吉田美保子の some ori ノート

小島秀子さん、おたすけさん、江田朋百香さん

2019.04.14

 

きのうは忙しくも充実した、とてもよい日でした。朝からきものを着てお出かけ。いろいろ行き先があるんで、よくよく調べて廻ってきました。

まずは、染織家の小島秀子さんの個展を拝見しに、青山八木さんへ。

帯がたくさん。どれを見ても本当にすばらしかったです。現代的な色づかいで、様々な技法がさりげなく駆使され、完成度高く。締めたら映えるな。楽しいだろうな。ただただ、うっとり。

織りをやっている身としては、キリッと引き締まりました。拝見させていただき、本当によかったです。ありがとうございました。

青山一丁目からめざしたのは神保町。学士会館。きものおたすけくらぶさんの盛装オフ会です。

全国からきもの好きのおたすけファンが集う楽しい会でした。

こういう場を催すの大変と思います。そのご苦労をものともせず、ニコニコ笑顔の富田社長。すごいなあ。そして、富田社長を支えてるみなさんもすばらしいです。

きもの好き同士もなかなか合うチャンスないので、その場を作っていただいて、ありがたいことでした。おかげさまで、久しぶりの方、はじましての方、いろんな出会いがありました。

     

その後、日比谷へ。帝国ホテルのギャラリーへ、画家の江田朋百香さんの個展を拝見しに。

朋百香さんは、お帰りになった後でお会いできなかったのですが、情熱をたたえたお作品に囲まれて幸せでした。ギャラリーの方や居合わせた方によくしていただいて、すっかり意気投合。

私は、この二枚がとくに好きでした。見ていると、頭の中がスッキリして、体ごと軽くなるような気がします。

*小島さんの個展、朋百香さんの個展、ともに終了しています。

新作、コラボ鞄!

2019.04.11

 

善林英恵さんとコラボですすめております、おしゃれな普段きものにも合う鞄シリーズ、新作ができました!

善林さんから写真が送られてきましたので、取り急ぎ、アップします。とってもいい感じです。

上の写真は反対側。表と裏で、ガラッと表情が違います。

布はすべて、八寸帯の実験作。試行錯誤のかたまり。とにかく自由。自由すぎて、布としてのまとまりはないのだけど、そこは善林さん。うまくまとめてくれてます。リピートはできません。一回かぎりの面白さです。

大きさはA4サイズが入って、マチもたっぷり。

大きさは、持ち手なしで測りまして、底のところの幅32cm、開口部分の幅42cm、高さ27cm、マチ12cmです。

持ち手は、革自体の長さは40cm、幅5cm です。立ち上がり部分(取り付け部分のぞく)だけ測ると、約29cm です。

持ち手は、牛本革のヌメ革。

手にあたるところは、二つ折りで持ちやすくなっています。

 

内側から撮ったところ。持ち手、しっかり縫いとめられています。

A4サイズのファイルを入れたところ。

  

裏地は綿麻のジーンズ地。ポケットもついてます。

ちなみに、お値段は、64,800円(税込)です。送料を別でいただきます。

通販サイトに載せるのが筋ですが、早めにご紹介したく、ブログで急いでご紹介しました。もし、ご興味ありの方、ご一報ください。より詳しく、ご説明します。

それから、このタイプ、布を違えて、また作ります。ご要望にもお答えしますよ。ひとまわり大きいのも検討中。荷物が多い方は、そっちがいいかな?

「こういう色が欲しい」「布の感じはこういうふう」「〇〇を入れたいから大きさはこのくらい」などあれば、お気軽にご相談くださいね

35通目のメルマガ【丹後号】

2019.04.08

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こんにちは。

春らんまんですね。

お花見、なさいましたか?

