

2.   参考文献の中に

隅々まで充実した、なかなかいい本で、感服しきりでした。

さすが、本好きの方が贈ってくれる本は格別だわとご満悦の私。

最後の方をパラパラと見ておりましたら、
主要参考文献のところで、ある一点に釘付けになりました。

そこにあったのは――

吉田美保子
「上加茂織之概念(青田五良著)ー挿入織物、平織り着尺を再現するー」
放送大学卒業研究、2003年

3.   23年前の研究

私は、普通に入った大学を中退して、
のちに放送大学に入り直しました。

その卒業研究で、
昭和初期の染織家・青田五良が書いた
『上加茂織の概念』という本についていた織物の再現をやったのです。

そのレポートは、いまもサイトにリンクしているのですが、
この展示会の学芸員さん、きっと検索して見つけてくださったのでしょう。

まさか自分の研究が、
こういう形で役に立つことがあるなんて。
よかった。
やった甲斐がありました。

4.   柱の話

この興奮、じっとしていられません。

まずは、この図録を贈ってくださった方へご報告。
とてもびっくりなさっていました。
美保子さんが追いかけている青田五良がこれまでになくたくさん載っているから
贈ってくださったとのこと。
本当にその通りで、青田がここまでフォーカスされた本は、
これが初めてでないかと思います。

そしてもうひと方。

26年前に私に『上加茂織の概念』をくださった方へ手紙を書き、
ついた頃を見計らって、Amazonからこの図録をお送りしました。

すぐに1通、
そして熟読なさったあと、もう1通のお手紙をいただきました。

そこには、こんな発見が書かれていました。
目黒の民藝館は、
柳宗悦という偉大な大黒柱がいたけれど、
京都の民藝は、
何本もの柱が支え合っていたのではないか。

なるほど。

青田五良という柱は、美意識と仕事の質は抜群だったけれど、
協調性がなく、
支える役目は、得意ではなかったのかもしれないなあ。

23年前に取り組んだ研究が、
思いがけないところで誰かの仕事の役に立っていたこと。
そしてそれをきっかけに、
また新しいやりとりが生まれたこと。
仕事も人も、どこかでつながっていくものですね。

レポートはこちらにリンクがあります。もしご興味がありましたら。
http://www.someoriyoshida.com/gallery/2003年

 

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》144通目のメルマガ【何本もの柱号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。

ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。

これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いします。

■ 本メールは、メールマガジン配信をご希望のお客様にお送りしています。

■ 配信停止・配信先の変更をご希望の場合は、下記のURLよりお手続きください。
https://someoriyoshida.shop-pro.jp/customer/newsletter/subscriptions/new

■過去の配信記録はこちらにまとまっています。
https://www.someoriyoshida.com/6527

きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
https://www.someoriyoshida.com

メルマガ

143通目のメルマガ【福はうち号】

2026.02.03

   

 

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
143通目のメルマガ【福はうち号】をお届けいたします。

今日は節分。切り替わりの季節です。

気分を一新して、福の神を呼び込みましょう。

我が家は水仙が咲き始めています。

寒さも底でしょうか。どうか、お身体ご自愛ください。

 

《 目次 》

1.   整ってきた

2.   織り機の高さ

3.   友のこと

4.   立春

1.   整ってきた

新工房、新調の整経台で、経糸の準備をし、機織りまでのターンを繰り返しはじめてます。

それに伴っていろいろな調整を重ね、工房全体がやっと整ってきました。

整経台に合わせて天井灯の位置を変えてもらったり、棚を作ってもらったり、座る位置の頭上に新たに電灯をつけたり。

長年使っているワゴンを解体して使いやすく組み直したり、物入れを整理整頓して、何がどこにどれだけあるのかラベルをつけたり。

細々動き回って、やっと一本の芯が通ってきた感じがします。

2.   織り機の高さ

私のメイン織り機は、大島紬の中古改造型なのですが、購入したのは30数年前のことです。

中古ですから、作られた時期は分かりません。景気が良かった昭和の中期ごろかなと思います。

この織り機が体に合ってるのかどうか、初めはまったく分からないまま使ってました。

10年ほど経ってから、色々思うところが出てきて、できるだけの手を打ってきました。

筬柄(おさづか)を新しくしたり、腰掛けも直してもらったり、杼箱(ひばこ)も作り替えたり、、、。
踏み木の支点を変えたこともありましたし、ろくろの位置も微妙に変えられるようにしています。

