ずっと取り組んでいた、キャンディ・キャンディシリーズのお襦袢や替袖が、だいたい納まったり、形になったりしたのでご報告です。
あちこちで喜んでいただいているようで、ホッとしています。
今回染めたのは、全てご注文いただいた分。あらためてながめて、ああ作らせてもらえてよかったなあ。
お襦袢や替袖となり、着物姿にエッセンスを加えてくれることでしょう。
こちらはお単衣のお襦袢に。
お仕立ては、お客さまの懇意の仕立て師さんに頼まれましたが、その仕立て師さん、こだわりの染めに「感心しきりでした」とのことでした。
こちらは替袖たち。
ご自分で仕立てられる方には生地のままでお納めし、仕立てをしてのお納めをご希望の方にはこちらでお仕立てをしてお納めしました。(上の写真は仕立て済みの替袖です)
京都のラソワさんでご注文いただいたお客さまです。色を決めるときは、吉澤暁子先生にも入っていただきました。想像以上の出来だと、かわいいかわいいと喜んでくださったそうです。
私もうれしい!
こちらは、ご姉妹の方のご注文。ピンクの方はお姉さまから妹さまへのプレゼントなのですって!空色が共通色で、つながりを表しました。
こちらもいいでしょ!情熱の赤。チラッと見えるとドキリとしちゃいます。
こちらも、ラソワさんでの「ボンジュール」展でご縁いただいたお客さま。ミントの帯あげをお求めいただいてまして、合わせて替袖もとのご注文。帯あげより少々濃いめのお色にしてパキッと。
もう一点、ラソワさんでのご注文分、染めたのですが、まだお客さまがご覧になってないとのことで、こちらでのご紹介はまた今度にいたしますね。いっとう初めにご覧に入れるのは、やはりお使いいただく方でないとね。
染めのご注文、とても嬉しいです。納得するまで色合わせして、本番は緊張で心臓が止まる思いですが、楽しくやる気満々で取り組んでます。
あなたの着姿にエッセンス、いかがでしょう?お問合せはこちらからお気軽に→☆
なずさま物語の2回目です。前回からの続きの動画を撮りました。3分58秒、よかったら見てくださいね。(4分以下に編集、がんばりました☆)
なずさまが、5月4日の緑の日に、我が家にお越しくださったこと話しています。
どんな着物が欲しいかって話で、「地球みたいな着物」っていうパワーワードが出ました!いいですね〜、地球みたいな着物。おおらかに大地と一緒に呼吸するみたいな、そんな着物、目指したいですね。
それから、私が作っていたデザイン画を見て、感想やご希望を伺って、その場で修正して、プリントアウトして。色見本からベストな色を見つけて切り取ったり。
新しいデザイン画をボディに着せたり、ご自分の体にあててもらって鏡で見てみたり。
やっぱ、直接お会いすると進みます!ありがたい、なずなの日でした。
さあ、新しいONLY ONLY 物語をはじめましょう。今回のヒロインは「なずさま」です。
今回から、物語をひとり語り形式で、お伝えしていきますね。動画を撮りましたので、ぜひご覧ください。3分45秒です。
動画で話している「清正公の陣羽織」展のについての過去ログです。なずさまも写ってます!
今回の製作は、6年越しのご注文です。長いようですが、ONLY ONLYでは、よくあります。お互いにとって、機が熟するのをのんびりと待つみたいな。
物語の続きをどうか楽しみになさってください。
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おはようございます。
そろそろ新型コロナウィルスは、下火だと言っていいのでしょうか?
