吉田美保子の some ori ノート

けむさま、スタート!

2018.08.16

さあ、夏の終わりも見えてきました。秋は着物の季節です。新しいONLY ONLY をスタートしましょう。

今回のヒロインは「けむさま」。かわいい愛称でしょ。このお名前の由来は、けむちゃんという猫さんです。もう16年も前に保護された、おばあちゃん猫なのですって。今回のヒロインの「けむさま」に寄り添って、いい人生(猫生)ですね。

ところで、ところで、けむさまと私の出会いは、この春の伊勢丹での展示会の初日のことでした。とても気品のある奥様がふらっと現れたと思ったら、帯を即決でお求めくださいました。こういう時、腰が抜けるほど驚きますね。何年やっても慣れません。なんとびっくり、ありがたい。

驚いて、少しお話しすると、もう何年も前の銀座もとじさんでの個展も見て下さっているとのこと。その時から気にかけて見てくださっているとのことで、なんと、なんと、本当に、本当に、ありがたい。じーんとしました。

お話ししてたら、お着物も考えてるのよっておっしゃってくださって、まあ、ではメールでご連絡をと申し上げたら、なんとメルマガも取ってくださっているとことで、メール上でもすでに繋がっている方だと判明しました。

あとで住所録を探すと、ずっと前にお名前いただいてました。いやはや、失礼しました。

そして、またメールで連絡取りましょうということで、このありがたいお出会いは余韻を残しながら、一旦終了したのでした。

福畑ワークショップ

2018.08.12

今日は、午前中からお出かけしました。

素敵なお友達の福永麻子さんが、何やら面白そうなことを始めてて、そのワークショップだというのです。麻子さんは、近頃、地元世田谷区で区民農園にハマってて、それがにょきにょき発展してるみたい、、、、というのは、彼女のSNSで知ってたのだけど、、、、

二子玉川の蔦屋家電で開催とのこと(広報はこちら→)(福永さんのSNS、私のフリンジ日記はこちら→)。ふむふむ。読んだだけではよくわからんけど、麻子さんの周りには、いつも素敵な人が集まるのだよな、出かけてみよう。

で、すごーく面白かったです。

ようは、農業初心者の麻子さんが、近くのレストランのシェフが地元の有機野菜を使って料理しているのを知り、それがめちゃくちゃ美味しくて、シェフの方が野菜を調達している農家さんとも懇意になり、農業の深さと面白さに目覚め、その素晴らしさをみんなにシェアしましょうという企画でした。

シェフの方も農家さんも、お話は得意でないということでしたが、話し出したら、深くて豊かで、面白かったのだわー。

世田谷区という大都会においての、区民農園、地元野菜のレストラン、地元の農家さん、それは珍しいけど、正直、別のところにもあると思います。それに、一つ一つにあまり光が当たってないように思います。

それが、今回こんなに面白かったのは、麻子さんのコーディネート力と引き出す力、大きいなあと。地元でコツコツ、自分がすべき仕事を、もっとよくしようと淡々と日々精進されている方々のカッコよさ、なかなか注目されませんものね。

ガスパチョを試食させていただいたのですが、あまりに美味しくて目が覚めた!

これぞプロの仕事と思いました。素材の良さを最大限に引き出して、最適の技術で手を加え、しかし余計なことはせず、、仕上げの完璧さ、、、。これらは、料理に限らずモノづくりを仕事にしている者でしたら、日々向き合っていることですが、、、はい、難しいです。それが完璧。さすがだなあ〜。

うーむ、ここのお店行きたいな。シェフの方、仕事をノリに乗って楽しんでるって感じでした。ここです→☆(二子玉バルIBERO)

私は今、お土産に持たせてくれた「夏をとじこめたトマトケチャップ」を、オムレツを作って、よく冷やしたお手軽白ワインに合わせて、うーむとうなっていただいてます。形のくずれたオムレツが引き立つわーー。ワインも上等にしてくれる。この何げなく完璧ってのが、いいよね。目指すところよね。

上の写真、いただきましたよ。右が福畑の福永麻子さん。左がIBEROのシェフ 坪井 健一郎さん。楽しむ私。

断捨離、続行中

2018.08.08

先日配信したメルマガには書いたのですが、今、私、断捨離にはまっています。

一応の区切りがついたのでメルマガに書いたはずだったのですが、実はしつこく続けてて、今もやってます。染織の道具も、プライベートのいろいろも、よく見極めて、捨てるべきは捨ててます。