私は、3月の31日から4月2日まで、京都の丹後地方に、染めの修行に行ってきました。

三日間ともとても寒く、丹後は行った日は1分咲き、帰る日は3分咲きくらいの桜の開花具合でしたが、神奈川に戻りますと、ちょうど満開でした。

これからいろんな花が咲くのが楽しみですね。

メルマガ、気楽にお付き合いください。

《 目次 》

1.      そもそも

2.      鷹取麻利子さん

3.      そして

4.      51

___________

1.      そもそも

今回の、丹後・染め修行の旅は、そもそもは、関東で活躍する模様師さん(友禅で絵柄を描く人のことを模様師(もようし)と呼びます)たちの、「勉強して腕を上げたい」って思いを、小林染工房の小林知久佐さんが受け止めてくださったということがはじまりです。

模様師でない私は畑違いですが、たまたまの、ありがたいめぐり合わせから、参加できることになりました。

実は、昨年の11月、新宿の伊勢丹で開催されていた展示会でばったりお会いしたのです。その時、染めについての悩みを口にしたのがきっかけで、模様師さんのグループに入れてもらえました。本当にラッキーでした。

こういうのセレンディピティ (serendipity)と言うのでしょうか?

その上今回は、小林染工房でのみっちりの二日間のあとに、織り作家の佐橘登喜蔵さんご夫妻をお訪ねすることもできました。

本当に、ありがたい、ありがたい、二泊三日でした。

2回に分けてブログに書きましたので、よかったらご覧ください。
・丹後・染め修行ツアー

・登喜蔵さんご夫妻と

 

2.     鷹取麻利子さん

今回の丹後行きをまとめてくれたのは、模様師として活躍している、鷹取麻利子さんです。

鷹取さんと私は、面識はありましたが、これといった関係もなかったのに、こころよく受け入れてくださり、みなさんと引き合わせてくださり、、、、、。私が入ったので、足並みが乱れることもあったと思うのに、なんのそのって感じで。

鷹取さんのまとめる力には、本当に目をみはりました。

小林さんとのやりとり、段取り、交通、宿泊、みんなの思い、、、、その全てを取り込みながら、いい具合にまとめてくれました。

その気持ちのおおもとは、これからの着物の作り手に追い風を吹かせたい。自分ばかり先に行くのではなく、周りの仲間を巻き込みながら、みんなでレベルを上げて、いいもの作って、着る方によろこんでいただいて、みんながハッピー。

その種まきをコツコツなさっている感じ。本当にすごいです。

3.  そして

この丹後に行ったメンバー、さっそく道具や助剤の共同購入をはじめてます。

道具や知識や情報はどんどんシェアする。

こういう動き、すごくいいわ。

そしてさらに、それぞれに、今回身につけたことを花開かせて作品を作り発表しようと、展示会を計画してます。

たぶん、来年3月、東京でということになると思います。面白くなりそうです。どうかお楽しみになさってください。

4.   51

数字がタイトルって、なんのことって思われたかもしれませんね。

イチローの背番号?あはは、実は私の年齢です。

今日はその初日。はい、生まれた日です。

まだまだへなちょこの私は、自分の年齢にびっくりです。

今回、丹後でお世話になった、小林さん、佐橘さん、鷹取さん、お三方とも、私より、ちょっと年上です。

時代がどんどん変わり、今までの常識が通用しなくなった今、年上の方々が、新しい提案や投げかけを、身をもってされるのを、心強く、まぶしく、尊敬の念をもって、あおぎみてます。

歳をとるのは、悪くないぜぃ!

今日はこれから、ちょっと年上の旧友と、蕎麦屋で一杯やってきます。

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どうかよろしくお願いします。

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きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子

登喜蔵さんご夫妻と

2019.04.05

丹後の最終日、佐橘登喜蔵さんをお訪ねすることができました。

私、佐橘さんの織られるもの、大好きなんです。繭からずり出してひいた糸を丹後の植物で染めて織るその織物は、素朴だけど洗練されてて、強さと優しさが同居してます。その生まれる場所を見てみたかった。大変に光栄なことでした。

佐橘さんご夫妻、なんと、私のこと、迎えに来てくださったんですよ。もったいない〜〜。車に乗せてもらって、早速お話に花が咲き、、。

そのお宅は神社の参道にありました。わあ。そういえば、佐橘さん、なんだか神主さんぽいもんね。奥さまは天女ぽい。場所そのものが神域のようです。そっか、こんなところであの織物は生まれてるのね。