もう大丈夫とは言い難いように思いますが、先日乗った電車は、帰宅ラッシュの時間だったこともあり、ぎゅうぎゅうのおしくらまんじゅう状態でした。
コロナ禍、すでに2年半。早いですね。
1年半くらい前のちょっと緩んだ時、ゴーツートラベル、やってましたね。
実は、あのキャンペーンを利用して、旅をしました。今日はその思い出を書きたいと思います。
《 目次 》
1. Go to 札幌!
2. 渡邊志乃さん
3. 鈴木和美さん
4. 仕事場について
1. Go to 札幌!
2020年の秋、「あわせ」というタイトルで、二人展をしました。友禅作家の鈴木和美さんとのコンビで、はじめての場所で、全力で取り組んだ展示会でした。
準備のくたくたが最高潮に達した時、「これ終わったら志乃さんに会いに行かない?」ってふっと言い出して、二人でハイになって盛り上がり、「Go to 札幌!」を合言葉に、展覧会を乗り越えたのでした。
志乃さんとは、札幌在住の葛布織り作家、渡邊志乃さんのことです。
そのちょっと前まではサイトやTwitterなどを拝見するのみで、すごい人がいるもんだと勝手に憧れていたのですが、コロナ禍になり急速に進んだネット環境のおかげでパーソナルに繋がっていたのです。
2. 渡邊志乃さん
初めて降り立った千歳空港は、大きくて、がらんとして、どこか外国に来たような印象でした。向こうから駆けてきてくれた志乃さんは、思っていたよりずっと華奢で、満面の笑みが溢れんばかりでした。
一日目はウポポイをみて、二風谷へ。二日目は志乃さんの仕事場に寄せてもらって、小樽へ。三日目に小樽を見て帰るという旅でした。志乃さんの車でひた走るだだっ広い北の大地、ここは私の知ってる国じゃないな、文化が違う土地に来たのだ。
どの観光スポットより印象的だったのは、志乃チセ(志乃さんの家という意味)です。
志乃さんのブログをリンクします。
https://sessou-kuzunonuno.tumblr.com/day/2022/05/16
3. 鈴木和美さん
鈴木和美さんが、今回、志乃さんが書かれたブログを読んで、
「志乃さんちの薪ストーブの炎、小さなイナウ…。カメラを忘れるほど、神聖な場所。」
と感想を漏らされてました。
そうなんです。ほんと、志乃さんの仕事場の神聖なこと。(イナウとは、木を削り出して作ったもので、アイヌ民族の神様への捧げ物)
決して広くはないし、全てが完璧なわけでもない。それでもリンとした佇まいの、物を生み出す場所である。
が、私は知ってます。和美さんの仕事場もまた神聖であることを。
4. 仕事場について
鈴木和美さんの仕事場にも、伺ったことあります。そちらも素敵なんです。何かがあるというわけでもないのだけど、なんかひかれるし、落ち着きます。
お二人の仕事場に共通するのは、気持ちがいい場所であること。仕事を淡々とこなす場あり、集中力を爆発させる場所でもある。必要にして十分で、生活の場でもあるので日々の営みの温かさもある。
私の仕事場もそうありたいものです。
神聖で大事な場所に入れていただき、うれしかったです。思い起こしてはほっこりしたり、衿を正したり。
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(写真は最近の仕事風景と、出かけた先です。)
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おはようございます。
ゴールデンウィーク、最終日ですね。いかがお過ごしですか?
今年の連休は天気がコロコロと変わりましたね。爽やかな日あり、ちょっと寒かった日もあり。
今日はうちの辺りはなかなかいい天気です。お住まいのあたりはいかがでしょうか?
私はこの連休、昨年からずっと続いていた落ち着かない日々が一区切りした感じで、 腰を据えて仕事をしていました。
1日だけ出かけましたので、今日のメルマガはそのことを書こうと思います。
《 目次 》
1. 塩袋
2. 昔から
3. たばこと塩
1. 塩袋
5月1日、冷たい雨の日でしたが、東京スカイツリーのお膝元にある「たばこと塩の博物館」に行ってきました。お目当ては、特別展「西アジア遊牧民の染織 塩袋と伝統のギャッベ」です。
私はなぜだか、昔から、この「塩袋」というものに、とても惹かれるのです。
塩袋とは、西アジアの遊牧の民が、家畜に塩を与えるのに使う羊毛を手織して作った袋で、いわば、生活の道具、仕事の道具なのですが、目が離せなくなるほどいいのです!