DIYだけでなく、プロの手も借りながら。でも、ずっと「もう一歩だな」と思い続けてきました。

それが今回、工房を建ててくれた工務店さんに相談し、一旦お預けして、思い切って手を入れてもらいました。
全体的に10センチ上げ、さらに座る位置を5センチ下げて、織り面と腰掛けの距離を出し、踏み木もしっかり踏み込めるようにするーー大工事です。

その状態で今は、試運転中。目線が高くなって、姿勢もぜんぜん違います。疲れ方も変わってくるはず。

細かな要望を辛抱強く聞いてくださり、30数年の悩みを解決してくださいました。本当にありがたいことです。

3.   友のこと

年末年始は、お集まりがあったり年賀状などお便りが行き来することもあって、悲喜こもごもの季節でもありますね。

旧交を温める一方で、思いがけない知らせに、しばし呆然としました。

長患いしていた友でした。きっと今は、楽に自由になっているだろうと思います。

あの頃の仲間も、もう何人も向こうの世界に集まっています。

残されたものは、胸の奥に小さな穴を抱えながら、それでも日々を重ねていくのですね。

4.   立春

明日は立春。寒いけれど、太陽の光に力強さが入ってくるように思います。

梅の蕾もほころぶでしょう。楽しみですね。

インフルエンザに気をつけて、加湿もちゃんとして、元気に春を迎えましょう。

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》143通目のメルマガ【福はうち号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。

ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。

これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いします。

 

写真
1枚目 我が家の水仙。お正月頃から咲き出した。いい香り。
2枚目、うちの氏神様。日吉神社にて。
3枚目、日吉神社の手水舎。
8枚目、日吉神社の篝火。

1月に山鹿に行ってきました!楽しかった。
4枚目、お蚕ファームを訪ねることができました。
5枚目、桑畑はシーズンオフも美しい。
6枚目、オブサン古墳。素晴らしい。
7枚目、YAMAGA BASE に宿泊した!

 

■ 本メールは、メールマガジン配信をご希望のお客様にお送りしています。

■ 配信停止・配信先の変更をご希望の場合は、下記のURLよりお手続きください。
https://someoriyoshida.shop-pro.jp/customer/newsletter/subscriptions/new

■過去の配信記録はこちらにまとまっています。
https://www.someoriyoshida.com/6527

___________

きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
https://www.someoriyoshida.com

メルマガ

142通目のメルマガ【節目に名を刻む号】

2025.12.30

       染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
142通目のメルマガ【節目に名を刻む号】をお届けいたします。

年の瀬、いかがお過ごしですか?

何かとお忙しくしていらっしゃる頃かもしれませんね。体調など崩されていませんか?

熊本平野も、朝晩はぐっと冷え込むようになりました。
防寒と加湿、気をつけねばですね。

どうかお元気で、2026年を迎えましょう。

《 目次 》

1.   表札

2.   やっと

3.   7ヶ月

4.   さて来年は

1.   表札

新工房に、ようやく表札を掲げました。

お世話になった工務店さんからいただいた杉の銘木に、「よしだ」と彫って、面相筆で白く色を入れました。

それまでは、紙切れにボールペンで「染織吉田」と書いて、セロテープで留めてました。

その雑な感じも嫌いでなかったのですが、さすがにそのままにするのもあんまりなので、今年のうちにエイやと。

レタリングに悩み、下書きを縮小コピーしにコンビニに走ったり、親の家にあった小学校時代の彫刻刀を研いだり。
なかなかに骨の折れる作業でした。

 

2.   やっと

表札を掲げることで、工房建築もやっと人心地ついた気持ちがします。

思えば、今年は怒涛でした。

1月         地鎮祭
1~7月       建築
5/15~18   個展
5/31         引っ越し
8/1            完成・引き渡し
9月         盲腸で救急車、入院・手術
10月       外構工事/のれんを織って掲げる
11月     建築関係の方々を招いて新築祝いのBBQ
12月     整経台を新設
12/25     移転通知を兼ねた年賀状を投函
12/29        表札を掲げる

ふー、乗り切った感。

 