で、思ったこと。

断捨離すると、語りたくなる!笑

なのですよ〜。

いかに不要なものに囲まれていたか、それをどう取捨選択したか、などなど。。。
が、大抵の方は聞きたくないでしょうから、書きませんね。

聞いてやってもいいって方は、うちに遊びにきませんか?以前にお越し下さった方がいいです。で、前と比べて、ここがこうなったと熱弁をふるいたいです。あはー、うざいですね。

昨日今日と、キッチン周りを徹底的に掃除してますが、びっくりするのは、唐辛子のタネが至る所で、発見されるってことです。調味料置き場はもちろん、冷蔵庫のたまご置き場の下とか、扉のパッキンに挟まってたりとか。
野菜室の隅に、ピーマンのタネが干からびてるのもお約束。あと、魚のウロコ。ウロコがある魚を料理したのなんて、いつでしょう?それがひょいと発見される。。。

ちょいと遺跡発掘者の気持ちを味わっております。

「カメラを止めるな!」

2018.08.02

映画見てきました。「カメラを止めるな!」。で、先ほど暑い中帰ってきて、ひとっ風呂浴びて、心地よい疲労感です。

見に行った理由は、ツイッターやノートでフォローしている方々が、口々に大絶賛&心からのおすすめしていていたから。これは見たいなと。よし!映画の日ねらいだ!

で、みなさん、「ネタバレ注意」「できるだけ事前情報を仕入れるな」と書いてて、そっか、ではそうしましょうと、無垢の状態で行きました。

で、泣いたり笑ったり、忙しかった。声を出して笑った。「ポン!」

なんか、すごくリアルに感じてしまって、登場する映画監督が、本当にこの映画の監督みたいな錯覚。登場していた監督さんは役者さんなんだよね〜。不思議だわー。

私も大絶賛&心からのおすすめです。特に物作りしている中年以降(笑)の方!事前情報はないほうがいいけど、ただ一つだけ言うと、前半は全て伏線ですよ。よーく観ておきましょう!楽しんできてください!!

*川崎のチネチッタで見てきました。映画の日とはいえ、満席。多分全ての回がソールドアウトと思う。すごい〜。写真は、映画終わって川崎駅に向かう途中。川崎、初めて行ったけど、庶民的ないい街でした〜。

通販サイト「some ori マーケット」更新!

2018.08.01

うすぎぬ ショール 絹 手織り 冷房よけ

通販サイト「some ori マーケット」を更新しました。

ショールの新作、できてますよ!上の写真は、「うすぎぬショール、やさしいピンク」、こちらのページにあります。→

こちらは、「真夏のうすぎぬショール」。こちらです。→

ショールは他にもいろいろあります。こちらが一覧です。→

暑い夏だからこその必需品。急に二の腕あたりが、寒くなってゾクゾクしたりしませんか?冷房からも身を守ってくださいね。

そして、こちら、おきものと帯をコーディネートしました。きものは「レモンフィールド」。帯は「透明な水」

和装ボディにセットして、写真を撮ってくれたのは chiakiさん。すごいねー。本当に着てるみたいだねー。

帯揚げと帯締めは私物です。合うのあるかしらと思ったけど、少ない中に見つかるんですねえ。つくづくきものって面白い。コーディネートの妙、きものの楽しみですね。

完全注文制作ONLY ONLY も、ご興味あれば、いつでもお問い合わせくださいね。

 

*「some ori マーケット」は、8月12日までのすべての商品の売上10%を、西日本の豪雨被災地へ寄付いたします。善林英恵さんとのコラボ鞄は、期間の区切りなく、いつでも10%を寄付します。よろしくお願いします。