色彩も、テクスチャーも、技法も、形状も、自由で伸びやかで愛らしくて、かつ、道具としての役目をまっとうしている。これぞ、私が目指すものって感じがするのです。
*「西アジア遊牧民の染織 塩袋と伝統のギャッぺ」展は、たばこと塩の博物館にて、5月15日日曜日まで。
https://www.tabashio.jp/index.html
2. 昔から
私が、西アジアの染織文化に興味を持ったのは、実は大昔です。大学生だった私は、バックパックで旅に出て、初めに行ったトルコで絨毯に出会い、その流れで、絨毯よりずっと素朴な、キリム、ギャッぺ、ヤギに乗せる袋、塩袋、などに出会いました。
目から鱗というくらい感動したなあ。織物で感動したのはあれが初めてでした。素朴になればなるほど好きでした。思えばあれが原点かも。
好きなものは変わりませんね。その頃私は絵画をやってる美大生で、染織やテキスタイルはほぼ興味なしだったのですが。
3. たばこと塩
「たばこと塩の博物館」には常設で、その名の通り、たばこと塩についての展示があります。専門博物館なので、とても詳しいです。
それで思ったのですが、たばこも塩も、文化のかたまりだなあと。
塩は生きていくのに必要ですから、どうゲットするかに力を注いてきたかというのは容易に想像できますが、日本と世界で、こうも違うのかとびっくりしました。日本では海水から作りますが、世界では岩塩を鉱山から掘り出したりするのです。
たばこは、今こそ肩身が狭い思いをしていますが、文化の花形スターだったのだなあ。自然のものを加工して、嗜好品として高めていく。人間が欲しくて欲しくてたまらないものにする。そのエネルギーはすごい。
それは、パイプやキセルなどの吸引道具、たばこ入れなどのおしゃれアイテム(反物から選べるようになってました!)、目を引くパッケージなど、あげたらキリがありません。
たばこが文化の花形スターの座から撤退して、そろそろ30年でしょうか?それに変わるスターは誰でしょう?
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(上の写真は星野村にて)
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おはようございます。春爛漫ですね。いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
4月14日と16日は、熊本地震の日でした。この日は大事な鎮魂と防災の日ですし、ふるさとが熊本の私にとっても特別な日です。
今年はこの両日、くしくも私は熊本にいました。久しぶりの熊本は、緑に勢いが満ちていて、いい季節でした。
6年前に大変な目にあった両親や妹一家、元気でいてくれることは何よりありがたいことです。
が、うちでふと点けた懐中電灯、弱々しくしか灯らず、おいおい、こりゃあ、有事の時には困るでしょ。
まったくもう、学びがないわ。
妹にホームセンターに連れて行ってもらい、頼りになりそうなのを早速2本、買いました。
《 目次 》
1. 星野村へ
2. 星野村にて
3. ピュアリーにて
4. 五人寄れば文殊の知恵
1. 星野村へ
今回の帰省の理由は、親戚の用事だったのですが、ここぞとばかり他にもやりたいことを仕込んでました。
その一つは、福岡県八女市の星野村に、私がはじめて着尺を織ることを習った方をお訪ねすることです。
星野村に転居されてからは、私、10年ほど前、一度だけお訪ねしたことあるのですが、それ以来です。
熊本在住着物ライターの安達絵里子さんに同行をお願いしてみたら、快く受けてくださり、楽しいふたり旅となりました。
その道中の美しかったこと!しっとりと曇りベースの中、藤の花がちょうど盛りで、山道のところどころに咲き誇っていて、ふわっと薄紫のみずみずしい息吹を感じました。
山々が喜び、笑っているよう。この季節の九州なんて、何年ぶりだろう。やっぱり九州、生命力が強いです。
(熊本上空)
2. 星野村にて
私の師は、高野久仁子さんとおっしゃる方なのですが、お変わりなくお元気で、本当によかったです。
高野さんは、なんと表現していいのかわかりませんが、すごく美しい方なのです。生き方がきれい。佇まいがきれい。作っている空気感がきれい。言葉が真っ直ぐで染み入ります。
高野さんに、あなたの織るものにはいつも新鮮さを感じるとおっしゃっていただけていることは、私の支えになってます。
安達さんに高野さんをご紹介できたこともよかったなあ。こんな染織家がいるんだってことお伝えしたかったのです。
私、高野さんの写真、一枚も持ってません。今回もお頼みしてみたのですが、やんわり断られてしまい。織られたものも持ってなく。今回も、もしお手元にあれば買わせていただけないかと思っていたのですが、全て売られてしまったとのこと。
いつか、遠いところに行ってしまわれたら、どうやって思い出せばいいのだろう。ブレたときに軌道修正するのに必要なのですが、、、心の中に、いっぱいいっぱいありますので、大丈夫かなあ~。心配~。
(うちの庭。大手毬。)
3. ピュアリーにて
ふるさとで、もう一つ行きたいところがありました。それは、熊本市唐人町にある、ピュアリーという、オーガニックのレストラン&ショップです。
ここのオーナーさんのご主人が、昨年つくった、山鹿のお蚕さんから頂いた糸で作った絵羽着物「ブルーブレッシング」をお求めくださったので、ご挨拶を兼ねてお食事に。
素敵なご夫妻にお会いでき、美味しいお食事をいただき、また、奥様のおじさまで呉服商をされている方ともお話しでき、うれしかったです。
そして、熊本の街に、ピュアリーさんのような、素材から吟味された美味しいお食事を食べさせてくれるレストランとショップがしっかり根付いていることを誇りに思いました。
いいものを扱うだけでは、なかなか商売としては成り立たないのは、染織やっている私は百も承知。
すべてをクリアし、お客さまに愛され続けているってすごいなあ。
ブルーブレッシングは、本当に良いご縁をいただきました。改めて感謝申し上げます。
(うちの庭)
4. 五人寄れば文殊の知恵
今回の帰省の理由は、親戚の用事と書きましたが、これ、私が抱えていた形で、ずっと悩んでいたのですが、両親に相談し、妹にも同行してもらって、司法書士さんのところに行くことで先が見えてきました。
教訓。一人で悩まないこと。行動すること。プロの力を借りること。
また晴れ晴れとがんばれそうです!