上がってすぐのお部屋に、織り機3台。その奥にずり出しの単純な装置、綛あげ。たったそれだけ。織物とはなんとシンプルなものであろうか。シンプルだからこその強さ。まっすぐさ。

私、自分が織った帯を持って行ってたので、おそるおそるもお見せしたら、ご自分の反物を出して、その上に乗せてくださいました。ピタリと合って、大感激でした。

そのあと、天橋立まで連れて行ってくださいました。いいのでしょうか、こんなにしてもらって!!一日使っていただくことになり、ありがたいやら、申し訳ないやら。

まず、真名井神社を参拝。ここ、知らなかったのですが、いわゆるパワースポットで、霊気がただよっている場所でした。ああ、神様がいらっしゃるんだなあ。私、見えないけどね。水筒にお水をいただきました。

その後、元伊勢籠神社を参拝。こちらもなんだかすごかった。由緒正しきとはこのことか。

そして、なんと、リフトに乗って、高台まで登ったのですよ。こんなのちょー久しぶり!!!リフトを降りても、階段を登って(相当がんばった!)、一番上までいきました。

眼下に天橋立が見えます。あ、本当に神様のハシゴだ。やっぱり、特別な場所なんだなあ。

いい空気をいっぱい吸って、私、生まれ変わりました!

帰りは福知山の駅まで送ってくださるという、ありがたさでした。

丹後、すばらしかったです。ものを作って生きていく、その根っこのところに、良いお水をたくさんふりそそいでいただきました。さあ、むくむくと動き出しましょうか。

丹後・染め修行ツアー

2019.04.04

   

丹後の小林染工房へ、染めの修行に行ってきました。友禅の作家さんたちの研修ツアーに混ぜてもらったんです。本当に本当に、すばらしい機会で、私は目からウロコが落ちまくりでした。

教えてくださったのは、小林染工房の小林知久佐さん。丹後ブルーという、とても美しい青の引き染めをされることで有名な方です。が、もちろんそれだけじゃない。

小林さんのすごいところは、染料や助剤を知りつくしていて、それを的確に使いこなし、ぼかし染めやシケ引き(刷毛目を使って極細の線を染める技法)をなど、表現の幅広く、自由自在に美しい染めをされているところ。根本のところを押さえているから、失敗しないと。

小林さん曰く、

「若い頃は、テストに明け暮れ、失敗もたくさんしたし、お金も時間もつぎ込んだ。自分はさんざん苦労したけど、こんな苦労はみんなはしなくてええやん、だから、技術や知識は伝授する」。

うぅぅ、感涙。

本当に何から何まで教えていただきました。さて、どこまで受け止められたか、、、、。

 

私は八寸帯のタテ糸を仮織りして持ち込みました。

 

染料は、小林さんの染料と私が持って行った染料を両方使って、染め比べます。

小林さん、この、ブラッシングカラーズ (タテ糸に直接染めるやり方)、面白がってくださいました。

「いくらでも伸びしろあるやん」

がんばるぞ!

今回、仲間に入れていただいてご一緒したのは、5人の友禅の模様師さんたち。

毛色の違う私をこころよく受け入れてくださいました。

今回、ガチで着物を作る仕事している人たちに囲まれて、みんなオープンに、悩みや疑問に思っていることなど言い合って、いい方に変えていこうという、明るい空気に満ちてました。

新しい時代を感じた。そういえば、令和の発表、工房でした。時代、変わるね!

丹後での二泊三日は、参加したメンバーみんなの大きな宝物となりそうです。

小林さん、ご一緒したみなさん、本当にどうもありがとうございました。

おまけ画像。よろこぶヨシダ。最大級の防寒対策をして臨みました!

サイト、更新しました。

2019.03.31

 

さあ、明日から新年度ですね。心あらたに、行きましょう。

サイトの更新しました。よかったらご覧ください。

「年代別ギャラリー」の2018年のページをまとめました。→

「着姿ギャラリー」のページにいただいたお写真、載せました。→

「メディアに載りました」のページに、「民藝のある暮らし」を載せました。→

平成も終わるって、耳タコですけど、じんわりきます。今、50歳の私にとって、平成は、20歳から50歳。まさに人生のど真ん中。 いろいろ思っちゃいますね。

次の時代も、心豊かに、おおらかに、みなさまに愛されるものを作り続けて行きたいと思います。

34通目のメルマガ【春風号】

2019.03.22

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こんにちは。

関東では桜が咲きましたね。

あなたさまのお住いの辺りではいかがでしょう?