 

works 作品

たくさま の Gently White

2018.07.30

たくさま のONLY ONLY、無事、高松のたくさま のお手元に届きました。

「とても素敵に仕上げていただきありがとうございます。」とメールいただき、ひと安心。お締めいただくには、季節の巡りを待たなくては。それも楽しみのひとつですね。

こちらでもお披露目しますね。

「Gently White(ジェントリーホワイト)」と名前をつけさせていただきました。やさしい、穏やかな、落ち着いた白です。

「地味なのが好き」とずっとおっしゃってたたくさま 、抑えるところは、ぐっと抑えて作りました。

でも、地味なだけじゃないよ。華やかでもある。濃い地のお着物に乗せるとほらこんなに。

こちらは、前帯部分。前帯もおタイコ同様、いろんな色の真綿を、撚り混んで入れてます。太めのキビソ糸もね。

八寸帯 オーダー 注文 お誂え 織り

前帯を、筒状するとこんな感じ。けっこういろんな色が入って、表情ゆたかなの、お分りいただけると思います。

手前がおタイコ、奥が前帯。

八寸帯 オーダー 注文 お誂え 手織り 紬

こんな帯です。

おタイコ部分のアップ。前帯も同様。

こちらはタレ先と手先のアップ。こんな感じで、表情はあるけど、差し色はなし。

八寸帯 オーダー 注文 お誂え 紬 手織り

ベースのヨコ糸はこれ。真綿紬糸を合わせて作ったもの。濃いオリーブ色と薄いグレーで杢糸(もくいと)にしています。

ルーペで見てみましょう。紺色の真綿。

レモン色とオリーブ色を混ぜた色の真綿。

紅色の真綿。

太いキビソ糸を入れたところ。

早く秋になって、たくさま から、「締めましたよ〜」ってお便りが届かないかな〜〜。待ち遠しいわ〜〜〜。

たくさま 、完成

2018.07.27

さあ、完成しましたよ。たくさま のONLY ONLY。ちらっとだけ、お見せしますね。こんな感じで仕上がりました。

お手紙書いて、糸見本を作って、お仕立ての説明をつけて、たくさま のことを考えつつ、発送準備です。

こんな感じで、たくさま の御許、遠く高松にお届けします。

うふふ。帯の全容は、次回のブログで載せさせていただきますね。乞うご期待。

7月26日、今日のよきこと

2018.07.26

今日は、本当によい日でした。

まず、昨晩の久しぶりの夕立のおかげで、大地が落ち着き、よく眠れ、よい目覚めだったこと。

朝の涼しさのまま、今日は一日中、快適だった。神の恩恵のようだった。最高気温が30度って、なんて涼しいんでしょう!(西日本は今日も暑かったとのこと。本当にお見舞い申し上げます。特に、被災地は大変でしょう。お身体、くれぐれも。)

お昼はお客さまとのミーティングだったのだけど、それが、とっても建設的で、深い話もでき、これから織るお着物のご希望も飲み込め、全体像が見えてきて、本当にありがたかったこと。(このお話は、後日ONLY ONLY ストーリーとして書きますね。)

日本橋三越の特別食堂で、超絶おいしいうなぎをご馳走になってしまった!京都の銘菓もお土産に!なんか、怖いくらいの贅沢。

午後は、せっかく東京の東の方へ来たので、足を伸ばし、上野へ。東京国立博物館でやってる「縄文展」、観たかったんだ。

縄文、いい!なんかね、すごく自由。土偶も、土器も。為政者に命令されて作ったのじゃなくのびのびしてる。喜びに満ちてる造形なのだよ。神とか村おさとか、そういうものに捧げるためでもあっただろうけど、自由なのだよなあ。夢中になって作ってて、やり切ってて、カッコいいです。

あとやっぱ、「縄文ポシェット」を観たかったのだけど、これも存在感ありましたよー(このページの上から3番目の写真)。

この頃はまだ、織りはないのだ。編みはあったのねえ。木の繊維を編んでいるのだけど、その構造は綾織そのものでした。タテもヨコも、二本浮いて、織り込んで、また二本浮くの繰り返し。なんで、平織りの構造じゃなかったのかなあ。平織りの方が、単純だし、丈夫なんだけどなあ。綾織のいい点は、柔らかいことなんだけど、縄文人、くるみ採集の鞄に、柔軟性を求めたのかな?