(東京上空)
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染織吉田 吉田美保子
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(写真はうちの近所のお気にりの桜たち。毎年チェックしています。下の方の写真は、国立新美術館で撮りました。ダミアン・ハースト展は写真OK.)
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こんばんは。
4月になって寒い日が続いてましたが、今日は久しぶりにあたたかかったですね。
お住まいのあたりはいかがでしょうか?風邪などひかれてませんか?
この辺りは満開を過ぎた桜が、散るものあり、もうひとがんばりするものありって感じで移り変わって行っています。
唐突ですけど、言っておきます。戦争反対。
《 目次 》
1. 私の仕事場、お見せします!
2. サイト更新
3. ダミアン・ハースト
4. メトロポリタン美術館
1. 私の仕事場、お見せします!
新たな動画を作りました。名付けて「私の仕事場、お見せします!」。
自分としては、今の私の渾身の作です。ぜひ見てくださいね。
実は私、この一年ほど、zoomでジャーナリズムの勉強の会に参加しています。皆さんに届けたい情報を自ら発信する。これは、これから、もっと重要になると思ってます。
アドバイスや手助けをいただきながら作りましたし、まだまだ稚拙ではありますが、もしよかったら観てくださいね。
2. サイト更新
3月末にちょっと人心地着いたので、サイトの更新をしました。
2021のまとめを今ごろしているというのんびりさですが、やっと追いつきましたので、ぜひご覧くださいね。
・「作品ギャラリー」>「年代別ギャラリー」>「2021」 に、昨年一年分の作品を載せました。
https://www.someoriyoshida.com/gallery/2021年」
・「作品ギャラリー」>「着姿ギャラリー」に、半幅帯をお召しの写真を追加しました。(サムネイルをクリックしてください)
https://www.someoriyoshida.com/style
・「メディアに載りました」のページに、「美しいキモノ春号」に載ったご紹介をしました。
https://www.someoriyoshida.com/media
・「通販サイト」に八寸帯を一点追加しました。(サムネイルをクリックしてください)
https://www.someoriyoshida.com/store
3. ダミアン・ハースト
六本木の国立新美術館で開催中の、「ダミアン・ハースト 桜」展を観てきました。
ダミアン・ハーストは、現役で活躍中の現代アーティストの中でトップのひとりと評価されている人で、ホルマリン漬けの牛の作品とかちょー有名なので、ご存じの方も多いと思います。私自身はタイプではないけど、彼が日本でやるのを観ておきたいという気持ちで、出かけました。
会場に入り、一番驚いたのは、観にきている人たちの年齢層が若い!日本の若者、ダミアン・ハースト、好きなの?
日本人にとって特別な花である桜を、ダミアンは直球な感じで表現していて、かえって好感持ちました。やりきってる感じ。でっかいのがよかった!