3.   7ヶ月

熊本に移り住んで7ヶ月。工房が建ってからは5ヶ月が経ちました。

どこに住んでも結局は自分次第と思っているのですが、ここに居るのがすっかり日常になりました。

が、居場所づくりに明け暮れていて、未だ、染織が日常にはなりきれず。

 

4.   さて来年は

2026年を元年として、ここにしっかり根付いていくぞと思っております。

まずは、染めて織るリズムを取り戻さなければ。

その先に、人や地域も巻き込めるようなことができたらいいな。

来年も、そしてこれからも。
どうか今後とも、よろしくお願いします。

 


(ふー、コーヒーで一服)

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》142通目のメルマガ【節目に名を刻む号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。

ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。

これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いします。

■ 本メールは、メールマガジン配信をご希望のお客様にお送りしています。

■ 配信停止・配信先の変更をご希望の場合は、下記のURLよりお手続きください。
https://someoriyoshida.shop-pro.jp/customer/newsletter/subscriptions/new

■過去の配信記録はこちらにまとまっています。
https://www.someoriyoshida.com/6527

___________

きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
https://www.someoriyoshida.com

メルマガ

141通目のメルマガ【chatGPT号】

2025.11.04

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。
141通目のメルマガ【chatGPT号】をお届けいたします。

あっというまに11月になりました。

空気が澄んで、湿度が低くて、風が爽やかで、、、

11月、いいですね!

きっとすぐに「寒い、寒い」と言うようになるのでしょうが、今は本当にいい季節ですね。

お住まいのあたりは、いかがですか?

《 目次 》

1.   セミナー登壇

2.   chatGPT

3.   課金

4.   性格悪くなりそう

1.   セミナー登壇

先日、所属しているコミュニティで、ZOOMセミナーの講師を頼まれて、登壇しました。

タイトルは「糸と色に出会ったら、着物にたどり着いた話」。90分の講演です。

せっかくだからと、それなりにしっかりと準備して臨みました。

2.   chatGPT

その準備で、いきなりつまずきました。

どこから手をつけ、どういう構成すればいいのか、全く見当がつきません。

話す内容のポイントの絞り方もですし、スライドをzoomで共有するというのは分かるのですが、どんな画像をどのくらい用意するのが最適か、またその方法は?

何もかも分かりません。

そこでひらめきました。「今こそ、chatGPT を使うべきでは!?」

3.   課金

chatGPT、みなさん、お使いですか?使っている方、有料版ですか?

私はこれまで 好奇心から無料版は試したものの、いまいち必要性を感じず。良さも分からず。

「検索で十分じゃ?」と思っていたのです。

ところが今回、少しいじってみたら、セミナー準備に必要なこと、なんでもどんどん教えてくれるのです。

聴衆の属性とか、私の立ち位置まで踏まえて。

それで無料版では追いつかなくなり、初めて課金しました。

役にたつサービスが有料なのは当然と思いますが、油断すると明細書が怖いですね。

長年愛聴していたオーディブルを解約して、その分を捻出しました。

4.   性格悪くなりそう

chatGPT は、なんでも教えてくれてありがたいですが、ひとつ気になることあります。

それは「ありがとう」を言わなくても許されてしまうこと。

でも「ありがとう。おかげで助かったよ」と返信しても、「どういたしまして。お役に立てて良かったです」と返してくれるのは、人工知能。それもまた虚しい。

chatGPT が示してきた回答に納得できなかったり、その時は試さずに後から恩恵を受けたりした時も、スルーしてしまう。

全力で答えてくれたのに、、、。その誠意にまずは感謝すべきでは、、、?

人間相手だったら、一番大切なことをしない。

これが癖になったら怖いな。よく戒めないとな。

または chatGPT に毎回厚くお礼を言うか?その方がいいのか?

*写真はセミナーで使ったスライドより。私が子どものとき描いた絵。いちばん上は、3歳のとき、はじめて絵の具を使った記念すべき一枚。

___________

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》141通目のメルマガ【chatGPT号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。

ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。

これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いします。

■ 本メールは、メールマガジン配信をご希望のお客様にお送りしています。

■ 配信停止・配信先の変更をご希望の場合は、下記のURLよりお手続きください。
https://someoriyoshida.shop-pro.jp/customer/newsletter/subscriptions/new

■過去の配信記録はこちらにまとまっています。
https://www.someoriyoshida.com/6527

___________

きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
https://www.someoriyoshida.com

メルマガ

カテゴリー