*「縄文 – 一万年の美の鼓動」展は、9月2日まで、東京国立博物館にて。

*写真は、東博、本館の入ってすぐの階段あがったとこ。

 

 

寄付しました。善吉・コラボ鞄より

2018.07.12

おしゃれな普段着物にコーデできるA4和装バッグ

去年の秋に、通販サイトを立ち上げ、その目玉として、善林英恵さんとコラボを始めました。ご存知、「おしゃれな普段着物にコーデする和装バッグ」シリーズです。

その時、売り上げの10%をつどつどプールしておいて、とてつもない自然災害がおこった時に、寄付させていただこうと話し合いました。善林さん、いい提案をしてくれた。モノを作って売る人間の社会参加の一つとして、とても自然でいいと思いました。

おしゃれな普段着物に コーデする A4和装バッグ

とは言っても、災害などないほうがいいから、えんえんとプールし続けたかったのですが、、、、1年を待たず、その時期がやって来てしまいました。

西日本の水害は、とてもじゃないけど、見てられません。これは今すべきじゃない?

善林さんと話し合い、行政や大きな団体の手の届かないところに、自前で駆けつける小さなNPOか個人の方に託したいということになり、、、、さらにモノではなくて、人に使いたいということになり。。。。。

おしゃれな普段着物に コーデする A4和装バッグ

そんな時、写真家の村山嘉昭さんが、徳島から、ロングトラックと大きな水タンクを借りて、水2トンを、今回の豪雨で、甚大な被害をもたらした愛媛県を流れる肱川沿いの個人宅へ届けまわったとフェイスブックで知りまして、この方に託し、交通費の足しにしてもらいたいねということになりました。村山さんにお聞きすると、水を配布されたのは大洲市の肱川沿いに点在する集落と、西予市野村町とのことです。

村山さん、我々の申し出に、はじめは、果たして自分でいいのか困惑していると返事くださったのですが、やりとりを重ね、「わかりました。ありがたくお預かりします。」とおっしゃってくださいました。それで、早速振り込みましたので、ご報告いたします。

村山さんの活動は、フェイスブックツイッターをご覧ください。

今回の寄付の金額は、42,552円 となりました。寄付の元は、以下の9点のコラボ鞄を求めてくださった方々です。本当にどうもありがとうございました。

大きくてヨコながブルー&イエローをお求めくださった、KNさま
小さくてタテなが、海の青をお求めくださった、AEさま
大きくてヨコなが、ブラック&パープルをお求めくださった、NNさま
大きくてヨコなが、グリーン&イエローをお求めくださった、TYさま
小さくてタテながいろんな色をお求めくださった、KNさま
ONLY ONLY でご注文くださった朋百香さま
ONLY ONLY で「My One And Only Bag」を作らせてくださったみるさま
ONLY ONLY でご注文くださったかのさま
ONLY ONLY でご注文くださったもまさま

なお、寄付は直の販売のみとし、お店さまを通して販売しました分は、省かせていただきましたこと、ご了承ください。

A4 和装 バッグ おしゃれ

善林英恵さんとのコラボ作品、上にあげてる写真のもの5点、いま通販サイトにあります。すごく素敵よ。いかがですか?。これら、7月21日土曜日に、京都でも展示販売されるのですよ。見て買いたい方は、こちらへぜひ。

それから、コラボ以外の染織吉田の作品、着物、帯、ショール、タブローなども、期間限定で、販売価格の10%を被災地支援のために寄付します。もし、いつか染織吉田のものが欲しいなってお考えくださっていた方、この機会に、ぜひ、お求めください。こちらは、一ヶ月間、8月12日までの期間限定です。

額がまとまれば、またすぐに寄付したと思っていますので、どうかよろしくお願いします。

たくさま 、すすむ

2018.07.11

さてさて〜、たくさま のONLY ONLY、順調に織り進んでいます。いい感じ!ねらったように織れると、心から楽しいね!

織り機の横から写真を撮るとこんな感じ。

八寸帯 手織り 紬 オーダー 注文 お誂え

そのまま、目線を下げるとこんな感じ。左下のロールが、織った帯の布ですよ。

今、織りたてほやほやのところはこんな感じ。

これが、地糸。自分で合わせて作った杢糸(もくいと)です。

おタイコ部分や、前帯部分には、真綿を自分で紡いだ糸も、入れます。上の写真の4種類に染め分けてから紡ぎました。奥に写っているのは、極太のキビソ糸。これで、でこぼこの表情をつけます。

さらに、これらの真綿をほんの少量ちぎって、糸に撚りつけて、ネップにしています。

ほら、自然にネップ、入っているでしょう。

たくさま 好みの、地味シブ帯になりますよ。もうすぐ完成!

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