それでもものすごく好きかと言われれば、そうでもありません。現代アートの不思議を再確認してきた感じです。
・「ダミアン・ハースト 桜展」は、六本木の国立新美術館にて、5月23日まで開催中。
4. メトロポリタン美術館
新美術館では、ダミアン・ハーストと同時開催されていた、「メトロポリタン美術館展」も拝見しました。500年の西洋絵画の歴史を代表作で網羅する展示会です。
出かけた時は、観ても観なくてもいいかなという気持ちでしたが、ダミアン・ハーストだけでは、美術に埋もれたいという欲求を満たせず。
で、圧巻でした。やっぱ、すごいね!アートの歴史は人間の歴史。その「今」がダミアンなんだろうなあ、、、
・「メトロポリタン美術館展」は、同じく、国立新美術館にて、5月30日まで。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
(上の写真の帯あげは、ラソワ限定で作りました。マカロンのイメージで、左から、ヴァイオレット、シトロン、ミント、ショコラ、フランボワーズ)
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Bonjour!
京都のサロンド・ラソワさんで開催しました「吉田美保子個展Bonjour!ボンジュール」、おかげさまで盛況のうちに幕を下ろすことができました。
お越しくださった皆さま、ネット越しに応援してくださった多くの方々、ラソワ主宰の吉澤暁子さん、吉澤さんを支える素晴らしいスタッフの方々、本当にどうもありがとうございました。
とても、とても、とてもすてきな4日間(準備の日を含め)でした。心から感謝します。
メルシー、メルシー、Merci beaucoup.
《 目次 》
1. 幸せでした
2. トークショー
3. 実は体調が、、、
4. おしゃれ番長
1. 幸せでした
今回の個展を言葉であらわすなら、それは「幸せの贈りあい」ってことでしょうか?
吉澤暁子さんの「サロンド・ラソワ」は、なんというか、幸せオーラが満ち満ちている場所でした。
全てにおいて行き届いていて、居心地が良くて、人は優しく、節度があって、みんなとても素敵です。おもんぱかりあったり、良い影響を与えあったり。着物を中心に置いているのだけど、それだけでなく、生き方や繋がりを考えるきっかけになったり。
そんな場で、私の帯や帯あげなどを見ていただいたり、もの作りについてのあれこれをお話ししたり。本当にありがたいことでした。
吉澤さんや店長の大久保さん、サポートしてくださるお若いお弟子さん、みなさんが、いらっしゃるお客さま方をより上げるために心をつくし、和やかな場を作っていらっしゃいました。
呉服産業は、斜陽産業と言われてますが、吉澤さんは「幸せ産業」とおっしゃいます。ラソワは、まさにそれを体現する場所でした。私も「幸せ産業」の一員として、幸せを振りまいていきたいと思いました。
インスタでたくさんご紹介いただいたので、よかったらご覧ください。写真も文章もジーンときます。ありがとうございます。
吉澤暁子さん https://www.instagram.com/akiko_yosizawa/ (幸せオーラの源泉!)
大久保縁さん https://www.instagram.com/yukari.ohkubo/ (最強の右腕。なんでも完璧!)
サロンドラソワ https://www.instagram.com/salon_de_lasoie/ (ハイライトもぜひご覧ください)
2. トークショー
ボンジュール展3日目に、吉澤暁子さんとトークショーをしました。ライブ配信でしたが、もしよかったらアーカイブをぜひ。
作品紹介などをしながら、1時間近くしゃべってますので、何かなさりながら見てくださいね。
3. 実は体調が、、、
トークショーでも言ってましたが、実は私、不覚にも体調が悪かったのです。
ミモザの帯を織り上げた次の朝、ひどいめまいで、天井が回り、これはいかんととにかく病院へ。
せっかくラソワさんに呼んでいただいたのに万全の状態でなく申し訳ないことでしたが、吉澤さんはじめラソワの皆様に手厚くしていただき、特別待遇の日々で、本当にありがたかったです。
体が弱っているからこそ見えることも多々あって、ぐったりしながらも幸せでした。今はまずまず快復しています。ご心配をおかけしました。
4. おしゃれ番長
今回の個展では、着物を着る体力がなく、洋服で通させていただきました。やはり着物は自分が満ち足りた状態でないと着れないものです。
私はさほど洋服にはこだわりを持つ方ではないですが、この時着ていたのは、自分としては最高におしゃれです。
上に着ていたのは、12月に急逝した叔母の形見です。イッセイミヤケを着こなすおしゃれさんでした。
ボトムは、福祉業界のおしゃれ番長、平林景さんプロデュースの巻きスカートに見えるサルエルで、車椅子の方でも着られる仕様になってます。
実は私、こっそり番長のファンです。(私、大昔、ほんの少しだけ福祉業界をかすったので、思い入れあります)
おしゃれな二人の力を借りたおかげで、堂々としていられました。
平林景さんのTwitter https://twitter.com/tottolink
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ボンジュール!