昨晩は大きな満月でした。そして、春分でした。風が強い日でしたね。

イチロー選手が引退し、故郷では旧友のお葬式がとり行われました。

地球はまわって、ときは移ろいゆくのだなと思いました。

今日もメルマガ、お付き合いください。

《 目次 》

1.      雅楽へ

2.      きもの

3.      きれいな空気

4.     コラボ鞄

___________

1.      雅楽へ

先日、雅楽を聞きに行ってきました。この日のことはブログに書いてますので、詳細はそちらの方読んでいただくとして、、、。

こういう時、悩むのが「何を着ていくか」問題です。3月半ば。場所は皇居の東御苑。拝見するのは、平安時代から受け継がれている古典音楽と舞い。

なにやらすごく正式ぽいけど、園遊会に招かれたってわけではないし(笑)、、、、

まったく経験がありませんので、みなさんがどの程度の装いでいらっしゃるか見当がつかない。

ご一緒したのは、染織家の大先輩の小熊素子さん。「着物で行こう!」とは初めから了承済み。

さあ、困った!

実はチョイスはそう無いんです。あるものをひっくり返し、少ない中から、最善の取り合わせを考えます。

その場の雰囲気に合うように、演奏者のみなさんに失礼がないように、聴きに来ているみなさんに好感を持っていただけるように、そして、私が楽しいように。

結果、きものは薄ピンクの遠目には無地に見える横だん(もちろん自作)、帯も遠目には無地の白(これも自作)、濃い紫の帯揚げ(自分で染めた)、ピンクのぼかしの帯締めにしました。

白の無地の帯は、最近、まったく締めてなかったので、久々の登場となりました。これ、ずっと以前に織った着尺の余り部分を、付け帯にしたものなんですよ。

ブログ
https://www.someoriyoshida.com/blog

2.     きもの

この日、雅楽の会場には、お着物でいらしている方が、20数名はいらしたでしょうか?

みなさまがたの着姿を見るともなしに見てましたが、とっても好感を持ちました。

なんというか、、、、書き方がわかりませんが、ポライト(polite)って感じかな。わきまえてるってことかな。

派手すぎず、カジュアルすぎず、でも自由で、自分らしく。その場をいい場にしたいという静かな連隊。

きものっていいなあって思いました。

3.   きれいな空気

前回のメルマガで花粉症になったと書きましたが、耳鼻科で検査したもらった結果、花粉よりもハウスダストに反応していると診断されました。

これにはびっくり。

確かに機織りなどしてますと、日々、ホコリの中で生活しているようなものです。しかし、アレルギー反応が出るなんて。目のシバシバと、止まらない鼻水の原因がそこにあったなんて。。。。

診断されたその足で、家電量販店に行き、空気清浄機を買いました。

つけてみると、体がぐっと楽になりました。

私は今まで、空気清浄機なんて、セレブの贅沢品だわって思っている節がありましたが、これは医療品だわ。

東京電力の事故を目の当たりにしたので、電気をどんどん使うことには躊躇があります。出来るだけ、電気に頼りたくないなんて思ってきました。

思いと現実はこうも一致しません。

4.   みおさまの鞄

完全注文制作ONLY ONLY でお受けしておりました「みおさまの鞄」、完成しました。

コラボの善林英恵さん、今回もいい仕事してくれました。

みおさま、我が家に受け取りに来てくださったのですが、ひとめ見たときの、ちょっと驚いたような笑顔がうれしかったです。着物姿に、とてもお似合いでした。

ブログには写真もたくさん載せているので、よかったらご覧ください。さかのぼると、メイキングも見られます。

もしも興味持たれたら、このメールに返信する形で、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。あなただけの一品をお作りします。

https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/みおさま

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きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com