3月3日、桃の節句、お雛祭りですね。いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私は、明日からの個展の搬入で、京都へ移動中です。
いよいよ、明日3月4日金曜日から、京都での初個展「ボンジュール」がはじまります。
春の扉を開いて、西の皆さまへ、ボンジュールのご挨拶。
春の息吹いっぱいで、京都に伺えればと思っております。
どうかよろしくお願いします。
___________
《 目次 》
1. ボンジュール!
2. インスタライブ
3. キーウ
4. きものsalon
(下は、ボンジュール展に向けた帯あげのメイキング動画です。)
1. ボンジュール!
さて、ボンジュール。
「吉田美保子展 Bonjour!ボンジュール」は、京都のサロン・ド・ラソワで開催させていただきます。
ラソワ主宰の吉澤暁子さんは着付けの師匠さんですが、着付けの先生という枠を超えて、第一線で幅広く活躍していらっしゃるすごい方。
この面倒臭い業界を、ご自分の考えと優しさで引っ張っていくパワーのある方です。
そんな方が作られた新しい空間に、お誘いいただき、光栄な限り。
ぜひ、吉澤暁子さんの魅力に会いに、その吉澤さんが大好きとおっしゃってくださる私の作品たちに会いに来てくださいね。
「吉田美保子個展 Bonjour!ボンジュール」
3月4日(金)~6日(日)
11:00~18:00(最終日は16:00まで)
場所 La soie (ラソワ)
最寄駅・京都市営地下鉄「烏丸御池」より徒歩2分
京都市中京区両替町通三条上る柿本町398-2 烏丸三条土山ビル202号室
(202号室のインターホンを押してください)
*吉澤暁子&吉田美保子のトーク会をします。3月6日(日)13:00~(予約優先)
予約とお問い合わせ lasoie@e-embellir.com
Facebookのイベントページに詳しくご紹介いただいてます。
https://www.facebook.com/events/1643943329303701?active_tab=about
(下は、ラソワさんと染織吉田のコラボ帯あげの紹介動画です)
2. インスタライブ
「ボンジュール展」に向けて、ラソワ主宰の吉澤暁子さんと、3回連続のインスタライブをしました。
慣れないことで、どうなることやらと思いましたが、3回とも楽しく、それなりに濃い話ができました。吉澤さんの冴えてる進行のおかげと感謝しています。
個展の宣伝は、これまでは案内状を印刷して郵送して、というのが定番でしたが、昨今はSNSに中心が移りました。
SNSを使った動画やライブ配信も、すっかり定着した感がありますが、これがなかなか、作り手側、ギャラリー側の本気度や熱が丸見えになりますので、怖くもあります。
一方、お客さまにとっては、ご自分のお好みに合いそうな商品があるのかどうか、ご自分と相性が良さそうかどうか、事前に自宅にいながら判断できますので、いい機能かと思います。
見逃した方は、私のインスタアカウントに、アーカイブが残っていますので、良かったらご覧ください。(以下のリンクの2つ目から4つ目の投稿がインスタライブのアーカイブです。)
https://www.instagram.com/someori_yoshida/
(下は、インスタライブのスクショ。ノリノリのヨシダ)
3. キーウ
突如、戦争が始まったことに、唖然とします。
こんなことがあっていいものか、、、平和というのはあまりにももろいものだと突きつけられました。
日々、ネットで情勢を見ていますが、ウクライナの首都「キエフ」は、ウクライナでの発音だと「キーウ」というそうですね。「キエフ」という発音は、ロシア語読みだそうです。だったら、「キーウ」と呼びましょうか?
何が良くて何が悪いのかは、立ち位置次第ですが、それでも、戦争は全力で回避することだけは、絶対の是であると信じます。
(下はウクライナカラーの服を着た私。)(モロ平和ボケの日本人って感じだな、、、、)(まずは、自分のやるべきことをしっかりと!)
4. きものsalon
3月1日発売の着物雑誌「きものsalon 春夏号」。こちらに、半幅帯を載せていただいています。
2月19日発売の「美しいキモノ」に載った半幅と同じものです。もしや、ブームの予感????