雅楽に行ってきました

2019.03.18

昨日、皇居に雅楽を聴きに行ってきました。

お誘いいただいたのだけど、私は雅楽などまったく知識もなし。お正月にラジオから流れてくるとか、神社付属の結婚式場でテープ(?)が流れてるってイメージしかない。いいのかしらん。ま、興味がまさり、ドキドキで行ってきました。

北桔橋門から入場。これ、「きたはねばしもん」と読むのですよ。知らなかったなあ。

上の写真は、となりの平川門のあたり。清々しいよい天気でした。

 場所は、皇居東御苑にある楽部という建物。上の写真ね。古い講堂って感じ。

 会場内はこんな感じ。始まる前に、舞台に火鉢が置かれました。楽器を温めて乾燥させるみたい。演奏中もくるくるとあててました。

いかにもな色彩。赤、緑、黒、金。

演奏が始まると写真は撮れませんので、下はいただいたパンフレットの写メです。

 いやはや、まさに完璧って感じしました。磨き上げられたっていうか。それぞれの楽器のハーモニーが溶け合ってました。それが目の前で!ライブっていいですね!

今聴いている音色は、1000年前の人たちが聴いた音色と同じなんだなあ。

まったくもって、いわゆる「和風」ではありません。大陸文化との融合なんだろうな。それを、日本がめんめんと大事に受け継いできた。それもすごいな。

変えることなく、正確につなげていく、、文化ってなんだろうなあ。

昨年の秋、奈良の正倉院展に行ったけど、あれがいまだに続いているのだものね。それも「なま」で。すごいことだ。

上の写真が前半のプログラムの管弦。


こちらが休憩をはさんで後半の舞楽です。若い男性が舞い手です。エグザイルとか興味ないのかなって思った。

パンフレットの表紙。かわいい。

 休けい時間に2階に上がってみましたら、装束や楽器の展示がありました。うぉー!本物感ビシバシ。間近に見られてうれしい。

いつ、どこで、だれが、どんな素材で、この素晴らしい衣装を作ったんだろう?その辺の説明はまったくないけど、ここは博物館じゃないからね。

しかし、染料は植物だろうか?すごくビビッドです。刺繍もいいなあ。

履き物もかわいい。ズック靴みたい。実際に舞台で演舞してた人たちも履いてました。こういうものの製作も、受け継がれているのね。

ご一緒したのは、染織家の大先輩の小熊素子さん。楽しい一日をありがとうございました。

お花が今にも咲きそうでした。

*聞いたところによると、皇居での雅楽の演奏会は、毎年春と秋に開催され、春は招待者、秋は一般公募で入場できるようです。すばらしかったですよ。ご興味の方、調べてみられてはいかがでしょう。

みおさまの鞄!

2019.03.16

ONLY ONLY、コラボでお受けしております、みおさまの鞄、完成しました!

先だって、善林さんから送られてきまして、本日、みおさまが受け取りにお越しくださいました。

 みおさま、にこにこして鞄を手にして、「いい意味で裏切られたわー」っておっしゃってました。想像を越えた感じで、とっても気に入ったとのこと。よかったわ。

織り布をメール添付でお見せした時のイメージと、だいぶ違っていたみたいです。それ、実は私も思いました。大変身。善林マジックですね。立体になるって、すごいなあ。

鞄を持ち替えて、反対側を見せて〜。

こっち面は、初夏を意識し、すっきり爽やかな色味です。

手に持ったときのバランスも絶妙ですね。それなりにモノも入り、実用もバッチリ。

ではちょっと、置き撮りの写真を。こっちが春バージョン。

ひっくり返して、初夏バージョン。

口の縁取りと、持ち手のところ。

アップ。

底と側面は、革がくるっと周ります。自立させたいというみおさまのご希望で、こうなりました。

あと、丈夫さと、汚れ防止の意味合いもあります。

内側。ナチュラルな綿麻の裏地もよいですね。

底板も写ってます。これは取り外し可能です。 

 底板をはずして。

ポケットのつき方も、みおさまのご希望通り。携帯電話とパスケースと鏡を入れるというご要望に合わせました。

布のアップ。春バーション。    

裏を返して、夏バージョン。

今日はみおさま、お昼時にお越し下さり、一緒にランチを食べながら、おしゃべりしました。もう長いお付き合いだから(15年くらいかな?)、いろいろ昔話もしたり。楽しかった。気づきもあった。ありがたいことです。

みおさま、善林さんへの感謝もおっしゃってました。お伝えしますね♪

33通目のメルマガ【砧うち号】

2019.03.06

八寸帯 八寸名古屋帯 お誂え

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こんにちは。

弥生三月、いっきに春になりましたね。

柔らかく雨が降り、大地がよろこんでます。

私は、とうとう花粉症になり、右往左往しています。

「私は花粉、だいじょうぶ」と信じてきましたが、そんなことはありませんでした。笑

今日もメルマガ、お付き合いください。

《 目次 》

1.      砧うち

2.      あわれなり?

3.      花粉が、、、

4.      たくさま

___________

1.      砧うち

砧うちってご存知ですか?砧は「きぬた」って読みます。

織りあがった布を、木づちでたたいて、柔らかくすることを言います。

現代の織物で、砧うちをしているものは、ごくまれではないでしょうか?

上布(薄い麻の織物)では打つと聞いたことありますが、絹織物で砧うちをしている人は、私の周りには少数派のように思います。

私も今まで砧うちの工程をしてきませんでした。絹のしゃっきり感が好きですし、あまり、必要性を感じなかったからです。

しかし、先日織り上げた着尺が、少々強い(こわい)ように思いましたので、打ってみました。

そうしますと、布が、トロンとした表情になり、なんとも優しいです。しっとりした着姿も目に浮かびます。

繊維同士がなじむんでしょうね。なるほど変化するもんだなあ。これは、ありかもしれません。

2.     あわれなり?

「砧うち」って今はもう何のことやらって感じと思いますが、古くは、当たり前のことだったみたいで、歌に詠まれたり、お能になったりしています。

一番有名なのが百人一首のこれでしょうか?

み吉野の 山の秋風 小夜ふけて ふるさと寒く 衣打つなり

この歌でもお分かりのように、砧うちは、秋の言葉なんですってね!夜なべ仕事としたらしく、もの哀しさを表したりするらしい。

んー。

実際にやってみた感じでは、砧うちは、夜やるものではありません。ドンドンと音と振動がします。木づち、けっこう重いです。血圧が上がりそう。興奮して寝られなくなるんじゃ?それに、季節は関係ないよ。哀しくもありません。そんな、情緒をもりこむきっかけすらないです。

身の蓋もない言い方すれば、作業のひとつ。肉体労働。「もののあわれ」って感じじゃないなあ~

作業のひとつなのは、全ての工程がそうだけど、たまに「これ、絵になるな」とか「フォトジェニックじゃん?」と思うこともあります。代表的には、織ってるところや、伸子張りしているところなど。

砧うちはそんなふうでもないんです。どうも言葉からのイメージ先行してないかな?それとも私が風情がないだけ?

3.   花粉が、、、

上にも書きましたが、とうとう花粉症になってしまいました。こんなに辛いものとは今まで知らなかった。軽くみてました。ごめんなさい。

困って、いろいろ調べると、まずは花粉と接触しないのがいいらしいですね。

外に出ない。窓を開けない。洗濯物や布団を干さない。外から帰ってきたら、花粉を払い落とし、着ているものを洗い、シャワーを浴びる。

それで、洗濯の回数が増えました。

今までは外出着は、洗濯の必要性を感じなければ洗わなかったけど、今は、花粉がついてるかもという恐れで、なんでもガンガン洗います。

布がいたむなあ。おしゃれなんかしてられないなあ。

最近、きものを着る機会が続いています。私の道中着は、輪奈ビロード。きゃー、これは、花粉、くっついたら離れないね。それにこれこそ洗えないし。困った。困った。

4.   たくさま

先日、ONLY ONLYで帯を作らせていただいた「たくさま」と再会できました。

帯、イメージぴったりで、お似合いで、とてもうれしかったです。たくさま、キラキラしてました。

ブログにお写真、載せさせております。ぜひご覧ください。

https://www.someoriyoshida.com/category/only-only-注文制作/たくさま

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きものと帯の注文制作

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