この一本も、京都ラソワさんに持っていきますので、良かったら実物見に来てくださいね。
(下は、きものsalon に載った写真です)
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こんにちは。
日本橋三越さんでの展示会が一段落いたしました。
おかげさまで、連日楽しく会場に立つことができました。
お越しくださった方、応援してくださった方、本当にどうもありがとうございました。
コロナ禍ではありましたが、皆さま色々工夫して、お越しくださいました。
例えば、電車に乗らず3時間かけて歩いてくるとか。3回目のワクチンを事前に打っておいてくださるとか。打ったその足で寄ってくださるとか。しっかり対策して新幹線でお越しくださった方もいてうれしかったです。
それよりも、雪の予報が出たのは大打撃で、人流が止まりました。それも2回も!!!(実際はちっとも積もらなかったのに!!!)
東京での出店は、コロナよりも雪が怖いというの、改めて思い知りました~。(スノーブーツでお越しくださった方もいらっしゃいました☆)
日本橋三越さんでの、私のメイン期間は終わりましたが、引き続き作品は飾っていただいています。2月22日火曜日までです。よかったら覗いてください。
《 目次 》
1. 美しいキモノ春号
2. 三越にて
3. 3月は京都、ラソワさん
1. 美しいキモノ春号
さて!
明日、2月19日は、着物専門誌のナンバーワン「美しいキモノ」の発売日です。(地域によっては、20日ごろ店頭に並ぶようです)桐谷美玲さんが表紙です。ぜひ、お手にとってくださいね。
私、大きく載せていただいてます。「元気な作り手に会いに行く」という特集ページです(192p)。凄腕カメラマンさんのおかげで実物の3割増しで撮れているので、ご注目ください。
取材は、昨年12月14日でした。この日に向けての準備の大変だったこと!
ですが、紹介の文章も丁寧に書いてくださって、報われる思いがします。本当にどうもありがとうございました。
2. 三越にて
(上、4枚の写真は、吉春吉さんの帯留めと私の帯のあわせ)
三越に出店したのは、「日本橋三越 春のきもの紀行」というフェアの一環だったのですが、出てよかったなあって思うことの一つは、お隣に出品していた二組がとても良い方々で多くを学ばせていただいたことです。
お一人目は、アクセサリーの作家さんで「吉春吉(よしはるきち)」さん。30代前半くらいの感じの良い素敵な女性の作家さんですが、とても仕事ができる方でテキパキ。ソフトで話しやすく。プロ意識と責任感もすばらしい。
もうお一人はバッグの作家さんで「yoshino yashimachi(よしのやしまち)」さん。お若い男性の作家さんで、目線高く。かつフレンドリー。作品も「何が作りたいのか」ってことがバチッと出ててとても好感持ちました。鳥の巣から飛び立ちそう。
そういえば、ご担当くださった三越のスタッフさん方もトップの方は、ちょっと年嵩でいらっしゃるけど、実働部隊はお若くて、多分30代かな。自分の仕事をパキッとこなし、結果を出す、頼れる方々でした。
年嵩世代もがんばります。一緒に世の中を回していきましょう~
吉春吉さんのインスタ https://www.instagram.com/yoshiharukichi/
yoshino yashimachi さんのインスタ https://www.instagram.com/yoshinoyashimachi/
(吉春吉さんのショール留め、帯留め。yoshino yashimachi さんの鞄、私のショール)
(奥がyoshino yashimachi さんの鞄。手前が私のアートな帯あげキャンディ・キャンディ)
3. 3月は京都、ラソワさん
吉田美保子個展「Bonjour!ボンジュール」、準備に拍車がかかっております。がんばります。
概要は以下の通りです。
「吉田美保子個展 Bonjour!ボンジュール」
3月4日(金)~6日(日)
11:00~18:00(最終日は16:00まで)
場所 La soie (ラソワ)
最寄駅・京都市営地下鉄「烏丸御池」より徒歩2分
京都市中京区両替町通三条上る柿本町398-2 烏丸三条土山ビル202号室
(202号室のインターホンを押してください)
*吉澤暁子&吉田美保子のトーク会をします。3月6日(日)13:00~(予約優先)
予約とお問い合わせ lasoie@e-embellir.com
*ラソワ&染織吉田のコラボ帯あげを、限定5枚で特別に作ります。「フランス菓子をイメージし、フレーバーはフランボワーズ、ヴァイオレット、シトロン、ミント、ショコラ」というのがお題でしたが、発想元をマカロンにしました。お楽しみに!
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子